うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

恐怖のお魚事件

2013年02月05日 20時07分40秒 | 雑記
明日は大雪になる、とのことで、電車通勤の身としては、無事に職場に行けるかどうかが心配な今日のかもしたです。
なにせ片腕使えないので非常にバランスが悪い。ここで転んで肩でも打った日にはインパクトどころではなくなってしまうので、インパクトのためにも(!)是非早々に雨になって溶けてもらいたいものです。
そんな今朝のかもしたの通勤時、けったいな光景(!?)に出会いました。
まず最初に気になったのか幼稚園児らしいお子様の鳴き声。丁度幼稚園バスのお迎えのために表通りに出る道があるのですが、園児二人が「嫌ぁぁ~~~(>0<)」「怖いよぉーーーーーっ!(T0T)」と必死に泣いているじゃありませんか。普段はこんな泣いたりせずに普通に園バスに乗っているようなんですが、何やら今朝はただならぬ雰囲気。
そしてその道先には「フーーーーッ!」「シャァーーーーッ!と更に恐ろしい鳴き声。見ればクロさん(ウチの近所を取り仕切っているクロネコ。この辺りを治めているボスであります)とシマちゃん(最近近所にやってきた新参者。やたらクロさんに対抗している)が、背中の毛逆立てて戦闘中。まさしく関ヶ原状態。
最初はこの猫の喧嘩が怖くって泣いているのかと思ったんですが、そのうち泣いている園児の一人が「お魚がぁーーー、お魚がぁ~~~と指さすので、彼の指先を追って見たら―――
何故か「魚の生首が道路に点々と落っこちているんですよ・・・4、5個くらい」(-△-;)しかも結構でかい。
最初は猫がゴミ荒らしたのかと思ったんですが、今日は生ゴミ収集日じゃない。しかもゴミステーションにはちゃんとネットが張られていて、猫もカラスも簡単に魚の頭だけ取り出す、なんてことはできない。
早い話、この魚の頭をちゃんと捨てれば事件は解決するのですが、周りを歩いている大人はほぼ出勤の途中なので、捨ててあげるよゆうはなし。職場までこの生ゴミ持っていくわけにも行かず、「一体誰が、何のためにこんなところに魚の頭だけゴロゴロ転がしていったのか?」・・・

案外謎は直ぐに解けました(笑)
魚の頭に何やら突き刺さっていたものがあったので、よくよく見てみれば―――

「・・・『柊』?」

そうなんです。
節分で、地方によっては「鰯の頭に柊さしたものを玄関の上に飾って魔除けする」ってアレでした(笑)
ウチのほうじゃ全然やらないんですが、どうやらこの近所にそうした習わしを行う地域出身の方がいらっしゃったようで、キチンとしきたり通りやられたんでしょうね。
それが昨日の強風ですっ飛ばされて、ここに辿り着き、挙句猫たちの餌の奪い合いに至ったようです(苦笑)
でもイワシにしちゃ随分でかい頭だったな~かもしたの手のひらの半分くらいの大きさはあったよ(・・;)
栄養豊富なところで育ったイワシなのか、はたまた鯵と間違えたとかじゃなければいいのですが、折角のお祓いが風で吹っ飛んでしまっていることに、この鰯の持ち主さんは気がついているのだろうか・・・?
ともかく「魔除け」ではなく「幼稚園児よけ」になってしまっていました。お子様がたがトラウマになっていなければいいのですが^^;

・・・あ、帰りには既に鰯の頭さんは失くなっておりました。クロさんたちが持っていったのか、道路の前の家の方が片付けられたのか・・・

明日は堂々と道を通れるよ!園児たち!(・・・その前に雪でこけないようにねv)