防衛省概算要求５兆円超え雑な予算要求

来年度予算編成も各省庁の予算概算要求が出揃いどうやら１００兆円の大台を超える
模様です。

これから１２月にかけて各省庁と財務省との間で概算要求の激しい調整が行われ、年末に来年度
予算案が出来上がると言う事になります。

この各省庁の概算要求の中で防衛国家安全が云々される中防衛省の概算要求が５兆円を超えた事
も注目された一つです。

ご存じの様に防衛機材購入は、巨額なものになるので複数年に亘り支払いが出来る後年度負担が
法律で認められています。

来年度以降で問題になるのが次期後継戦闘機F35A戦闘機5年間で20機購入。
金額は３７９５億円。
我が国で開発した国産P-1哨戒機来年度から20機購入。
帯空型無人飛行機UAVグローバルホーク購入。
他に新設される離島防衛の日本版海兵隊のために。
軍用チルトローター機オスプレイ18年度まで17機導入、来年度は5機導入。
水陸両用装甲車AAv7導入。

等が挙げられています。

是等は何れも複数年で会計処理されるもので、来年度の概算払いには一部しか計上されません。

防衛省はこの5年間の後年度負担を10年に延長する動きがあるとか。
是では益々防衛費が拡大して行く恐れが出てきましたね。

日本は防衛費をGDPの１％以下に抑えるとして居ますが昨今の状況からは是を上回って居る
感じがしますね。

因みに日本のGDPが５００兆円の場合防衛費5兆円で１％と言う勘定ですね。

安倍二次政権初の改造内閣成長戦略実行の内閣完備か？

昨日安倍二次内閣の初めての内閣改造が行われました。

予想通りの改造で余りサプライズはなかったが、戦後最多の女性閣僚５名が登用された事
注目の石破幹事長が地方創生担当相になった事。
防衛相と安全保障法制に江渡防衛副大臣任命した事。

等が特に目に付くが殆ど重要ポストは留任で安倍政権の現体制維持が優先された。
内閣改造の目的の一つになった５０名以上の閣僚待機組は今回も期待外れの様だ。

それにしても党役員も閣僚も派閥の領袖を矢鱈起用した感がありますね。

是も安倍首相が目指す成長戦略実行へ万全の備えを目指したと言う事なんでしょうか？

しかし今回の閣僚は滅多矢鱈に担当大臣の肩書きが多い事。
一人で幾つもの担当相を背負わされ果たして大丈夫なのか心配になりますね。

人材不足なのか？それとも少ない閣僚で効率よくこなさせるためなのか？
殆どの閣僚は幾つもの担当を持ったされて居る様だ。

国家公安委員長の山谷大臣は拉致問題・海洋政策・領土問題・国土強靱化・防災担当と
幾つもの重要担当を任せられた。
何か無理矢理残った担当を背負わされたと言う感じがしますね。
是では仕事に忙殺されて職務遂行が困難と言う事にならないか。
もっとも大臣は飾り物で、仕事はお役人がするものだから、誰でも良いと言う説もありますね。

首相が会見で述べた事が何故が無味乾燥の言葉の羅列に感じたのは私一人だったのか？