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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第三節 語句の解 1-2

2013-11-12 09:22:28 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第三節

帝曰。勞風爲病何如。

岐伯曰。勞風法在肺下。其爲病也、使人強上冥視。唾出若涕、惡風而振寒。此爲勞風之病。

帝曰。治之柰何。

岐伯曰。以救俛仰。巨陽引精者三日、中年者五日、不精者七日。欬出青黄涕、其状如膿大如彈丸。從口中若鼻中出。不出則傷肺。傷肺則死也。

 

語句の解 1-2

労風=肺に伏熱があるときに労働して汗が出て風邪を感受して起こるもの。新・東洋医学辞書ソフト

労風=動いて汗が出たとき風に当たり、腎を傷っておこる病のこと。<素問評熱病論>「労風、まさに肺下に在るは、其れ病と為す也。人をして強上冥視せしめ、唾出すること涕の若く悪風して振寒す。此れ労風の病と為す。」

 

使=シ。ツカう。用いる。用をさせる。働かせる。動かす。ついやす。ツカい。用事をさせる人。召使。用事のためによそにやる人。ツカいする。使者となって行く。=令。・・・をシて・・・シむ〔文〕。セシむ〔文〕。モし。タトイ。

 

強上=きょうじょう。頸項強硬して上を仰ぐこと。<素問脈解篇>「所謂強上して背を引くとは、陽気大いに上りて争う。故に強上するなり。」<素問評熱病論>「労風の法は肺下に在り。其の病たるや人をして強上し冥視せしむ。」

頸項=首の前面を頸といい、後面を項という。<素問金匱真言論>「東風は春に生じ、病は肝にあり、腧は頸項にある。」漢方用語大辞典に強硬については記載なし。

 

冥視=めいし。目が半開して睛が動かず物を視ることができないもの。

 

唾=ダ。ツバ。ツバキ。唾液。ツバキする。つばきをはく。唾をつけて、勢い込む。さげすむ。すててかえりみない。

 

涕=テイ。ナミダ→涙。涕涙。涙を流して泣く。涕泣。涕泗(ていし)

鍼灸医学大系 (語句の解)

涕 ・・・。そこで本文の涕とは、「なみだ」のことではなくて、「洟(はなじる)」のことではあるまいか。してみれば、「唾の出るのが恰かも鼻水の出る如く、タラタラ出るとも考えられるし、又その唾が鼻汁の如く稍粘稠である」と見るのも敢てつじつまの合わぬことでもない。そこで私は、「唾の出づることが恰かも鼻水のたれるようだ」と解する。

 

振寒=しんかん。戦慄のこと。冷えを感じた時の全身のふるえを形容するもので、すなわち冷を得て振るえを発するという意味である。<素問至真要大論>参照。

 

救=キュウ。スクう。助ける。力をそえる。守る。こまっている人に物を与える。罪をまぬかれさせる。苦しみからぬけられること。なおす。スクい。助ける。加勢。とどめる。禁ずる。

 

俛仰=ふぎょう。俯仰(ふぎょう)に同じ。

俯仰=ふぎょう。俛仰ともいう。俯はうつむくこと。仰はあおむくこと。

 

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