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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第二節 訳

2013-11-08 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第二節

 帝曰。有病身熱。汗出煩滿。煩滿不爲汗解、此爲何病。

 岐伯曰。汗出而身熱者風也。汗出而煩滿不解者厥也。病名曰風厥。

 帝曰。願卒聞之。

 岐伯曰。巨陽主氣。故先受邪。少陰與其爲表裏也。得熱則上從之。從之則厥也。

 帝曰。治之柰何。

 岐伯曰。表裏刺之。飲之服湯。

 

黄帝が申されました

身熱を病み、汗が出て煩満するという。煩満は汗が出て解すことはないという、これはなんという病であろうか。

 

有病身熱。汗出煩滿。煩滿不爲汗解、此爲何病。

鍼灸医学大系(通解)

「身体に熱があり且つむなぐるしい症状の患者で、汗が出ても、其のむなぐるしい症状が一向に解けないというのは、何んという病であろうか」と。

有病身熱、汗出煩満、煩満不為汗解。此為何病。

東洋学術出版社素問【現代語訳】

「身体の発熱する病気に罹り、発汗、煩満がみられる。煩満は発汗しなくても緩解する。これは何という病気であろうか」。

 

岐伯がお答え申し上げました

汗が出て身熱があるものは風でございます。汗が出て煩満が解けないものは厥と申します。病は風厥と申します。

黄帝が申されました

之について詳しく聞かせくれんか。

岐伯が申し上げました

巨陽(太陽)は諸陽の気を主りまして、それ故、足の太陽膀胱經がまず邪を受けるのでございます。太陽は少陰と表裏を為しまして、太陽が熱すれば之に従い少陰腎經もまた之に従い上逆します。之に従い上逆すれば厥となります。

黄帝が申されました

これを治療するにはどうするのじゃ。

岐伯がお答え申し上げました

これを治療するには表裏つまり太陽と少陰を刺針したします、それは太陽を瀉し、少陰の逆気を下し(張志聡の註・張景岳も同様に言っている・馬蒔は少陰の気を補すと言っている)まして、そして湯薬を飲ませます。

 

張志聡の註・馬蒔の註=鍼灸医学大系

張景岳の説=東洋学術出版社素問

 

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