昨日に続き、今日もライブへ。
今日は京都の磔磔で、くんちょうと、田中晴之さんと、ツインズのお兄ちゃん・小竹直さんというユニットのライブ。
3人とも、それぞれ別のバンドで好きになったのに、その3人が一緒にやるなんて、ファンとしてはたまらない。
ツインズ弟・小竹親さんもブラシを中心としたリズム隊で参加していた。
今まで100本以上は軽くライブというものを観ているけれど、その中でもベスト5に入るんじゃないかと思うほど、今日のライブはよかった。
この間、ジェイムス・コットンを高い金を出して観にいったけど、正直に言って、それの100倍よかった。
終わってから20回くらい、「よかったなぁ」と口に出した。
それくらいすごかった。楽しかった。最高だった。
Route66からスタート。
ブルースっぽいアレンジではなく、原型っぽいジャズバージョン。
それも、ちょっとお洒落で。
ギタリスト3人(それも全員かなりの腕前)というのは、かなり贅沢。
ギター弾きにはたまらないと思う。
3人3様の良さがあり。
でも、くんちょうのソロになったら、ぐっと来て泣きそうになった。
ああ、魂の音だ。ソウルに響く。
そのうえ、全員歌えるのだから、またすごい。
くんちょうのスティーヴィー・ワンダーに、ジェイムズ・ブラウンと続く。
そして、ツインズおにいちゃんの歌がまた今日は最高だった。
たぶん、めっちゃサム・クックが好きなんだと思うけど、いつもやる「NOTHING CAN CHENGE THIS LOVE」じゃなくて(これは私が一番好きな曲だ。結婚式の彼の入場曲にも使ったほど)、「BRING IT ON HOME TO ME」。
サム・クックって、やるのは難しいだろうなぁと思う。
あのゴスペル出身の人並みはずれた歌唱力を再現することになるから。
だけど、見事にやってのけた。
サム・クックのよくやる「ハッハ」という曲の途中の笑いまで忠実に。
なんかもうホント、痺れてしまった。
その後に、マーヴィン・ゲイの名曲「WHAT'S GOING ON」もやって、これもよかった。
この曲を聴くと、いつももんちゃんのことを思い出す。
最初にこの曲を教えてくれたのがもんちゃんだったからだろうな。
「私の大好きな曲やねん」と言って。
いつもいいライブを観ていると、「ああ、あの人にも聴かせたい」というふうに思い浮かべる人がいるのだけど、今日はこの2曲だけでももんちゃんに聴かせたいなぁと思った。
きっと気に入るだろうなって思って。
その後は、くんちょう節炸裂のファンキーな曲や、スティーヴィー・ワンダーの「Living For The City 」や、定番「Georgia On My Mind 」。
やっぱり定番曲っていいな。
なんか安心するし、名曲は名曲だ。
それこそ、色褪せることなく。
ブルースを聴いていると、バーボンは水のように溶けていく。
とても40度あるとは思えない。
やさしい、清らかな水のようだ。
1曲1曲が終わるごとに、盛大な歓声と拍手。
思っていたより人が入っていて、今日は満席。
みんな本当にブルースが好きで、くんちょうが好きなんだろうな。
たまにこういうライブがあるけど、客席の気持ちが一体になる。
いいオーラが充満して、気持ちよくてたまらない。
曲が終わる。
その曲に心から満足していて、もっと聴きたくて、それを伝える手段がないから、拍手をやめられない。
ありがとう、ありがとう。
よかった、よかった。
もっと、もっと。
……そんな気持ちを伝えたくて、ただひたすら拍手する。
私だけじゃなく、大勢の人がそうで。
だから、久しぶりに、曲の終わりに拍手が鳴り止まないという状況に遭遇した。
黄色い歓声も飛び、くんちょうが、
「久しぶりに女の子にキャーキャー言われました。なんかのってくるなぁ」
と嬉しそうに言っていたのが印象的だった。
見た目はすっかり白髪で好々爺みたいになってるけど、ギターを持てばかっこいいロッカーみたいで。
なんだか若いなぁと思った。
磔磔は民家の中にあるため、9時までしか演奏ができない。
9時ジャストにラストの曲が終わったが、やはり鳴り止まないアンコール。
近所迷惑も考えて、アンコールは静かな曲で。
「LOVE ME TENDER」
結婚式の披露宴ライブでもやってもらった曲だ。
いろんなことを思い出して、感動もひとしお。
途中、客として来ていた塩次伸二さんも飛び入り参加で1曲弾いて、客の誰かが「もう、最高やな!」と叫んだ。
見知らぬ人の叫びに、うん、うんと心でうなずく。
ライブハウスを出るとき、久しぶりに「お腹いっぱい」と思った。
びりけんでさんざん美味しいものをたらふく食べた後みたい。
満たされて、幸せで、もう入らない。
なのに、もっともっとと思う自分もいて。
帰り道に思う。
これは名古屋のけんちゃんにも聴かせたいなぁと。
きっと気に入ると思う。
なんか、そんな気がして彼に言ったら、彼も「そうやな」ってうなずいた。
お腹いっぱいなのに、欲張りな私は、帰るとすぐにサム・クックを聴いた。
この余韻にいつまでもひたっていたい気分。
Sam Cooke-Bring It On Home to Me [Live]
今日は京都の磔磔で、くんちょうと、田中晴之さんと、ツインズのお兄ちゃん・小竹直さんというユニットのライブ。
3人とも、それぞれ別のバンドで好きになったのに、その3人が一緒にやるなんて、ファンとしてはたまらない。
