うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

「ハウメアを探して」第6話UPしました。

2020年12月05日 21時22分09秒 | ノベルズ
その扉は重厚だった。私1人の力では動かすことすらできないほどの。
アスランの力でようやく<ギギギ…>と、鈍い音を立てて開かれる。
「…真っ暗だ…」
確か今の時間は未だ午前のはず。深い森の中で瘴気が周囲に立ち込めているせいか、光が入ってこない。それでもこのドアの向こうは広い空間だということは、ひんやりと肌に感じる空気で分かった。
そしてこの空間に瘴気はない。かといって人気も無いのだが、無人特有の埃っぽい臭いもしない。ということは、人か魔族かわからないが、確実に「誰かがいる」ということだ。
(やっぱり、ここに彼岸の魔女が―――!)
私はスゥっと息を深く吸い込み、両手を大声で叫んだ。
「こんにちはーーーーーっっ!ここは魔女の館で間違いないでしょうかーーーーっっ!」
反響が響いてくる。やがて暗闇に少しずつ目が慣れてきたのか、私でもややこの場の様子が把握できてきた。大きな正面階段を供えたエントランスらしい想像以上に広いホール、それを形作っている更に固く冷たい床と壁…多分大理石か何かだろう。
私の生まれ育ったオーブの城も広間は大理石だった。でもここの方がもっと広い感じがする。
「…」
返事はない。まさに「シ~ン…」という表現がふさわしいほど、私の声以外無音に等しい。
「どうしよう。誰か居れば尋ねることができるのに。」
1人悩んでみれば、そういえば先ほどからアスランが全く何も言わない。もしかして耳がいいから、私の大声で耳がキンキンしたのかと思ったが、振り返ればアスランはじっと聞き耳を立てている。そして
「何か…来る。」
彼の表情が一変した。
「伏せろ!」
言うなり私に飛び掛かって床に押し倒された。

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2週間ぶりです。久々にこちらを更新いたしました。もしよろしければそそっと見てやってください(-人-)
これでようやくあのハロウィン関係みな出そろいましたw イベント終わってもう一か月以上たつのに、まだ片付かない。。。でも一応話の急展開まではたどり着きました!さてここからどうなるか、は、また次回のお楽しみに(?)
ここのところ、20周年を前にして、種公式の動きが凄くって、公式が少し動くたびにクラスタ皆が萌え上がりますので、凄く嬉しい限りです。最近種に嵌った方や、久しぶりの再燃の方まで幅広く、皆様の作品が見られるのは嬉しいです♥
そんなかもしたも煽られっぱなしなのですが―――
少しばかり困ったことができました。
金欠でグッズが買えない!―――のは、さておきまして。
実は長年運営を続けておりましたこのサイトの方の容量がいっぱいになっちゃったんですよ💦
以前も度々容量いっぱいになっちゃって、『もやしもん』をpixivに移したり、短編をpixivで連載したり、携帯サイトの方に掲載したりしていたんですが、もうそれでもいっぱいいっぱい。
そりゃ三桁も作品掲載していりゃ、容量もなくなりますって(==;)
なので、どうしようかな~と思っているのですが、またサイトの在庫整理をしようかと。
連載物はどうやっても一緒にセットで置いておきたいので、短編関係をpixivに引越しさせようか、あまり使わないページを削除しようか、今まだ検討中です。
既に現在連載中のSS↑も、もうこれ以上UPできないので、早めに動かないと第7話がUPできない状況ですので、早く動かないといけないです。
昔の作品はほぼFDに保存(凄いだろ!FDだぞ!:笑)はしてありますが、読み取りの外付けハードをどこかにしまい込んで行方不明なので、こっちも何とかするしかない。
この年末、色々やらなければならないことも多いし、年賀状も準備していないし、血圧は高いし(orz💧)、もうてんやわんやですが、地道に活動していきますので、まだまだこちらのサイトもよろしくお願いします。<(_ _)>