ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝水の流れ〟と〝時の流れ〟?

2023年01月04日 | 俳句

 今日はもう四日です。早速ラジオ体操が始まりましたので、先ずはそこからスタート。〈水のごと一日二日三日過ぐ  神蔵器〉の句のように日にちというものはどんどん過ぎていきますね。時の流れも水の流れもよく似ていて、止まることを知りません。

 〝行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。…〟、方丈記の冒頭です。思えば私たち生き物にとって、水というものは絶対不可欠!なもの。それでその〝水〟を使ったことわざの類いをちょっと探ってみました。

 〈魚の目に水見えず人の目に空見えず〉なのだから常に身近な物の大切さに気付くこと。しかし〈我田引水〉にはならぬよう、人とは〈水魚の交わり〉をモットーにして付き合おう。また、何事にも〈年寄りの冷や水〉だなどと笑われぬよう、更には〈覆水盆に返らず〉と嘆くことがないようにもしたい。物事は常に〈水低きに就くが如し〉なんだから、今年も〝あるがまま〟に〝ほどほど〟で、私は過ごしていきたいと思っています。しかし、〈寝耳に水〉の訃報だけは避けたいもの。昨年は何度大切な人の急逝の報に驚かされてショックを受けたことか。その極めつけが大晦日に入った腹違いの妹の訃報でした。この妹については書ける機会があればいつか書き残しておきたいとは思っていますが…。

 取り敢えず思いつくままに〝水〟のことわざを取り出してみましたが、さて、さて今年の運勢や如何?と…。しかし、私は初っぱなからとんでもないミスをしてしまったんですよ。

 いつもブログを読んで感想を送って下さる大学時代の先輩、その元旦のメールに、〝大晦日のブログに Good lack  とあったので何かの洒落かと思ったのですが、ミススペリングのようで…〟と。エエッ!と、見てみれば、文中には〝luck〟と書いているのに、表題には〝lack〟と。調べると、lackは〝欠乏、不足〟という意味。何ということ…これで私が如何に英語がダメかということを暴露してしまいましたね。ちなみに先輩は元高校の英語教師。元旦早々から参りました。やはり慣れぬことをするものではありません。まさに〝生兵法は大怪我の基〟ですよね。恥ずかしい!

 それでは、元旦の「初詣」のつづきをどうぞ…。
 この真っ赤な大鳥居の「福徳稲荷神社」を二社目にお参りすることにしました。見れば結構な人出でしたし、海岸に聳え立っていますので、どこまで車で行けるのかと心配しつつ行くと…警備員さんに見せたお婆ちゃんの障害者マークが効きました。境内まで車で上がれましたが、最後の階段がムリ。ということで私が代わりにお賽銭を持って上へ、お婆ちゃんは下から拝み、無事二社目が終りました。
 

 この「福徳稲荷神社」は、朱の「大鳥居」と参道の「千本鳥居」が有名。「響灘」を見下ろすように建ち、開運、商売繁昌、家内安全、航海安全・豊漁の守護神としてよく知られています。社殿の建つ高台は、地元では稲城山(いなぎやま)とも犬鳴山(いぬなきやま)とも呼ばれており、この地名にあやかって「犬鳴のお稲荷さん」とも呼ばれ、多くの人々に親しまれているんだそうです。

 その由緒は古く、「長門なる稲荷の山の姫あやめ時ならずして如月に咲く」と古歌にも詠まれているほど。この歌から、十二代景行天皇がこの地に咲く美しい姫あやめの花と犬鳴山から見える景色に魅せられ、時が経つのを忘れてしまったほど風光明媚な場所とも伝わっています。このように本殿から見る響灘の景色はすばらしく、赤い千本鳥居と青い海、響灘に浮かぶ島々のコントラスト、その絶景をカメラにおさめようと多くの人たちが訪れる絶好のビューポイントなんです。それでは私もパチリと…今度のはいかがでしょう?やっぱりイマイチですか。ゴメンナサイ!

 ちょうど4時30分過ぎで、夕日が沈みかけようとするタイミングの日本海は本当に美しい!グッと冷え込み始めた境内を後にして…そうそう、最後に今年の〝破魔矢〟をここで買って帰りましょうかと…みれば何と1本2000円!だと。今までは1000円か高くても1500円でしたのに…今年は値上げになったのか、それともここのが高いのかしら?イヤだこと!

 

コメント
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