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明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

母の作品展示会へ

2009-04-09 14:44:43 | 生活
7日(火)~12日(日)まで、
母の作品展が行われている。

といっても、今回は個人ではなく誘いを受けてのグループ展。
それも、前のようにギャラリーではなく、町内の施設で。
「ふれあいセンター」といって、町立図書館とかが入っている建物の
4階展示室でこじんまりと開催されている。

この2年ほど母は園芸ばっかりやっていて、
手芸からは遠ざかっていたので、
誘われたものの、あまりやる気もないようだった。

それで、私もどうしようかなーと思っていたのだけど、
昨日は母も展示室にいるというから、ゆうちゃんを誘って行ってみた。

すると、思っていたよりは広い場所だったし、
作品点数もそれなりにあった。
(写真を撮ってくるのを忘れたので、日曜日にもう一度行って撮ってくる)

私に作ってくれていたテーブルセンターまであった

藍染の古布を使ったパッチワークなのだが、
50歳を過ぎたおばちゃん連中は、結構こういうのが好きみたい。
作品の出来ももちろんだけど、布自体に価値があるものは、
ちょっとしたマットでも1~3万円程度で売れる。

園芸屋も辞めたことだし、これからまた本格的に作ればいいのに、と思う。
が、本人は園芸に未練があるようだ

グループ展ということで、他の方の作品もあり、
中には非常に美しく心惹かれるものもあった。
ゆうちゃんも楽しんでくれたようだ。

「お母さん、相変わらず元気やなぁ。顔もツヤツヤしてるし……」
と言われた。

本当に……。
娘がエイジングケアを今年の目標にしてるっちゅうのに
なんであの人の顔はツヤツヤなんだか……。

相変わらず、言うこともテキトーだし。
ゆうちゃんが「家の植木に白いふわふわの虫がつくんですけど、どうしたらいいですか?」と聞いたら、
「そのふわふわの中に小さな虫が入ってるヤツじゃない?」
なんて、知ってるふうに言うので、園芸屋としての回答を期待していたら、

「さー、どうしたらいいのかしらね。手でとるのが一番よ!」

……あーあ

ゆうちゃんもガックリである

一通り見終わって、うちに寄ってもらい、
お茶を飲みながら少ししゃべった。

平和なひとときであった


私のベランダと町の高校 ~春の風景

2009-04-07 23:52:59 | 生活
今週は天気がいいので、嬉しい

小さなベランダにぎっしりと並んだプランターも
だんだん華やかになってきた。



今はパンジーとビオラがきれいに咲いている。



パセリとサニーレタスも生き生きと育ち始めた。
これらはあると本当に便利。



まだ花は咲いていなくて、うっそうとしているのもあるが……
早く花が咲くといいな。




お正月の門松も、とりあえず生きている(笑)



緑や花を見ていると、本当に幸せ。
特に今日みたいな暖かい春の日は。

ベランダからの風景。



あと一月もすれば、この土の部分が全部田植えしたばかりの苗になる。
緑の絨毯はとてもきれい。

そういえば、うちの近くに高校があるのだが、
ある生徒がそこを受けたいというので、どんなところか見せるために
写真を撮っていってあげた。

どこまでも広がる田んぼと山。



この画像の中に見える「トッパンフォームズ」の看板の後ろにその高校はある。

生徒に見せると、山も田んぼもないところに育った子供たちは言った。
「これどこ?大阪?」
「めっちゃ田舎やん!」

まあ、納得の反応だ

そのうちに、ある生徒が言った。
「老後はこんなところに住みたいな……」

なんだか笑ってしまった。

老後じゃなくて、子供の頃から住むとホントにいいよ。
最高よ、この町は。
毎日3時半には「森のクマさん」の音楽が流れて、
5時には季節ごとに違う音楽が町中に流れるんだから(笑)
(「峠の我が家」とか「エリーゼのために」とか)

この写真に写っている荒地も、5月には水田になる。
すぐそばをJRが走っていて、
夜、列車が通ると、窓の灯りが水田に映ってきれい。
昔はよくもんちゃんと一緒に、この辺りを散歩したっけ……。

入学式って明日かな?
この「老後に住みたい町」にある高校にも
私の生徒が2人通うことになった。
あの子たちがこれから毎日この町のあの風景に溶け込んで(一人はどうにも溶け込みそうもないキャラだが……)いくと思うと、ちょっと嬉しい

頑張ってね!と心の中でエールを贈る。
(頑張ってね=留年しないでね!)

