うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

やはり最強は「アスラン・ザラ」か・・・( ̄ー ̄)

2024年03月22日 22時34分48秒 | アニメ
ここのところ運気がなくて落ち込んでいたかもしたですが、一昨日のフリーダムカフェで念願のアスランコースターをようやく自引きしてから、ちょっとずつ光明が差してきました✨
昨日何と!東北に住むお知り合いさんが「種自由の舞台挨拶のチケット一枚余ったのでどうですか?」と、め~~~~~~~~~~~っっっちゃくちゃありがたいお申し出を頂きまして、急遽手配を済ませて仙台に行ってくることになりました✨(T人T*) もうすっごく嬉しい!!!!!(ノД`)・゜・。感涙の嵐!!!
新宿ピカデリーで運を使い果たしたと思ったのに…我が勝利の女神さまは、東北にもお住まいでした✨✨
そして今日は最後の4DXを見てきました。今週でラスト上映なので(寂しい( ;∀;))見納めですね💦
前から3列目で、香りもしっかりと嗅いできました(笑)
今日から9週目で、もう打ち止めかと思われた特典もありまして。主役&ヒロインたち5人のIDカードなんですが、かもしたが入場する時、切符もぎのお姉さんが「○番シアターです。ごゆっくり。」とおっしゃるだけでしたので、「あの・・・特典は?」と尋ねてみたら「すいません、完売しました。」(キッパリ)
・・・あれ?( ̄▽ ̄) 9週目って今日からだよね?
しかも上映回数1日1回になって、これが一番最初の9週目の上映だよね?
「完売」ってなんだろう??
かもした「あの・・・今日から9週目で、IDカードの特典が付くはずなんですが・・・」
スタッフさん、大慌て💦
一人が探しに行ったら「ありました!これですよね!?」
かもした「そうですそうです。(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」
お姉さん「・・・どうしよう、もう最初に入っちゃったお客さんに特典渡していないんですが💦」
流石にかもしたに相談されても困る(ーー;)
「終了時間になったら、出口で「まだ入り口で特典を貰っていない方は、今お配りします」とかいかがでしょう?」←素で答えてしまった。
「あ、ありがとうございます。」
参考になるかわかりませんが、同じスタッフさんにご相談いただいたほうがよかったのではないかと。
その後どうなったかはスタッフさんと特典を貰っていない方のみぞ知るですが、かもしたは一発目からアスランでしたw
ファフナーカフェで配布された、通称「赤紙」みたいなのが来るかと思っていたら、案外小さかった(笑)そして紙だった。まぁいいでしょう。特典だし。
後はオーブが来ればかもしたは満足できる!

