うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

『ブラックさん』の災難。

2013年07月23日 20時16分22秒 | お仕事
今日は出先で一人お仕事。いつものように手続き関係の事務をしていた時でした。
2歳くらいのお兄ちゃんとお母さんが揃って来所。お母さんに必要な手続きをしているあいだに、お兄ちゃんはロビーに行って遊んでいた―――のですが、手続き中のお母さんのところへ血相変えて走り込んできました。
「なぁ、おかん、聞いて!『ブラックさん』がな、赤いのにしばかれとるよ!∑(-口-;)」
お母さんとかもした「「・・・は?」」
お兄ちゃん、更に力入れて「だから『ブラックさん』が大変やねん!はよ来て!
いきなりお兄ちゃんに外国人『ブラックさん』というお友達ができたのか。そして彼(彼女)が怪我でもしたのか!? 
ともかくお母様とかもしたが兄ちゃんが「はよう!」と手招きするへ走ってみれば・・・

渦中のブラックさん「・・・・・・・。」

かもした「・・・金魚・・・。」

出先の出張所のロビーに種類がわからないのですが、割と大きめな黒いお魚さんが2匹。そして赤いランチュウ(あのぷっくりしていて、尾びれが下向きについている金魚)が3匹。水槽の中で悠々と泳いでいたのですが、
お兄ちゃん「このな、この『ブラックさん』(※黒い金魚)が、この『赤いの』(※ランチュウ)に、しっぽでしばかれおってねん!!(>0<)」

・・・ようは、黒い金魚の一匹が、ランチュウのそばに寄ったとき、下向きのあの尾びれで顔の部分「ハタハタ」とされたので、顔を<プルッ>て背けた―――んだと思います(※コナン君的に推理すると)。ですが兄ちゃんにとっては、ブラックさんがランチュウに尾っぽでひっぱたかれたようにしか見えなかった訳ですな。
かもした「どの金魚?どの黒い金魚がはたかれたの?」
お兄ちゃん「違うねん!やのうてこの『ブラックさん』やねん!
かもした「そ、そうですか。で、はたいたのはどの『レッドさん』ですか?」
お兄ちゃん「ちゃうわ!この『赤いの』や!

お兄ちゃんの中ではファンタジー・・・ではなく、黒いのが『黒』ではなくあくまで『ブラック』であり、赤いのは『レッド』ではなく『赤は赤!』だったようです^^;
かもした「せやったら、『赤いの』に「もうしたらあかんで」って言って、『ブラックさん』には「大丈夫?泣かんでよう頑張ったな」言ってあげて。」
で、お兄ちゃんはちゃんと『ブラックさん』と『赤いの』それぞれ言葉をかけておりました。

優しいな~こういう子が素直に育ってくれるといいなぁ~
お母さんとほほましくお兄ちゃんを見守ってあげた、今日の「サーバント×サービス」でした(^^)