そんな春の日。


万博公園でお花見

2009-04-06 11:44:01 | 生活
夫と万博公園に花見に行った。



子供の頃から嫌ってほど行ってる場所だが、
いつ行っても万博公園は楽しい。
四季折々の自然がきれいだし、
どんなに人が多くても気にならないほど広いし。
岡本太郎の太陽の塔も見られるしね。

朝は仕事があると夫が言うので、
お昼から出かけて着いたのは2時過ぎ。

お弁当も家にあるものを焼いたり揚げたりして詰めただけ。



でも、おにぎりはサッカーボールにした!
(そういう海苔が売ってるのです)
三角のは、中に鮭を入れて、持っていっていた韓国海苔を巻いて食べた。

私が海苔2枚で、おにぎりの表と裏と両方から挟んで食べていたら、
「うおー! 贅沢食いやな」と夫。

……なんだよ、贅沢食いって。

夫の実家ではそう言っていたらしい。
この人はどうも貧乏性で、好きなものをずっと最後まで残していたりする。
私は一番に食べるか、残して人に見せつけて食べる嫌なヤツだ
この日も自分の取り分のから揚げ(夫の大好物)を最後に1つ残し、
「ほらほら~」と見せつけながら食べた。

あー、おいし

私たちは酒に人生を振り回されている夫婦なので、
万博公園に着くとすぐに桜ではなく、ビールを売っている売店を探した。
売店の近くで花見をしようと思って。

しかし、なかなかなく、そのうえ、やっと見つけたらスーパードライ……。
(二人とも苦手!)
やむを得ず、500mlと350mlを1缶ずつ買ったら、

「850円です」

え?850円?
100ml=100円?
スーパードライなのに?

泣きそうだったが、仕方なく850円を払った。
お弁当の後ろに写っているのが、それ。
二人で文句を言いながら分け合って飲んだ。

でも、桜はきれいだったなぁ。
すごい人だったけど、やっぱり万博公園は広すぎて気にならない。
場所取りとかもないし……。





まだ完全に満開ではなくて、7分咲きくらいの桜が多かったけど、
十分に楽しめた。

寝転がって空を見ても、桜。


空も青くてきれい。
気温もそれほど寒くなかったし。

お弁当の後は、おつまみと酒。
花見用に購入した小瓶(300ml)を1本持ってきていた。
「竹の露 白露垂珠 純米吟醸」
このシリーズは今回6本購入して、
その他のお酒と合わせて11本テーブルに並べていたら
夫に爆笑された
「どんだけ好きやねん」と。

ちゃんとお猪口も持って行っていたので、
注ぎ合いながら、しばし花見酒を楽しむ。
いいねぇ・・・
うまいねぇ・・・

それにしても、日本人は桜が好きだなぁ。
春の訪れと共に咲くのもいいのだろう。
これが夏の花だったら、そんなに見に行かないのでは?

桜が咲いたら春が来る。
いろんなことがスタートする。
そういう季節の花だから、開花を待ち焦がれてしまうのかもしれない。

短い期間しか楽しめないのもいいのかな。
花びらが散って風に舞う様子も、日本人の好きな風情があるし。

実は、こういうお花見ってあまりしたことがなかった。
桜は好きだし、お花見も必ずするけれど、
私にとっての花見は京都のお寺や神社、桜並木などを「眺める」ことであって、
文字通りの「お花見」だった。

敷物の上でお弁当を食べたりお酒を飲んだりしながらやる「花見」は
どうもお下品で嫌だと思っていた。
(ニュースで場所取り合戦や、マナーの悪さを見ていたからかもしれない)

でも、やってみたら楽しかった。
マナーの悪い人も周りにはいなくて、みんなが思い思いに楽しんでいた。

平和だな・・・と思うと、
こうしていることが少し罪にも感じられた。

その後、敷物をたたんで、片付けて、もう少し公園内を歩くことにした。
すると、すごい人だかりが目に入る。
「桜まつり」ということで、桜並木のところにいっぱいお店が出ているのだ。

何かおいしそうなものはないかなーと1店1店見ていたら、

あっ!

生ビールある!それも500円!
モルツもある!
サッポロもある!
プレミアムモルツもある!

