うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

秋アニメ最終回①&ファフつぶやき

2015年12月19日 17時48分39秒 | アニメ
今月も気が付けばあと約2週間・・・年の瀬迫っている最中、相変わらず残業まみれのかもしたです
いい加減早く帰りたいよぉ・・・(T0T)
昨日は何とか『コウノドリ』に間に合いましたが、録り溜めている番組も多くて、まだなかなかチェックできん。
ぼちぼち秋のアニメの最終回が訪れているので、そちらからまずはチェックしました。
『すべてがFになる』:ミステリー小説原作のアニメ化、ということで、ミステリー物が好きなかもしたとしては、結構力入れて見ていました。
犯人は一体誰なのか―――『相棒』の時もなんですが、毎回当てるのが面白いので、この作品もご多分に漏れず、色々推理してみましたけれど・・・「実の妹が犯人(※でも彼女自身が本当の真賀田博士だった)」だったとは。
でもあの最初の映像の博士(実は娘)は妙に子供っぽいので、金田一少年の事件簿にあった『岩窟王殺人事件』の時みたいに、「日の当たらない場所にずっと閉じこもっていたから、成長しなかったのか?」と想像したんですが、全く違っていました。
いわゆるよくある殺人事件とは違って、PCやらサイバー関係を駆使して作られた殺人劇だったので、ちょっと現実味からほど遠い感じを受けましたけれど、こうしたバーチャル×リアルの世界は現実に今存在しているので、これからの事件って、こういう類のモノになっていくのかな。警察の皆さん、大変かと思いますが頑張ってください<(_ _)>(※最近「警察の頑張っている人」を想像すると、すぐに伊丹さん(※『相棒』)の顔を思い出す(笑)。負けるな!伊丹!&芹沢さんもv)
『ランス アンド マスクス』:こちらはラノベ原作のアニメ化。現代版騎士道精神という、リアルではなんか「痛い人」(苦笑)扱いされるほど、女性に対して懇切丁寧な騎士精神が身に染みてしまっている葉太郎くんと、彼がマスクを付けて戦っている騎士と知らず、『ナイトランサー』と呼んで憧れる財閥の少女:真緒ちゃんを中心とした、バトルもあり、ハートフルなストーリーでした。
ラストの方で暗躍して、ラスボスを匂わせていた父さん。やっぱり予想通り最後は葉太郎と対峙しましたけれど、お父さんの中には、自分が騎士として仕えていたけれど、最終的には守れなかった存在があって、その後悔がずっと残っていたんですね。でも葉太郎が見事にそれを乗り越えてくれたことで、お父さんも安心できたんじゃないだろうか。
最初は嫌な敵、と思っていた登場人物の皆さんも、実はいい人たちばかりで(頼子さんも:笑)、罪を憎んで人を憎まず!じゃないですが、みんなが和解しあってハッピーエンドで終われてよかったですv
『ヤング ブラックジャック』:手塚治虫先生の名作『ブラックジャック』の主人公:間黒男が、「卓越した外科医の腕を持ちながら、裏世界で活躍する無免許医師となったか」という理由を追う、過去を描いた漫画原作のアニメ化でした。
明るい希望を多く描いた手塚先生の作品の中にあって、結構ダーク(『アドルフに告ぐ』もだけど)で異色の漫画だと思う『ブラックジャック』ですが、何故に無免許なのか判らなかったので、結構楽しみで見ていました。ベトナム戦争や安保闘争などの時代背景を含めて、医療界への絶望から、裏世界へと入っていったんですね・・・かもしたはリアル世代ではないので、安田講堂事件だとか大熊講堂事件だとかは知りませんけれど、先日三島由紀夫(小説家)の没後50年(でしたっけ?)で、闘争の最中、命を絶ったことを新聞記事で読みましたが、本当に戦後の暗黒時代だったんですね。丁度山崎豊子さんの『白い巨塔』も描かれたのはこの頃。希望と理想に燃えていたものが、すべていとも簡単に否定され、覆されてしまい、裏切られた感じがしたんでしょうね。
最後も連合赤軍の浅間山荘事件ばりにリンチや殺人まで突き進んでしまい、本当にダークな世界感でした。
でもある意味、こうした時代背景を今の人たちは知らない人が多いと思うので、そういう意味でも現代日本の政治や世相を知ることができる、良い題材だったと思います。