さてもう数覚えていない位見ておりますけど、現在やっている原稿の内容が本編沿いで、TVシリーズならすぐ見直しができますけど、まだ円盤になっていないので、何度も見直してチェックしたいシーンを逃さないようにしなくてはいけません。
なので今まで書いてきたところと時系列があっているか、矛盾は無いか、見てきたんですが、でも結局は想像の域でしか現段階で分からないところが多かった。来週発売の小説下巻を読んでそこらへんは直して行かないといけないな~と思っていますが、今回自分勝手に重点的チェックしたところは、時系列・・・特にファウンデーションでの戦闘シーン→核攻撃→AAメンバー&キラシン・アカツキ島に回収→核攻撃後の各国との軋轢→レクイエム照射→オルフェの声明→アカツキを先行→キラアス殴り合い(一方的に)→機体受け取り→ミレニアム強奪(という名の普通に発進)
―――この辺の流れ。
ここら辺は視聴者には数十分の間に一気に流れてますが、作中の時間では2,3日は間隔があるんですよね。そこら辺を上手く合わせないと矛盾だらけになってしまうので、本編沿いがテーマの作品を書くのは結構大変だったりします💦 たかが同人。されど同人。ちゃんと真剣に向き合わないといけません。
あと、今回フリーダム強奪事件のことも触れているんですが、そういえばOP始まる前の最初のライフリコクピットのシーンで、キラが起動したとき画面がオーブマークだったんですよね。確かにライフリはオーブで製作&武装はプラントで製作されましたけど、コンパス専用機だからてっきり起動画面もコンパスのマークだと思い込んでいたら、オーブなのを今の今まで気づかずにいて「わ~~~~っ💦」って焦りました(苦笑)
イモジャもオーブマークなのかな?もしそうだったら、シンちゃんはこの機体を初起動したとき、どんな思いだったのかな~と、ちょっとニンマリしてしまいましたw
あと画面並びでアスカガのリモート操作によるコンビネーションのところですが、シュラに対してカガリが右旋回からの攻撃を加えた後のシーンですけど、カガリが「破廉恥・・・?」と呟いているあたりで、カガリのルージュのモニターが変化してカガリの操作主導権からアスランに操作権移行モードにちゃんと変化しているんですよね。そこの画面変化の文字とかガン見したんですけど、結局読めなかった💦 なのでここはもう円盤で一時停止しながら見るしかないな( ̄▽ ̄;)
ところで気になったのが音声の移行の有無について。
当然ながら、リモートに移行する前も、カガリは常にアスランの戦いを同じ画面で見ているはずです。何も見ていない状態で、突然名前呼ばれてその画面が映っても状況分かりませんものね^^;
なので、予想としてアルテミスに潜入する時のズゴックの時も多分遠隔操作をカガリが行っていたはず。もしかしたら別の人が(ラクス救出隊はキラ含めて5人いたのに、実際に降り立っている人は4人だった)動かしているのかもしれませんが、おそらくはカガリが操作し、メイリンがハッキング、という流れが自然かと。ここも小説待ちですね。描写があると嬉しい。
そしてラクス救出後は、アスランがストフリから降りて、宇宙空間を移動して一度キャバリアーに戻ってます。この時は多分カガリは操作せず。もしかしたら画面もアウトしているかもしれないです。
そして改めてアスランとメイリンが発進する時に、カガリもアスランの画面を共有開始―――そしてシュラとの戦いに至っていると思います。
この時の音声がどうなっているのかな?と気になっていました。
常時アスランの拾ってくる音声はずっとカガリも共有していたのか。おそらく共有していると思うんですけど、リモートの操縦権が移った時だけカガリもシュラの声が聞けたのか。それとも常時シュラや、ところによりオルフェの声も聞けていたのか。この辺りが是非詳しく知りたい!!
アスランが「強さは力じゃない!生きる意志だ!」って叫んだのをカガリが聞いていたら、きっとめちゃくちゃ嬉しかったでしょうね。「生きるほうが戦いだ!」とあの時の言葉がちゃんとアスランの中で生き続けているんですから。
なので余計に「破廉恥」は気になるでしょう(笑)
・・・それにしても改めて思う、アスランの凄さよ✨
常時カガリと共有しているとしたら、何かの拍子にカガリを意識した瞬間、シュラにカガリの存在を悟られるはず。だけど、あの妄想(笑)の時までシュラはカガリの存在なんて、全く知りもしなかった訳で。心を読まれないように対策練ったとはいえ、宇宙でのシュラとの戦いは、常にアスランが仕切っているのがまた凄い。ストフリを無傷でキラに返せるんですから、それだけでも凄いのに、意識して心を読ませないって、どんだけ凄いのさ(゚Д゚;)
いわゆるゾーンに入った状態だとすると、それをやって見せたのはシンちゃん。アコードたちに「コイツ、何も考えてない!」って言われましたが(苦笑)多分脊髄反射(笑) でもゾーンってある意味反射に近い状態で、頭で考えて動くよりも、経験とかから身体が反応して素早く動ける状態なんだと思います。
ところがですよ。アスランはちゃんと頭で考えて、戦いをコントロールしている。最後シュラにインジャ二式の右腕持って行かせたのだって、アレも作戦の内で、相手の隙を作るためにワザとやったもの。大脳皮質で考えて、それで身体をコントロールするってなると、どんなスポーツ選手でも僅かでも時間を必要とします。練習でそこを反射に補う形で。だけどアスランは考えて組み上げてもあのスピードで戦えちゃうんですよ!物凄い処理速度!!Σ(・ω・ノ)ノ! コーディネーターだからできる!と言われればそれまでですが、多分アスランにしかできない戦い方だと思います。
勿論、頭で考えたら、それはシュラに読まれてしまう。でもアスランはそれを一回経験済み。ファウンデーション領内で戦ったときに。だからその時はアスランは考えても組み上げても、シュラに一太刀入れられず、互角だった・・・というかむしろ息を切らして汗かいてましたが、シュラの方は涼しい顔してた。
これを受けて、アスランは決戦ではシュラをわざと煽って冷静さを欠く様にさせて心を読むための集中を削ぎまくり、常に先手を取って場を支配。ようやく読めた!と思ったシュラにまさかのリモートで更に動揺させる。
それについていくシュラも滅茶苦茶強いのがよくわかりますが、彼と対峙する前からもう場を支配して彼を無意識に追いこまされるように仕向けるアスランの頭脳の凄さよ✨ 本当に「やはり最強はアスラン・ザラ」ですよ!
なんか改めてメンタル安定しているアスランの本当の凄さを実感させられました。
加えて、その状況についていけるナチュラルのカガリも凄い✨
当然シュラと戦ったのは一瞬だけで、アスランが冷静に対処できるようお膳立てした状態でしたけど、それでもシュラのスピードをちゃんと見切ったわけですから!( ゚Д゚)
やっぱりこういうところが「ヒビキ家の双子☆」の潜在的な力なのかな、と思ったりしてます。キラは勿論ですが、ナチュラルの、しかも女性のカガリでもあれだけ戦えるって、双子が持っているポテンシャルは相当だと思います。キラがもしナチュラルだったとしても、結構な能力持っていたんじゃないかな。ヒビキ家すげー!(笑)

