アローキャリーと嫁

2002年の桜花賞馬アローキャリーが亡くなっていたという記事を見ました。
僅か２頭の産駒を残しての早世ということで、非常に惜しまれます。

アローキャリーの思い出というのは俺個人としては特に印象に残っていないのですが、ウチの嫁にとってはファストタテヤマと並んで数少ない記憶に残る１頭であったようです。（最近、嫁ネタが多くてスミマセン・・・）


アローキャリーと嫁・・・。

その出会いは阪神ＪＦであったと記憶している。
当時は一介の道営出身馬でしかなかったアローキャリーですが、この阪神ＪＦで人気薄ながら２着に突っ込み一躍注目を浴びる存在となりました。どういう理由かは分かりませんが、このレースを見て嫁はアローキャリーに興味を持ったらしく、当時ＪＲＡで企画された「マイホースクラブ」というＰＯＧまがいのイベントに参加。その指名馬としてファストタテヤマ・メガスターダムとともにアローキャリーをマイホースに指名したわけなのです。
阪神ＪＦ後の数戦、人気に応えることのできなかったアローキャリーは本番の桜花賞ではノーマークの存在。にも関わらず阪神ＪＦ後のレースを１戦も見ていない嫁は人気などどこ吹く風とばかりに◎アローキャリーからの馬券で勝負。日頃は買うことのない「単勝」までも買ってることに俺は驚いたのを覚えています。（女のカンは怖いね・・・）
結果はご存知のとおり、アローキャリーの快勝。
馬連・単勝をゲットした嫁の名が、当時のＪＲＡマイホースクラブのランキングトップ10に載っているのを見たときは腹を抱えて笑いました！

以後、アローキャリーは精彩を欠き、マイルＣＳを最後に引退したわけですが、嫁はこの桜花賞を最後にアローキャリーの馬券は買わなかったそうです。・・・よく、わからない女です（苦笑）
で、この嫁のマイホースの活躍はその後も続き、「歓喜」の菊花賞へ話は繋がっていくわけですけれども・・・その話はまた機会があればということで（笑）

しかし、なんなんでしょうね？
この女のカンっていうやつは・・・。

真剣に馬券買ってるオレらが馬鹿みたいに思えてくる
今、思えばコイツは初めからして普通じゃなかったよ～な・・・。

初めて競馬場に一緒にいって、買った馬券がマイシンザンの朝日ＣＣ。
馬連54.1倍を2000円って初心者が買う馬券ちゃうやろ！！
しかも当たってるし・・・
いきなり奢ってもらったからな（笑）

その後もファイトガリバーの桜花賞とか、プレイリークイーンとか、ファストタテヤマとか・・・。
挙句の果てに31万馬券でしょ・・・・・。
関係ないけど「落ちてる金」よう見つけるし（苦笑）

そのくせ「節約命！」だから困ったものです。

そんな女が選んだ出資馬が「クロノロジスト」
いまだ、北海道の牧場にいらっしゃいます。


・・・・・アローキャリーよ、安らかに・・・。（Ｔ）