日々好日

さて今日のニュースは

スコットランド住民投票結果は現実派勝利の模様

2014-09-19 13:50:44 | Weblog

世界に大きな波紋を投げたスコットランド独立の住民投票が行われどうやら独立反対派が勝利した
とのニュースが流れた。

一時はスコットランド最大の都市グラスゴウで独立賛成が勝ったとの報で驚きが走ったが、流れは
矢張り独立反対有利と見られていました。

スコットランド住民は矢張りイングランドと一緒にグレートブリテンの一員を選択した様だ。

今回のスコットランドの住民投票は特異な方法で現在スコットランド在住のEUの国籍がある16歳
以上が有権者です。

スコットランド出身でも現在スコットランドに居住してないと選挙権はない。

早い話しスコットランドに居住していればドイツ人でもフランス人でも選挙権があるがスコットランド
出身でも居住してないと英国人でも選挙権がない。

今回のスコットランド独立の要因は何百年前からイングランドに迫害された歴史があります。
そして鉄の女と言われたサッチャ首相の徹底したスコットランド差別政策が上げられます。

サッチャ首相にとっては労働党王国のスコットランドは目の上にタンコブでしかなかった。

いち早くスコットランドに人頭税導入を行い大きな会社を潰して行きました。
そこで一気にスコットランド自立の気運がうまれた。
英国も1999年スコットランド議会開設を許可せざるを得なくなった。
2011年スコットランド議会の過半数を労働党が勝ち取り独立運動への加速がついた。
2012年とうとう独立の住民投票を行う法案が通って今回の住民投票となった。

グレートブリテンからスコットランドが離れると言う事は世界に大きな影響をもたらします。

強固な米英同盟にヒビが入るのではないか。
スコットランドは核防衛に反対決議で、原子力潜水艦等はもし分離したらどうなるか?
EUとの関係は?使用通貨は?
北海油田はどうなるのだ?
国旗は国名は?

グレートブリテンが力を失う事は明白でスコットランドの國の将来は?

反対派はLet’s Stick Togetherと言うブライナンフェリイーの歌に乗せて独立阻止を
訴えた。

エリザベス女王の異例の慎重を期すようにと発言もありました。
キヤメロン首相はスコットランドへの税制の優遇策や自治権拡大を約束した。

又16歳の選挙民は将来スコットランドの独立のリスクを考え35州の住民の最大公約数は
反対票を投じたと報じています。

結局スコットランド住民は現実的愛国心が動いたとも考えられます。

ただ独立は避けられたが約束した優遇策などに他の州が反発する恐れも出てきた。

これで他の国の独立運動に火が点く事は避けられましたね。
スペインのバスク地方・カナダのケベック地方・中国の内モンゴル・東トルキスタンの独立運動
等々に転移する事は避けられた様ですね。

日本も琉球の独立を叫ぶ声もあるので人ごとではないですね。
米国基地負担軽減ももう少し考えないとこう言う事態が起きてもオカシクないですね。


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円安急激加速対ドル110円目前・対ユーロ140円超円安

2014-09-19 07:34:04 | Weblog

先般から囁かれて居た対ドル110円台出現は現実のものとなりそうです。

これは米国FRBが近く量的緩和終了を打ち出しゼロ金利政策解除利上げに向けての出口政策
を予想し円売りドル買いが急激に加速した事が要因とされて居る様だ。

それに英国のスコットランド独立問題でユーロ安が進み是は即円安でもあります。
日本も欧州も低金利が当分続くと見てのユーロ安円安となった。

お陰で日本の株価は1万6000円台まで回復した。
円安は年内にも110円と予想されますが是が残念ながら輸出の増加に繋がらず、逆に輸入品
の高騰を招き日本にとっては大変マズイ事になりそうです。

輸入業者は円を売って得たドルで決算するので余計円安は加速し益々円安は進みそうですね。

 


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窮地に立たされた日本調査捕鯨IWC総会で完敗

2014-09-19 06:42:56 | Weblog

日本の悲願の商業捕鯨処か調査捕鯨さえ出来なくなる事態が起こりつつある。

IWC総会で調査捕鯨を許可する手続きの変更と制限を増やし南極海での調査捕鯨計画を
目指す日本の調査捕鯨を事実上先延ばしするニュージランド決議案を反捕鯨国の賛成多数
で可決しました。

これで日本が主張するクジラの生存維持に必要な科学的データー集めは理解して貰え
なかった様だ。

捕鯨問題は日本と欧米国との食生活の違い、クジラは絶滅種ではと言う事と可哀想な動物と
する点に尽きます。

日本では古来からクジラ1頭は七つの村々を潤す神から贈りものとしました。
是に対して欧米は18世紀頃鯨油を求めて世界のクジラを潰滅に追い込む様に乱獲しました。

それが一転して絶滅種とし保護を主張しだした。
また羊などは引き裂いて食べてもクジラを食べない民族はクジラを食べるのは残酷と映るらしい。

余り関係の無い國は、矢張りクジラを捕獲し食べるのは野蛮行為と映るらしい。
ニュージランドやオーストラリアは目の前でクジラが捕獲されるのは我慢出来ない事なんでしょう。

それに派手な反捕鯨団体のシーシェパードのパフォーマンスに共鳴する人も多い。

兎に角日本は国力が落ち国際的に軽んじられる傾向にあるのは大変残念です。
今日本は韓国や中国・オーストラリアやニュージランドから悪者扱いされる始末です。

大根等も大きく育てるためには間引きが必要ですね。
日本が幾らクジラを生かすためには適当間引きが必要でその調査の重要性を力説しても判って
貰えないようです。

それに日本人さえ食生活の変化でクジラの食文化を理解しない世代が増えてきて居ます。
兎に角日本の調査捕鯨は八方塞がりです。

ただ決議されても法的拘束力を持たないので無視しても何等罰則はありません。
だが日本のイメージが傷つく事には間違いないです。

難しい処ですね。


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