なんか今日はこうしてアスランの凄さをまざまざと感じた視聴でした。
何十回見ようと、まだまだ新たな発見ができそうですね♥
そういえば、今日は地元と離れた上映劇場に行ったのですが、例の「砂の惑星」とのコラボテイザーがありました。
良いですよね、これ♥キララクめっちゃカッコいい!
特にヒロインが前を歩いて先導しているのって、素敵です✨
これのアスカガバージョンもあったらいいなぁ(*´Д`)ハァハァ♥
カガリが先導し、それを後ろで支えるアスラン・・・♥
うん、妄想しようw
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ガンダムSEEDFREEDOM Cafe’ 5回目!

2024年03月20日 20時18分10秒 | イベント
予想はしていましたが、やっぱり24日の舞台挨拶はチケット撃沈でした💧orz
もともとキャパもそんなに大きくはない上に、主人公3人の声優さんが登壇ですから、そりゃみんな必死になりますって!!💦
抽選漏れしたんで、今朝の一般もF5押しまくったんですが、枚数申し込みのところの画面まではいくものの、そこから先の「アクセスが集中しております」のリロード攻撃で、結局完売されました(ノД`)・゜・。
新宿ピカデリーでの舞台挨拶のチケットが取れたこと自体がもう、今年の運全部使い切ったんだろうなぁ…( ̄▽ ̄;)
多分もうこれで舞台挨拶はないかと思うのですが、あとは皆さんの舞台挨拶レポを見るのが楽しみです♪
あと24日からバンダイチャンネルで人気投票の結果発表がありますね!
司会がアスランとメイリンというターミナルチームのようですが、事前収録とはいえ、石田さんが司会進行ってなかなか聞いたことない。貴重ですからバッチリ見たいですわ。

そして今日は晴れたり曇ったり雨が横殴りだったりと、なんだか天気が全然安定しない中、お友達のMさんと種自由カフェにご一緒させていただきました<(_ _)>
まずはいつものマルチケースですが、やっぱりカガリは来なかった( ;∀;)💦
Mさんがラクスでかもしたがキラ。なので劇場版主人公&ヒロインで記念に♥
そしていつも通りドリンクはアスカガで頼んだのですが、かもした今回初めてコースターでアスランが出ました!\(≧▽≦)/ヒャッホー☆
もう一枚はシンちゃんでしたv 
いや~長かった…全然アスラン来ないんだもん。どなたか交換してくださる方をお願いしないとダメかな~と思っていた矢先でしたので、使い果たした運の残滓がまだあったようですw
これでマルチケースがカガリが来てくれたら、安心して卒業できるんですが、むりっぽそうかな? なんか強く願った方がいい、というアドバイスをいただいたのですが、あまり欲望が走りすぎると全然違うのばかり来るので、年次肩の力加減が難しい(笑)
あと一回くらい行って、その時はもう「カガリカガリカガリカガリ…」とどっかのザラのように念じてみようと思います(ー人ー)
そしてメニューなのですが、ティータイムでしたので、かもしたは後期メニューの『オルフェ&イングリット 愛の価値』を頼んでみました。
真正面からみるとこんな感じ&カルラのバックパックをメインにするとこんな感じでした。
見ての通りのレモンのパフェでした。
アイスクリームの上に生クリームなのはムウマリュと同じ。レモンシャーベットなのかな?と思ったんですが、多分バニラでした。レモンシャーベットはカガリのドリンクについてますもんね。あれとは違う味でしたので。
この下の方にクランチクッキーとレモン味のゼリー。周りにレモンの砂糖煮が三枚乗ってます。
そこにイングリットちゃんをかけると…
もっとブルーキュラソーのサラサラしたソースかと思ったら、ゼリーに近い感じで、味も酸っぱかったです。色だけ青のレモンジュレ、というべきかな?
ムウマリュが見た目に反してかなりボリュームありましたけど、こちらもやっぱりボリュームは見ての通り。生クリーム系がなかなかにヘビーでしたが、レモンのお陰で味がリセットされる感じでありがたかったです。

