ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

長府の〝ひなまつり〟

2019年02月19日 | 俳句

 今日は小雨が降ったり曇ったりと、最高気温14度、最低気温も7度と暖かな一日でした。午後から出かけて車に乗ると、時々日が差してきたり…車の温度も18度になっていました。コートを着て運転しているともう暑いぐらい…こんなに違うんですね。

 それはそうと、今日は月と地球が最接近し、今年最大の大きさで見える〝スーパームーン〟らしいんですが、ザンネンながらこちらでは見えませんでした。窓からのぞくとかすかに明るいので、もしかしたらと外に出てみましたがダメ。満月は明日になっていますから明日にでも期待しましょうか。

 では先日の〝着物でお出かけ〟のことをたくさん写真がありますので、少し書いておきましょうか。

 日曜日、宇部駅より11時過ぎの電車に乗って長府駅まで…天気予報は晴マークだったのに、駅に着く頃からポツリポツリと。これはいけないとタクシーに分乗して「長府庭園」へ。16人の和服美女連(笑)がぞろぞろと歩いていくのですから、ちょっと見応えがあって目立ちますよね。一体何事?と擦れ違う人から見られます。声を掛ける人は大抵〝お茶会ですか〟と…。ウフッ…

 実は、下関市の長府は長府毛利氏五万石の城下町で、町をあげての〝ひなまつり〟が2月3日~3月17日まで催されています。特に「長府庭園」と「長府毛利邸」がメイン会場でしたので、そこを見学しました。天気もしばらくすると予報通りに回復して、青空が見えてきましたのでみんなホッと…。

   照り返す光の中に雛ほころび     橋本多佳子

 先ず行った「長府庭園」は、長府毛利藩の家老格であった西運長(にしゆきなが)の屋敷跡で、小高い山を背にした約31,000㎡の敷地に、池を中心に書院・茶室・東屋が残され、かつての静かなたたずまいが今日まで保たれています。園内には、孫文蓮・桜・松・つつじ・金木犀・紅葉・菖蒲のほか、滝と池に通じる小川があり、四季折々にゆったりと庭園美が楽しめる回遊式庭園です。茶室並びに書院は、お茶会やその他の催しものに、一の蔵・三の蔵は市民ギャラリーとして利用できるようです。入館料は200円。庭園に入るとすぐに美しい紅梅が目に入りました。

 

 書院では「ひな展~祖母・母達の思い出の作品と共に二人展~」が開催されていて、さまざまなお雛様やさげもんが華やか。まるで別世界のようでした。さすが女性二人の展覧会なので、細やかなところまで気配りされていました。その様子をいくつか撮りましたので、目の保養にどうぞ。ただ普通の段飾りは珍しくありませんので、ちょっと変わったお雛様ばかりを…。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする