あの日の星空

本日で東日本大震災から8年が経ちました。
毎年この時期がくると、福島から非難してきた方々は、その後元気に暮らしているだろうか、と思い返します。
それだけじゃなく、地元でも家が半壊したり、余震が続く中、公共施設に避難してきたお年寄りが体調崩し、何度も様子を見に車を走らせたんですが、何しろ電車が終日止まったまま（JJは未だに全線開通してません。8年経った今でも。原発で未だに立ち入れないですから）なので、どこもかしこも渋滞に次ぐ渋滞で、普段なら10分で着くところに1時間以上かかったのを思い出します。
この時つくづく、「年取ったらお金と保険証の他に、入れ歯とお薬手帳は避難の時に持っていないとダメ」と学習しましたね。

8年前の今日も、かもしたは職場で震災に遭い、一回家に帰宅しましたが、午前3時ごろに職場に呼び出されて、自転車こいでいったのを思い出します。
その時の夜空は・・・被災地では全ての灯りが消え、ものすごく降るような綺麗な星空だったそうですね。
かもしたは、空は見上げませんでした。代わりにどこまでも続く車のテールランプが地上の星でした。
星空が気になったのは、「計画停電」の時でした。
数区画、何時間かごとに停電になり、その時幹線道路も車が減るので、その時だけ少し夜空が綺麗だったのを覚えています。もうオリオン座は見えなくって、獅子座のレグルスが凄く綺麗に見えました。
沿岸に住む友人は「コンビナートが燃えて、油煙で空なんて真っ黒だったよ！」と言っていましたが、あの日、いろんな夜空があったんですね。

今夜は残念ながら曇りです。
星は見えませんが、被災地の方々と、少しでも鎮魂を願って冥福をお祈りしたいと思います（－人－）