メニューを楽しみながら、Mさんが全キャラゲットしてきた特典の缶バッジを見せていただけました♥
アスカガ、こんな感じなんですね。あのキラの机の横に貼ってあった写真でしたね。9週目の特典のためにかもしたは今回は我慢。
あとは劇場版の感想話し合って、Mさんの目の付け所がめっちゃ面白かった!
かもしたも今度よく観て来よう。言われてみれば「あ、そうだったのか!Σ(゚Д゚)」と思うところだらけで。今度の課題は「ゲルググの足の裏がインジャ弐式」をじっくり観察してきます(`・ω・´)ゞ
あとこのカフェももう残り一か月切っているんですよね。Mさんから「さくらカフェがいいよ!」と聞いていたので、そっちもチェックしてみたい🌸 でも今日何気に通りかかった『フリーレンカフェ』も一回くらい行ってみたい気が。ハマりだすと止まりませんね^^;
折角の春ですから。陽気のいい時に出かけてみたいものです♥
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同棲中w&アーカイブが届いた!

2024年03月18日 20時04分09秒 | ノベルズ
アカツキ島地下ドッグ。カガリに呼び出されたアスランとメイリンは、そこで紅の機体とそれに接続された機体と対面した。
「これが『ズゴック』と『キャバリアーアイフィリッド0』ですか・・・」
メイリンがずんぐりとした赤いMSと、その上に装着された、巨大な円盤、というべきか何とも形容しがたい形状の支援機を下から煽る様に見上げた。
そんな彼女の隣でカガリがメイリンの肩にそっと手を置いた。
「これにはミラージュコロイドが装着されている。これに接続することで、ズゴックもミラージュコロイドが併用できるようになった。でもキャバリアーの一番の目的は「移動式指令室」といったほうがいいな。」
「『移動式指令室』か。確かに有事の時、砲弾を避けながら指示ができるな。」
アスランも並んで見上げると、カガリはちらとアスランを見やって頷く。
「先の大戦で、私がオーブを離れていたために、ユウナを拘束した後、直ぐに指揮に移れない事態になった。それに私が降り立ったことで、敵に指令室の場所がどこだか解析されるリスクも高まったしな。なので、量子情報処理のスパコンが整ったことを得て、こうした移動式指令室を用意したんだ。」
アスランがカガリを見やり、口角を上げる。
実はアスランが、この支援機についてエリカ・シモンズに相談したのがきっかけだった。
カガリは動くことのできる司令塔だ。ならばその強みを最大限発揮できる機体を作ってみてはどうか、と。
自身の意見が取り入れられたことは、カガリのためになると判断されたことが何より嬉しい。自分の力が彼女の助力となることが、今のアスランの最大の喜びであり、やる気の源だ。
カガリは尚も続けた。
「ズゴックは潜入調査しやすいMSを、ということで、エリカがハインライン大尉が設計していたものを基に作られた機体だ。アスランのスペックが最大限、活かせるようにしてある。」
「カガリ・・・」
こうして自分の力を発揮できるよう取り計らってくれた彼女の好意。何よりの信頼を感じ取れ、アスランはどこか心の奥にあった、彼女との心の距離を縮められた自信が沸いた。
「そこでだ。」
カガリは二人より一歩前に出ると、クルリと振り返って二人を交互に見やった。
「二人にはこれでターミナルへ出向して欲しい。キャバリアーはちゃんと個室もベッドもあってダイニングやリクライニングなスペースもある。勿論キッチンやシャワーもしっかり使えるぞ!」
アスランとメイリンは、同時に頭の上に「?」を思い浮かべる。
「あの、それってどういう・・・」
言いかけたメイリンに、カガリはにっこり答えた。
「ここを二人の生活の拠点にしろ、ということだ。」
・・・
・・・
「「はぁ!?(゚Д゚;)」」
同時に二人は叫んだ。