「ここで買えばよかった……」と二人ともがっくり
酒に情緒をかき乱されてばかりの夫婦であった。

受け入れることから始まる

2009-04-04 17:05:28 | 生活
そういえば、日記を書くのは3日ぶりくらいだろうか。
こんなに空くのも珍しい。
最近は、毎日ちょこちょこと仕事をして、
いろいろ料理をして、
自分の部屋のいろんなところを整理して、
天気がよかったので洗濯ばかりしていた。
(布団カバーとか、毎日洗濯できないもの)

数日前に、あやと飲みに行くことになった。
福島の「福の家」。
予約しなくても大丈夫だったし、ゆっくりと過ごせた。
美味しかったし楽しかった。

だいたいあやとふみこと3人で会うことが多いのだが、
たまにふみこと二人で遊んだり、
あやと二人で飲みに行ったり、ということもある。

ちょっと飲みすぎて(日本酒4合くらい)、
帰りはなぜか吹田で降りてしまった。

なせ、吹田?!

この日、一番楽しかったのは、「銭ゲバ」の話。
久しぶりに私が通してみたのがこのドラマで。
秋山ジョージの原作で、松山ケンイチが主演ときたら
見ないわけにいかないでしょう!!
(私は原作のマンガも持ってます!)

毎週、土曜日が楽しみで仕方がなかった。
今はもう見るものが何もなくなって、生活にはりあいがない……。

あやはドラマ好きなので、やっぱり「銭ゲバ」も見ていて、
最終回の解釈を二人とも語るのにすごい盛り上がりを見せた。
私と全く同じ想いで見ていて、
「もうあそこで泣いて泣いて……」
「私もそう!そうやんな!」
と興奮しまくった。

その他もいろいろ話をして、美味しいお料理とお酒を堪能
楽しい夜だった。

まあ、それにしても3月はよく遊んだ!!
かどやと「まゆのあな」に行ったのに始まり……
一通り、会える人とは全部会ったかな……。
2月までの仕事疲れもこれで癒されたような気がする。

そして、4月に入った今も、仕事のペースはゆっくりしている。
年度代わりなので、塾もあと1週間はないし、
抱えている仕事も、一旦止まっているものが多くて。
4月末から始まるものとか、修正待ちとか。

ちょっとでも仕事が途切れると焦ったり鬱になったりする私だが、
今回はなぜか落ち着いている。
それは、たぶん、こういう自分の生き方を「受け入れられた」からだと思う。

あまりに人間が未熟すぎたために、
この年になってもまだ日々成長を続ける私だが、
「受け入れる」という行為の大きさをひしひしと感じている。

自分を「受け入れる」ことができない限り、人は前に進めない。
「受け入れる」は「認める」にも置き換えられる。

私は夫と出会ってからずっと幸せが続いている。
そのちょっと前にびりけんのマスターが言っていた事を思い出す。
「自分を認めて好きになれたら、いい出会いが生まれて、
そこから幸せの連鎖が始まるから」

これは本当だった。

次々にいい出会いが生まれて、幸せの連鎖が始まったのだ。

仕事の取引先。
塾の新しい講師。
ずっと音信不通になっていた高校時代の友人やクラスメイト。
仕事で取材した相手。
夫の友達。

出会う人たちすべてが自分よりもずっと人間的に優れた人たちで、
楽しくしゃべりながらも、
「私も前より良くなったから、こういう良い人たちと一緒にいられるんだなぁ」とかみしめる瞬間がある。

昔からの親友たちは別で、
彼女達はどんな時のどんな私のことも受け入れてくれたし、
今は少しでもその恩返しができればいいと思っている。
たまに会って話せば、それは何にも替えがたいひと時となる。

それでも、コープで買い物をして、荷物を提げながら歩いているときに、
たまにふと不安がよぎることがある。
それは決して重いものでもないし、暗いものでもない。

立ち止まって、公園の桜を眺める。
砂場で遊ぶ子供たちと、その母親たちを見つめる。

自分の存在を確かめる。
ほんの数十秒間。

そして、また何もなかったように歩き始める。

昨日は部屋の整理をしていて、自分の昔の創作ノートとか
読書日記とか、いろんなものが出てきた。
読み出すと感情的になるので、ちらっと中を確かめただけで引き出しに入れた。

こういうところも私は変わった。
「自分を不幸にしない」。

ただ、誰かと話をしたくなって、
ベランダに出て、月を探した。
半月に近い三日月だった。

明日は雨だなぁと思った。