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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第五節 訳 あおむけに寝ると咳はひどくなります

2013-11-23 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第五節

 帝曰。願聞其説。

 岐伯曰。邪之所湊、其氣必虚。陰虚者、陽必湊之。故少氣時熱而汗出也。小便黄者、少腹中有熱也。不能正偃者、胃中不和也。正偃則欬甚、上迫肺也。諸有水氣者、微腫先見於目下也。

 帝曰。何以言。

 岐伯曰。水者陰也。目下亦陰也。腹者至陰之所居。故水在腹者、必使目下腫也。眞氣上逆。故口苦舌乾。臥不得正偃。正偃則欬出清水也。諸水病者故不得臥。臥則驚。驚則欬甚成。腹中鳴者、病本於胃也。薄脾則煩不能食。食不下者、胃脘隔也。身重難以行者、胃脈在足也。月事不來者、胞脈閉也。胞脈者屬心而絡於胞中。今氣上迫肺、心氣不得下通。故月事不來也。

 帝曰。善。

 

 黄帝が申されました。

 その説明を聞かせてくれんか。

 岐伯が申し上げました。

 邪気が集まる所はその精気は必ず虚してしまいます。陰虚というものは陰虚の説明にあるように陽が必ず集まるのでございます。精気が虚すると少氣し時に発熱して発汗があります。そのとき小便の色は黄色くなります、それは下腹部に熱があるためでございます。あおむけに寝ることが出来ないのは胃中不和によるものでございます。あおむけに寝ると咳はひどくなります、それは水気が肺を圧迫するからであります。水気の病の有る者は、目の下少し腫れるのでございます。

 黄帝が申されました。

 なにを以ってそのように言うのであろうか。

 岐伯が申し上げました。

 水というものはに属するものでございまして、目の下も又陰に属するのでございます。腹は至陰に属している所でございます。それ故に腹に水がある在る者は必ず目の下が腫れるのでございます。心気が上逆すると、口は苦(にが・鍼灸医学大系では苦(か)れ)く舌は乾き、寝て仰臥することができなくなります。仰臥すると咳が出て薄い水様のものがでるようになります。諸々の水病はそれ故に仰臥することが出来ません。臥すとものごとにおどろき、心が動揺するようになり益々咳は甚だしくなります。腹がゴロゴロと鳴るようなものは元々病は胃に水邪があるのでございます。水気が脾に迫ると、精神的に苦しみ食欲不振になります。食べたものが消化されないでいるものは、胃は水穀の海ともうすように水や穀物が海のようになっておりまして、水が多くなり胃の中が阻隔されてしまうためであります。水毒がひどく身体が重く歩くのも難義なものは、胃の経脈が足を循っているからであります。

 女性については、月経が来ない者があります、胞脈が閉じて循らないためでございます。胞脈は心に属しておりまして胞中を絡うのですが、今水気が上り肺に迫るようになり、心気つまり下に血液を推動し循環することが出来なくなり、月経が止まってしまうのでございます。(水毒がひどくなると不妊の原因にもなるのです)

黄帝が申されました

 善かろう。

 

上逆=じょうぎゃく。気が下部より上部に突き上がり不快を感ずる状態。新・東洋医学辞書ソフト

上逆=じょうぎゃく。上衝発作のこと。気が下部より上部に衝き上り不快を感ずる状態をさす。気が小腹より心に上衝するの類をいう。漢方用語大辞典

 

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