ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

オメデトウ!ブログ開設から730日

2019年02月15日 | 俳句

  パン、パカ、パーン!オメデトウございま~す ブログ開設から730日目です。そう、丸2年で、明日からは3年目に入ります。当初はどうなることやらと、ヒヤヒヤしながら始めたのですが…どうにかここまでやってこれたのは、読んで下さっているみなさま方のお陰です。アリガトウございました。これからも頑張るつもりですので、またよろしくお願いします。

 昨日「エビングハウスの忘却曲線」について書きましたが、NHKの今日の「チコちゃんに叱られる!」でも、〝顔はおぼえているのになぜ名前がでてこないの~〟というのがありましたね。答えは、〝顔おぼえるのと名前をおぼえるのは脳の違う場所…右脳と左脳(反対かも?)〟だということでした。そして、顔は無限におぼえられるけど、名前には限界があると…確かそういうことだったような…気がするのですが。

 ほら、20分以内に復習して書いておかなかったからもう曖昧でしょ!だからもし間違っていたらゴメンナサイ!これは忘却曲線のせいですから。

 ところで、この忘却について書こうと思ったのは、『秋櫻子俳句365日』の2月13日の頁を見たからなんです。その日に書きそびれましたので、ついでに載せておきますね。これを書かれたのは馬醉木顧問同人の渡邊千枝子氏です。

  梅一輪もの忘れ癖やや緊る

 秋櫻子の記憶の良さは定評があるが、さすがに八十近くなると、衰えを自覚するようになった。こんなはずはない、と記憶力回復に挑戦する。戦中八王子に疎開していた頃、高等学校時代愛読した『唐詩選』を暗誦したのを思い出して、これだ、これを一日一編ずつ暗記してしまおう、と決心する。覚えている詩も多いことだし、始めのうちは楽に進んだが、日が経つにつれて覚えた詩の数が殖えると、全部を正確に唱えるのは難しくなってくる。「それでもね、それを続けていたら少しずつ戻って来ましたよ」と言われるのを聞いて感動した。それではと私も挑戦してみたのだが五日と続かなかった。

 この句はその当時の作で、春の近づいた嬉しさに記憶力の蘇った喜びを重ねている。「緊る」(しまる)の語に注目していただきたい。「戻る」や、まして「治る」では「梅」に対して全くしまらないのである。    (昭和45年作・句集『緑雲』所収)

 今日も寒い一日で、夜も冷えますが、明日からは少し暖かくなるのでしょうか。明日の最低気温宇部は6度とありましたから。今日も句会でした。兼題は「余寒」。明日はまた、朝から吟行と句会がありますので、それらはまた今度に…。

 写真は、「クロガネモチ」の並木。そのうちの1本だけが赤い実だけになって、まるで花が咲いたようにキレイでしたので、撮りました。これだけがなぜ?条件は殆ど変らないと思うのですが…、この木に聞いてみた~い!

 

 

 

  

コメント (3)
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