さて、今夜も最終回が色々ありますけれど、土曜書込みの最後はいつも通り、ファフナーつぶやき。
乱戦だった第3アルヴィス奪取でしたが、一騎の活躍もあって無事に移送までできた模様。そんな中、総士と真矢ちゃんが溝口さんたちと共に島に帰還。でも真矢ちゃんは言葉も発せられないくらい傷心・・・。正当な理由があるとしても、自分の手を血に染め、揚句異母兄弟と思っていたジョナサンが、実はお父さんの残したフェストゥムの人形だったという事実。ショック大きいですよ(T^T)
そんな真矢ちゃんに上手く声がかけられない総士。本っ当に不器用だな、お前(哀)
総士も史彦さんから「よく無事で真矢とニヒトを持ち帰ってくれた」と迎えられますが、そう言えば新国連と交渉していたのって、主に溝口さんだった気が・・・(‐△‐;) 真壁指令、溝口さんにも是非慰労してあげてください(-人-)
そして、島でも沢山の犠牲が生じていたことで、皆が暗い気持ちの中、「成人式やるぞ!」(by 剣司)って、この非常時に、竜宮島の皆さんは、本当にイベント好き(笑) でも成人=正式にアルヴィスの中心として認められることになったんですね。で、ようやくEDのあのマントが登場(笑) 残り2話であの制服着るとは思わなんだ^^; あ、でもくるりん(来主君と呼ぶのが面倒になってきたので、くるりんでいいや:苦笑)はEDであの成人仕様制服着ていますけれど、フェストゥムにも成人ってあるのか!?(-△-;) 成人式にはいなかったけど、一応メンバーにくるりんも混ぜてやってください<(_ _)>
そしていよいよ竜宮島vs第3アルヴィス(アトランティス)vs国連軍の最終決戦に突入。決戦前夜に総士が一人ニヒトに搭乗して、あの1クールの冒頭から何度も話していたあの言葉「・・・これを君が聴いているとき、ぼくはこの世にいないだろう・・・」を録音記録していました。1クール目で話していた時には・・・いや、単純につい最近まで「もうすぐ同化して消えることになる」という、自分に対する死の暗示のことだと思っていたんですが、このシーンを見て、ふと意味合いがちょっと変わってきた印象です。なんとなくですが、「もう(この最終決戦後は)フェストゥムと戦うことはない時代が来る。だからきっとニヒトはもう目覚めない。少なくとも自分が生きている間は。でも、もし再びこの機体が目覚め、その搭乗者となった人がいたら、自分もこの機体をかつて駆った者として、機体に飲まれることなく戦った人がいるということを覚えていてほしい・・・」的な願いが込められているんじゃないかと。織姫ちゃんから「別の形で目覚める」と未来を暗示されているから、もしかしたら生まれ変わった(自分)が再びニヒトに搭乗するかもしれない(適性人物が限られている以上)。決して絶望とか遺書的なものじゃなくって、未来に向けてのメッセージ的なものに見えてきました。きっと答えは最終回で明らかになると思いますが。・・・何せ総士は人と変わった表現(笑)をしたがるので、一見すると「え・・・?」と誤解を招きかねない発言をするから。一期の時に翔子が自爆したときも、本心では「命を大切にするために、自爆はしないでほしい」という願いだったのに「自爆して、機体が損失した」と言って真矢ちゃんにものすごく怒られたり。今回の放送でも、ついにジョナサンが攻めてきたときジョナサンのことを「アイツはもう、人間じゃない!化物だ!」と先陣切って、つい先日まで苦楽を共にし、死線を戦ってきたジョナサンに情け容赦なく攻撃開始しました。これも一見すると「かつての仲間をすぐ『敵』と言い切るなんて、情はないのか!?冷たい奴!」と思いかねないですけれど、狭義ではジョナサンを撃たねばならなくなる真矢ちゃんを庇って、自分が倒そうとしている、あるいは「国連軍が出てきたら俺が戦う」と宣言した一騎を庇うために。広義でいえば「情が邪魔して躊躇したら、あっさりと命を奪われてしまう、無駄な命を散らしてはならない」という意味だと思うんですが・・・。でなければ自分が特攻仕掛けに行く行動はとらないと思うんですよね。一期目の頃は、見ているかもしたも結構幼児思考だったので、総士のことは好きになれなかったんですが、裏返し的な表現しかできない不器用な奴、と判ったら、何かアスラン並みに見守ってあげたくなっちゃっただよ(笑)
で、対照的なのが主人公のお姫様。先のセリフ通り、国連軍が来ましたが、今のところまだ彼の活躍は中継せず(笑:来週の最終回が彼のメインだろうと思う)。で、一騎がこの台詞を真矢ちゃんのために言ったかどうか―――はわからない。肝心の真矢ちゃんがどうとらえたかが描かれていないので、憶測でしかわからないですけれど、多分個人的な要素ではない気がします。真矢ちゃんの態度を見れば、彼女が個人的に一騎のことを好きなことはわかる。でなければ身を挺して引き金を引くことなんてできないし。・・・でも、いわゆる主人公&ヒロインの公認CP的な雰囲気が、この二人から醸しでない気がするのは、何でだろう?散々個人的に二人で話しているシーンは見るんですが、多分、一騎がこの真矢ちゃんと話しているシーンと、他の登場人物に対しての話し方とか行動が、皆同じレベルだからだと思う。 たとえば
・疲れ切った真矢ちゃんを労わって、食事を用意してあげる。
・残業している総士のところに、頼まれてもいないのに夜食を作って持って行ってあげる。
・食べられないものがあるカノンに、好きな飴玉を用意してあげる。
・調子に乗るくるりんに、優しく諭してあげる。
・パパのために、家事はオールマイティにこなす。

・・・!

そうかわかった!

一騎の対人スキルは『お母さん』なんだ!(笑)


広くて深い母の愛vが、島の人たちみんなに対して平等に行われているから、「みんなの一騎」なんですね!
まぁ真矢ちゃんもきっとそんな一騎のことが好きなんでしょうが、ファフナーのNCPがいまいちはっきりしない(剣司と咲良は除く)のは、主人公の『おかん気質』のためですよ、きっと(笑)

かつて一期目の時、乙姫ちゃんが「私が島のみんなのお母さんになればいいんだ。」と言って岩戸に消えましたが、今や一騎がみんなのおかんです。しかも人知を超えた存在です!

さぁ、人知を超えた『おかん』は、最終回でどんな活躍を見せるのか!?
 
次回はいよいよクライマックスです!!