「そ、それって『同棲』ってことですか!?」
ドギマギしたように、でもどこか心の弾みが抑えられないようなメイリンの言葉に、アスランが血相を変えて彼女に振り向く。
「そうだが?」
キョトンと答えるカガリもカガリだ。
またも血相を変えたままカガリに振り向くアスラン。
既に顔色が真っ青になっている。
「ま、ま、待ってくれ!同棲って、一体どういうことだ!?!?」
「言葉通りだ。・・・だってお前たちは潜入捜査に入るんだぞ?入国してビザとって、ホテル、あるいはアパートを借りて滞在するには、一々手続きが必要だ。そんなの隠密行動になれないだろうが。足跡残しまくって。しかもいつまで滞在できるかわからないのに、宿泊代やら賃貸代、敷金礼金払っていられないだろう。それに情報がいつ入るかわからない。常に傍にいて、一人が動けない時はもう一人が動けるようにしたほうが、より迅速に任務を遂行できるだろう。」
カガリが手を腰に、高説を述べる。
・・・言われてみれば確かに。
だが未婚の男女が二人きりで、何か月も、いや下手をすれば何年も一つ屋根(?)の下で過ごすというのは道徳や倫理的にどうなのだろうか?
「私は大丈夫ですよ。だってザフトでも男女混合で生活したことありましたし。」
確かにそうだ。戦場に出れば男女なんて関係ない。それはアカデミーでも叩き込まれている。
「・・・」
アスランにしては珍しく、返す言葉もない。だがそんな彼を見やってか、カガリがアスランに真っ向向き合った。
「これはお前じゃないと頼めないんだ。」
「カガリ・・・?」
「お前は真面目だからな。間違ったことはしないと信じている。メイリンはルナマリアから預かっている彼女の大事な妹だし、私にとっても大事な存在だ。だからこそ、メイリンとパートナーを組ませるには、お前が一番安心なんだ。」
「な?」と上目遣いに金眼がのぞき込めば、もうアスランに勝ち目はない。
「・・・わかった。任務と併せてメイリンの安全は守るよ。」
ようやくアスランの表情が和らいだのを見て、カガリは頷く。
「勿論、個室は鍵がかかるし、24時間の監視体制でメイリンの安全を見守るから安心してくれ。」
「はい!」
「ちょっとまて。それって本当に俺を信頼して―――」
「じゃぁ、二人とも。よろしく頼むぞ!」
カガリはにこやかなメイリンと、また顔色を悪くしたアスランの肩を同時にポンポンと叩いた。


そうして、彼らが出向して数日が経った。
「二人とも、上手くやってるかな?」
正直年頃の男女を二人きりにして、カガリも心配がないとは言えない。全幅の信頼を置いている二人ではあるが、人の心はいつ何時、何がきっかけで変わるかもしれないのだから。
そんな時、キャバリアー0から通信が入った。しかも秘匿回線の緊急通信だ。
「どうした!?何かあったのか、メイリン!」
モニターに映ったメイリンは、エプロンをしたまま涙ぐんでいる。後ろには困り果てているアスランがいた。
「一体どうしたんだ、二人とも。」
<聞いてください、カガリさん。アスランさんが、私がせっかく作った食事、温かいうちに食べてください、って言ったのに「後でいい。冷めても構わないから」とかいうんですよぉーーーー!!>
「・・・は?」
話が見えないカガリの前に、アスランが割って入る。
<いや、だから今、手が離せないからと言っただろう。>
<でも冷めてもいい、なんて。だったら「後で温め直して一緒に食べよう」とか言ってくれたっていいじゃないですか!>
<二人並んで一緒に食事をとること自体、難しいと言ったはずだ。仕事の効率を図るには、どちらかが手早く食事を済ませておいた方が―――>
<でもでも!今日は特に腕によりをかけて作ったのに~~~!!>
「・・・。」
目の前の光景に、カガリは押し黙る。
「・・・(何だろう…この「社宅のお隣に引っ越してきた新婚夫婦の愚痴聞く隣のおばちゃん」みたいな状況は・・・)」

