この間、夫の部屋に入ったら、床に何やら黒い物体が……
ムカデ!!
うちは山の中にあり、ムカデ、クモ、ダンゴ虫、カマキリ、よくわからない黒にオレンジ模様の毛虫などなど、
家の周りにはそんな虫がウジャウジャいるので、多少のことには驚かない。
しかし、家の中はふいうちやね……
心臓止まるかと思った。
それも大ムカデで、体長15センチ近くある。
こんなヤツに家の中で逃げられたら、ゆっくり眠ることもできないので、あわてて殺し道具を用意。
自分の部屋にあったいらない雑誌を丸めて持って来て、
スパーン!!
一発でしとめてやった。
無駄な殺生をしてしまったが、不法侵入なので仕方がない。
ムカデは刺されるとえらいこっちゃなので、正当防衛である。
3日ほど前も、トイレに行こうと思って廊下に出たら、またムカデ!!
今度は8センチくらいで小さめ。
玄関付近だったので、今度は靴でスパーン!としとめた。
しかし、なんで家の中にこんなのがいるんだ?!
どっから入ってくるねんな……
危険やなぁ。
小さい子供とかいたら、ほんまこわい。
夫が帰ってきてその話をしたら、めっちゃびびっていた
我が家では、虫退治は私の役割である
そして、昨日。
飲みに行って夜中に帰宅すると、夫がリビングで立ちすくんでいた。
そして、情けない声で「かおり~
クモがいる~」という。
はぁ……、クモくらいで情けない……
小さなクモなら私はつかんで外に出してやるのだが、夫はそれを見ていて驚き、
「かおりって、すごいなぁ…
」と感心していたことがあった。
またクモか……、それくらい自分で外に出してよ……と思いながら、夫の指差すほうを見て驚いた。
タ、…タランチュラ?!
階段の壁に、手のひらくらいの大きなクモが這っていたのである。
さすがの私も一瞬ひるんだよ…
こんなのどこから入ってくるの?!
しかし、こんなのと同居なんてできないわけで。
夫が「殺す?」と聞いたが、クモは家の守り神というから殺せない。
だいいち、こんなでっかいの殺したら、その感触がとれずにしばらくうなされるで……!
「いや、逃がす。ちょっと窓開けて見張っといて!」
と言って、洗面所へタオルを取りに行った。
そして、それをムチのようにしならせ、大グモを窓のほうへと追いやった。
クモはなんとか窓のほうへ逃げてくれたので、外に出たらすぐに窓を閉めた。
よっしゃ!!
しかし、帰宅してすぐのこの格闘。酔いもさめるわ……こりゃ
夫はまた「かおりってすごい
」と尊敬の目で私を見ている。
いやいや……男のあんたの仕事でしょ、これは
その後、布団を敷こうとしたら、夫がまた「かおりー!またクモー!」と呼ぶ。
見ると、1センチくらいの小さなクモがいた。
どう見ても、さっきのタランチュラの子供なのだ。
この家に引っ越してきてからいろんなクモと出会ってきたが、あのタランチュラは(タランチュラじゃないけど)すごく手足が長くてこれまでに見てきたクモとはちょっと違った。
そして、この小さなクモはその縮小型といってもいいほどそっくりだったのだ。
親とはぐれたんやな、と思うと、こんなクモにも同情と、チクリと罪悪感を感じる私。
さらに、あまりに小さいので動きが素早すぎて、捕まえることができない。
とりあえず害はないので放っておいてるが、夫はちょっとビクビクしている。
なかなかワイルドな家である。
私も強くなるわー
ムカデ!!

うちは山の中にあり、ムカデ、クモ、ダンゴ虫、カマキリ、よくわからない黒にオレンジ模様の毛虫などなど、
家の周りにはそんな虫がウジャウジャいるので、多少のことには驚かない。
しかし、家の中はふいうちやね……

心臓止まるかと思った。
それも大ムカデで、体長15センチ近くある。
こんなヤツに家の中で逃げられたら、ゆっくり眠ることもできないので、あわてて殺し道具を用意。
自分の部屋にあったいらない雑誌を丸めて持って来て、
スパーン!!
一発でしとめてやった。
無駄な殺生をしてしまったが、不法侵入なので仕方がない。
ムカデは刺されるとえらいこっちゃなので、正当防衛である。
3日ほど前も、トイレに行こうと思って廊下に出たら、またムカデ!!

今度は8センチくらいで小さめ。
玄関付近だったので、今度は靴でスパーン!としとめた。
しかし、なんで家の中にこんなのがいるんだ?!
どっから入ってくるねんな……
危険やなぁ。
小さい子供とかいたら、ほんまこわい。
夫が帰ってきてその話をしたら、めっちゃびびっていた

我が家では、虫退治は私の役割である

そして、昨日。
飲みに行って夜中に帰宅すると、夫がリビングで立ちすくんでいた。
そして、情けない声で「かおり~

はぁ……、クモくらいで情けない……

小さなクモなら私はつかんで外に出してやるのだが、夫はそれを見ていて驚き、
「かおりって、すごいなぁ…

またクモか……、それくらい自分で外に出してよ……と思いながら、夫の指差すほうを見て驚いた。
タ、…タランチュラ?!

階段の壁に、手のひらくらいの大きなクモが這っていたのである。
さすがの私も一瞬ひるんだよ…

こんなのどこから入ってくるの?!
しかし、こんなのと同居なんてできないわけで。
夫が「殺す?」と聞いたが、クモは家の守り神というから殺せない。
だいいち、こんなでっかいの殺したら、その感触がとれずにしばらくうなされるで……!
「いや、逃がす。ちょっと窓開けて見張っといて!」
と言って、洗面所へタオルを取りに行った。
そして、それをムチのようにしならせ、大グモを窓のほうへと追いやった。
クモはなんとか窓のほうへ逃げてくれたので、外に出たらすぐに窓を閉めた。
よっしゃ!!
しかし、帰宅してすぐのこの格闘。酔いもさめるわ……こりゃ

夫はまた「かおりってすごい

いやいや……男のあんたの仕事でしょ、これは

その後、布団を敷こうとしたら、夫がまた「かおりー!またクモー!」と呼ぶ。
見ると、1センチくらいの小さなクモがいた。
どう見ても、さっきのタランチュラの子供なのだ。
この家に引っ越してきてからいろんなクモと出会ってきたが、あのタランチュラは(タランチュラじゃないけど)すごく手足が長くてこれまでに見てきたクモとはちょっと違った。
そして、この小さなクモはその縮小型といってもいいほどそっくりだったのだ。
親とはぐれたんやな、と思うと、こんなクモにも同情と、チクリと罪悪感を感じる私。
さらに、あまりに小さいので動きが素早すぎて、捕まえることができない。
とりあえず害はないので放っておいてるが、夫はちょっとビクビクしている。
なかなかワイルドな家である。
私も強くなるわー