ツインズ弟・小竹親さんもブラシを中心としたリズム隊で参加していた。
今まで100本以上は軽くライブというものを観ているけれど、その中でもベスト5に入るんじゃないかと思うほど、今日のライブはよかった。
この間、ジェイムス・コットンを高い金を出して観にいったけど、正直に言って、それの100倍よかった。
終わってから20回くらい、「よかったなぁ」と口に出した。
それくらいすごかった。楽しかった。最高だった。
Route66からスタート。
ブルースっぽいアレンジではなく、原型っぽいジャズバージョン。
それも、ちょっとお洒落で。
ギタリスト3人(それも全員かなりの腕前)というのは、かなり贅沢。
ギター弾きにはたまらないと思う。
3人3様の良さがあり。
でも、くんちょうのソロになったら、ぐっと来て泣きそうになった。
ああ、魂の音だ。ソウルに響く。
そのうえ、全員歌えるのだから、またすごい。
くんちょうのスティーヴィー・ワンダーに、ジェイムズ・ブラウンと続く。
そして、ツインズおにいちゃんの歌がまた今日は最高だった。
たぶん、めっちゃサム・クックが好きなんだと思うけど、いつもやる「NOTHING CAN CHENGE THIS LOVE」じゃなくて(これは私が一番好きな曲だ。結婚式の彼の入場曲にも使ったほど)、「BRING IT ON HOME TO ME」。
サム・クックって、やるのは難しいだろうなぁと思う。
あのゴスペル出身の人並みはずれた歌唱力を再現することになるから。
だけど、見事にやってのけた。
サム・クックのよくやる「ハッハ」という曲の途中の笑いまで忠実に。
なんかもうホント、痺れてしまった。
その後に、マーヴィン・ゲイの名曲「WHAT'S GOING ON」もやって、これもよかった。
この曲を聴くと、いつももんちゃんのことを思い出す。
最初にこの曲を教えてくれたのがもんちゃんだったからだろうな。
「私の大好きな曲やねん」と言って。
いつもいいライブを観ていると、「ああ、あの人にも聴かせたい」というふうに思い浮かべる人がいるのだけど、今日はこの2曲だけでももんちゃんに聴かせたいなぁと思った。
きっと気に入るだろうなって思って。
その後は、くんちょう節炸裂のファンキーな曲や、スティーヴィー・ワンダーの「Living For The City 」や、定番「Georgia On My Mind 」。
やっぱり定番曲っていいな。
なんか安心するし、名曲は名曲だ。
それこそ、色褪せることなく。
ブルースを聴いていると、バーボンは水のように溶けていく。
とても40度あるとは思えない。
やさしい、清らかな水のようだ。
1曲1曲が終わるごとに、盛大な歓声と拍手。
思っていたより人が入っていて、今日は満席。
みんな本当にブルースが好きで、くんちょうが好きなんだろうな。
たまにこういうライブがあるけど、客席の気持ちが一体になる。
いいオーラが充満して、気持ちよくてたまらない。
曲が終わる。
その曲に心から満足していて、もっと聴きたくて、それを伝える手段がないから、拍手をやめられない。
ありがとう、ありがとう。
よかった、よかった。
もっと、もっと。
……そんな気持ちを伝えたくて、ただひたすら拍手する。
私だけじゃなく、大勢の人がそうで。
だから、久しぶりに、曲の終わりに拍手が鳴り止まないという状況に遭遇した。
黄色い歓声も飛び、くんちょうが、
「久しぶりに女の子にキャーキャー言われました。なんかのってくるなぁ」
と嬉しそうに言っていたのが印象的だった。
見た目はすっかり白髪で好々爺みたいになってるけど、ギターを持てばかっこいいロッカーみたいで。
なんだか若いなぁと思った。
磔磔は民家の中にあるため、9時までしか演奏ができない。
9時ジャストにラストの曲が終わったが、やはり鳴り止まないアンコール。
近所迷惑も考えて、アンコールは静かな曲で。
「LOVE ME TENDER」
結婚式の披露宴ライブでもやってもらった曲だ。
いろんなことを思い出して、感動もひとしお。
途中、客として来ていた塩次伸二さんも飛び入り参加で1曲弾いて、客の誰かが「もう、最高やな!」と叫んだ。
見知らぬ人の叫びに、うん、うんと心でうなずく。
ライブハウスを出るとき、久しぶりに「お腹いっぱい」と思った。
びりけんでさんざん美味しいものをたらふく食べた後みたい。
満たされて、幸せで、もう入らない。
なのに、もっともっとと思う自分もいて。
帰り道に思う。
これは名古屋のけんちゃんにも聴かせたいなぁと。
きっと気に入ると思う。
なんか、そんな気がして彼に言ったら、彼も「そうやな」ってうなずいた。
お腹いっぱいなのに、欲張りな私は、帰るとすぐにサム・クックを聴いた。
この余韻にいつまでもひたっていたい気分。
Sam Cooke-Bring It On Home to Me [Live]
また大阪帰って来たら、いいライブに一緒に行きたいねぇ。
音楽とか、映画とか、本でもそうやけど、元気をくれるものはやっぱりいいな。
自分も生み出す側になれたら、また最高なんやけどな~
仕事、がんばれ。
あ~また京都でブルース、聴きたいなぁ・・・
ギタリストだらけって最高やな!
わたしたちは昨日の夜は「陰日向に咲く」のDVD見てた。
ちょうど二人とも仕事のことでテンション低低やってんけど、見終わったら元気になってた。
他のひとが作る映画とか音楽とかで、すごく元気になれるもんやね。