更に数日後
≪ピーピーピー!≫
「これはキャバリアー0から秘匿回線の緊急通信?今度は何が!?」
<カガリ、聞いてくれ!>
「アスラン?何が起きたんだ?」
<メイリンが・・・>
後ではメイリンが頬を膨らませてむくれている。
「何だ、またお前、メイリンの食事を放置したとか失礼働いたんじゃないだろうな?」
<違う!彼女がゴミの収集日を守らないんだ!>
「・・・は?」
またも話が見えないカガリに、メイリンは通信画面いっぱいに接近しながら訴えてくる。
<だってだって!女の子は男の人に見られたくないものが、ごみの中にだってあるからって言っておいたのに!カガリさんならわかってくれますよね?アスランさんたら、勝手に私の部屋のゴミ箱、空けようとするんですよ!デリカシーなさすぎです!>
<だったらきちんと指定日の前に、まとめて出せるようにしておいてくれ!分別もしっかりしていないし、これじゃ結局俺が中を見直さなきゃいけない状況になるじゃないか!>
カガリはまたも押し黙る。
「・・・(何だろう・・・この「必死に住人の言い訳を聞かされる、大家さん」みたいな心境は・・・)」

更に数週間後
≪ピーピーピー!≫
「・・・今度は何やらかしたんだ、あの二人。」
もはや慌てもしない。
チベスナギツネみたいな目になって、カガリがスイッチを押す。
<大変なんです、カガリさん!アスランさんが!!>
<メイリン!>
<あ、あんなものを・・・>
メイリンが珍しく口ごもる。加えてアスランまで俯きどこか苦し気に吐き出す。
<仕方ないだろう。その・・・一応俺だって男なんだから・・・>
<だとしても酷すぎます!あ、あんな・・・私・・・>
流石に今回はやらかしたのか!?
カガリは<バン!>と両手を机に叩きだし、モニターに向かって叫んだ。
「アスラン、お前、メイリンになんてことしたんだ!?」
<誤解だ!俺は何も彼女にはしていない!>
「じゃぁなんでメイリンがこんなに真っ赤になって泣きそうなんだ!?」
<私は・・・私は何もされていないんです。>
「え?」
またも話が見えない。しかしメイリンは目を潤ませて叫んだ。
<されたのは、カガリさんなんです!>
「は?私??」
<見てください!アスランさん、部屋にこんなにカガリさんの生写真貼っていたんですよ!>
そう言ってモニター越しに映ったのは、メイリンが掴んだ写真の数々。
<メイリン、それは私物だ!それに断じて俺はこの写真でやましいことなど―――>
<やましくないって言えますか?カガリさんのこんなプライベートな写真、凛々しい為政者の姿はもちろん、オフの日の伸び伸びしているところとか、美味しそうに食事食べているところとか、挙句、こ、こ、こんな寝顔までっ!>
<だからこれは―――>
<破廉恥です!こんな破廉恥なもので、私の憧れのカガリさんを汚さないで!!>
カガリは力が抜けたようにがっくりと椅子に座り込む。
「・・・((何だろう・・・この「部屋に隠してたエロ本を妹に見つけられて、必死に兄の弁解を聞かされる母親」みたいな心境は・・・)ていうか。メイリン。」
<はい!>
「アスランを殴ってよし!フライパンで。」
<わかりました!(`・ω・´)ゞ>
<ちょっと待てカガリ!何でフライパンなんて―――>
「普通の力じゃお前にダメージなんて与えられないだろう。思いっきりやってやれ。」
<いや、それはまずいだろう!?>
<いいですか、アスランさん!代表命令です!しっかり受けてください!せーの!>
<誤解だぁああああ>―――ブツッ←通信の切れた音。


「はぁ・・・うん、今日もいい天気だ。」
「カガリ姉様、どうされたんですか?」
「トーヤか。いや、ちょっとな。平和っていいな、と思ってさ。」


・・・Fin.


