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ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

教会の鐘の音ってうるさい?

2021年08月15日 | 俳句

 今日の朝目が覚めると窓に青空が見えました。起きていくと外にはお日様も差しているじゃあありませんか。何日ぶりでしょう…なんていうのはちょっと大袈裟なんですが…でも実感でした。

 昨日の〝この秋雨前線は15日に一旦太平洋側に南下し、雨は小康状態になる地域もあるようです…〟という言葉通り!最近の天気予報はよく当たるんですね。

 今日は「8月15日」。そう…〝終戦の日〟とか〝敗戦の日〟といって、秋の季語です。午前中子どもたちも一緒に義母の家へ仏様のお参りへ行きました。普通は義母が元気なら広島へお墓参りに必ず行っていたんですけどね。せめてお仏壇だけでもと、蝋燭とお線香を上げてきました。帰りにふれあいセンターの前を通ると…エエッ、国旗?…よく見ると「半旗」。でも、久し振りに見ました。

 半旗とは、弔意を表すために、国旗などを旗竿の頭から竿の長さの3分の1ほど、または、旗の丈の半分ほど下げて掲げること。息子などはよく知らなかったようで…、こういうこともきちんと教えておかないといけませんね。一事が万事ですもの。子どもたちに日本のよき風習は伝えておかないとと常々思っています。このお盆のしきたりなども。また、なぜそのようなことをするのかということも。

 ところで、先日の吟行会で行った教会での話…。

 教会には鐘が付きもの。その鐘の音が朝夕に響くと、私はキリスト教徒ではありませんが、敬虔な気持になり祈りを捧げたくなります。また、我家の傍にお寺がありますが、その鐘にしても朝夕聞けば心が穏やかになり、決してイヤなものではないと思うのですが…

 実はこの教会の鐘が紐で鳴らないように縛ってあったんです。それで、どうしてかを聞きましたら、以前は朝夕鳴らしていたんだそうですが、住民からうるさいと苦情が来て、クリスマスや結婚式の時だけ…それも控え目に鳴らすんですって。

 そういえば都会では風鈴なんかも窓には提げられないとか。ラジオ体操もうるさいからと取り止めになったり、実施してもほんの1週間だけとかだったり…と聞いたことがあります。赤ちゃんの泣き声もうるさいと言われて肩身が狭いとかも…どうして日本はこんな世知辛い国になってしまったんでしょうか。これでは子どもたちがすくすくと育っていく環境がどんどん少なくなってしまうのは当たり前。こんな田舎でもそうなんだとしたら、東京などの大都会での暮しはとても息苦しいものなのではないんでしょうか。

 これではストレスが溜まって、子どもが泣く度に折檻したり、虐待するということも起り得るような気がします。まっこと〝どげんきゃせんと〟ですよね。

 この写真は、今日の夕方4時半頃の空。もう黒い雨雲が一面に覆ってきています…

コメント (12)
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