***


SS、という程のものじゃないんですが、なんか書きなぐりたくなったので、ちょろっとアップしてみました(笑)
『同棲中』というと、誰もが「キララク」のことかと思うでしょうが、アスランとメイリンですw
というのも、17日の静岡での劇場版種自由の舞台挨拶で、監督が「キャバリアーには生活空間があって、アスランとメイリンはそこで同棲している」という話があったそうで。
そういえば、昨日届きました『ガンダムSEEDFREEDOM キャラクターアーカイブ』のメイリンのページに「キャバリアーは生活スペースを備える」って書いてあったんですよ。

そもそものキャバリアーの目的って、「移動式指令室」だそうで、有事の時に固定された指令室だと、そこを攻撃されたらおしまいなので、移動型にしたほうが何かと都合がいい、という話を5ちゃんだかどこかでみかけました(ソースが思い出せない💧)。ということは、長期戦ともなれば、指令室の人員は皆そこで食事したり寝たり日常生活を送ることになる訳なので、生活空間はありき、なんですよね。しかもAAが轟沈したとき、乗員を避難させるのに結構な人が乗っていましたし(アカツキ島ドッグに降りるときにぞろぞろいらっしゃいました)、ズゴックがインジャ弐式を収納している<ズゴック自体が結構なデカさ<それを包み込んで浮かせるくらいキャバリアーはデカい、となるので、相当大きいんでしょうね。
加えて、上記のカガリの説明通り、任務の効率化や密偵任務の場合の拠点移動の手間を考えると、キャバリアーに住んじゃったほうが、確かに利点はいっぱい🌸 まぁ、カガリもそしてメイリンもアスランを信頼していないと、同棲なんてできないですけどね^^; 同棲、というよりは共同生活・シェアハウスみたいなイメージの方がいいのかな。監督がストレートかましてくれたので、みんな同棲=結婚前提の男女が一緒に住む、みたいなイメージになってますけど。
現実的に日本の海上自衛隊の潜水艦は、魚雷の上で寝ている、らしいので、せめてキャバリアーは弾丸の上じゃなく、ちゃんと個室で寝てもらえる仕様になっていて欲しいです(笑)
・・・それにしても、同じ舞台挨拶で、あの「全国ご当地SEEDフリーダム行きます」の静岡県が「イザアス」で、「茶畑でイザークが決済版持っている前でアスランがお茶飲んでいる」という物でしたが、監督曰く「イザークはお茶の生産効率とかチェックしに来ている。アスランは🍵飲みながら、カガリの妄想してます」だそうで( ̄▽ ̄;)
リップサービス(苦笑)だと思いますが、公式で発表しちゃうとアスランが本当に妄想間男状態ですね💦 いや、ちゃんと味の確認していると思いますよ。私は。
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15枚目ラスト!+3/18追記

2024年03月17日 20時50分32秒 | 雑記
今日は一週間ぶりに種自由見に行けました。
色々あって、一週間全然余裕がなかったんですが、半ば無理矢理時間こじ開けて見に行けた感じです💦
今回の特典は平井さんの描きおろしイラスト缶バッジでしたが、キラアスラクカガの4種類ランダムだそうで、ムビチケもう2,3枚取っておけばよかった!!
残念なことに今日で15枚あったムビチケ全部使い切ってしまったわよ・・・┐(´∀`)┌ヤレヤレ
でも考えてみたら、これに加えて舞台挨拶&種イベ&応援上映も見に行ったから、今のところ合計18回見に行ったことになるのか・・・どうりで物覚えの悪いかもしたでもストーリー展開が覚えられていると思ったわ(※先日の種自由検定)。
一応来週の舞台挨拶も抽選やってみているけど、忙しいのによくもまぁアクティブになれましたよ。やっぱりSEEDは凄いね。アドレナリン大放出させられました♥
そうそう、その特典ですが、かもしたはキラ君でした。

あれですよね。キララクの私邸の壁に貼ってあった写真の、アスランと一緒の一枚。無印より前の子供の頃ですよね。可愛い♥
だとすると、アスランはこの隣の絵なのかな?実は公式の特典の写真見ていないんで、何が来るのか分からなかったんですよ。写真シリーズだとラクカガは、あのマルキオさんのところで一緒にお菓子作り(料理?かもしれませんが、あの写真見た人が皆「お菓子作っている」というので多分そうなのでしょう)している二人の原画かな・・・それめっちゃ可愛い♥(≧▽≦)ノシ
最後の最後でコンプ目指すならあと最低3枚、ムビチケ買っておくべきだった💧orz
聞くところによると、特典が出るのは8週目までらしいので、これが最後になるのかな?
でも、一番最初の週の書下ろし小説を再配布する、ってどこかで聞いた気がするのですが・・・いつ出るんでしょう?あとフィルムも「前半」だか「1回目」とか書いてあって、後半若しくは2回目とかが来ると思っているんですけど。
特典小説はとりあえず2種類ともゲットしているので焦らなくても大丈夫なのですが、早々に無くなったフィルムも一枚くらいはゲットしたかった・・・
地元の劇場は、もう時間が選べない一日一回上映ですけど、日曜日だったせいか、そこそこ人が入っていました。39億円突破したそうですね。松竹では多分凄い方だと思います。東映が一番行くかな。鬼滅の刃はもう異次元なので(笑)
40億越えすると配給元が続編出すことにGOサイン出すらしいというのを、5ちゃんで見かけましたが、種はどうかな?あれば嬉しいですが、両澤さんが書き残こされたものは「フリーダム強奪事件」に関わるもので、メインはザフト側。特にシンとアグネスに関わる部分が大きいようなので、アスカガは殆ど出番なさそうですし、2時間話が続く内容というよりも、OAVの方で出そうな気がします。
出来ればSEED JUSTICEが出て欲しいんですけどね(笑)でも両澤さんが書き残したものではなく、本当に一から脚本になるでしょうし、そうすると監督が果たして制作してくれるかどうか・・・。
やっぱりSEEDの世界は両澤さんの脚本ありき、の世界だと思うので。
―――ということで、そこは妄想と同人で自己補完に走っておこうかと思います^^;

そういえば、今日劇場の入っている商業施設に行ったら、駄菓子のつかみ取り大会やっていて、4,5歳のお子さま方に混じって「えいや!」とばかりに掴んでみたら、中にアスカガの概念(笑)がいました!
最近概念との出会いが多いのは何故だろう??
普通に老いも若きもサンリオ人気がありますから、種のせいでより注目するようになったからかなw
来年の5月が賞味期限らしいですが、カガリのサンリオコラボアクスタが届いたら、一緒に写メるのが夢です♪

※3/18公式からの情報で、9週目の特典が出ましたね!
キャラクターのIDカード5種類だそうで。
これをコンプするのは絶対無理💦せめてアスカガ出てくれたらなぁ・・・
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原稿、頑張ってますよ!(`・ω・´)ゞ

2024年03月15日 22時16分59秒 | 雑記
来週の宇都宮と仙台の種自由の劇場舞台挨拶で石田さんが来る(かもしれない)と聞き、速攻申し込みしましたかもしたです。
でも繋いだ時、滅茶苦茶回線が込み合っていたので、多分無理だな(早々に敗北宣言)。
何しろ引きが悪い。先月の新宿ピカデリーの舞台挨拶のチケットが取れただけで、多分運気使い果たしたんだと思います。
関西と名古屋の舞台挨拶で、また楽しい情報が一杯流れていたので、行ってみたいですよ。保志さんと石田さんと鈴村さんだもん。主役3人。令和の三強!めっちゃ生で話が聞きたい見てみたい!
当選するかどうかは、望み薄だけどとりあえずやる気に火が付いたので、原稿を進めてます。
想定以上に長くなってしまいましたが、とりあえず一旦形にはできました。
いや~今週はとにかく時間がなくて💦
年度末だから致し方ないのですが、仕事を家に持ち帰ってやったりしていました。ちょっと父の状態がよろしくなくって、持ち帰れる仕事は持ち帰って、様子見ながらやるって感じで。
どうしても途切れ途切れで集中してできないのが難点ですが、それでも致し方ありません。
あと自分自身の検査も入って、これがまた非常に長くって💧
ちゃんとした結果はまた後日、ということになるんですが、治療がまたきちんと始まる前に、ムビチケ使い果たしたい!
とりあえず明日缶バッジ貰ってきます。
元に戻って原稿ですが、かもしたは以前もここで話した気がしますが、一度がーーーーっと書いた後、寝かしておきます。そして今度は客観的に自分の書いたものを読んで「ここの表現はどういうつもりで書いたんだろう?」「ここわかりにくい!」「繋がってないじゃん!」みたいに思ったところを修正してまた繋ぎ合わせます。
今回は寝かし期間中に劇場版を見て、更にもし舞台挨拶が見られたら、その時の情報も矛盾が無いように表現して、完成させられたらいいな、と思ってます。
果たしてどうなるかは、こうご期待!(している人いないってw(ヾノ・∀・`)ナイナイ)
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