ゲームホリック

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お茶の間争奪戦

2009年04月30日 | ゲーム
360

『Wiiの間』(公式サイト)

最近テレビCMが流れていた『Wiiの間』が気になっていましたが、上記のサイトでの岩田社長のビデオを観るとWiiでの動画配信サービスらしいです。海外ではPS3もXBOX360も動画配信を活発にしていますが、国内ではPS3がアニメのみ配信を行ってます。でもそれでは今まで映像配信の延長でしかない、と岩田社長は言いたげです。

Miiアバターが如何に旨みのある存在なのか、そりゃ広告代理店も絡みたがるなぁ。任天堂は初めから『Wiiの間』のようなことをしたいがために、トロイの木馬としてゲームやフィットネスを利用したのではと勘ぐりたくなりますが、岩田社長が述べている経緯だろうから本当に下衆の勘ぐりですが、それにしても任天堂のこのある種テレビ登場以来の広告モデルを変革しようというめちゃくちゃ挑発的な姿勢は恐ろしさを禁じえません。

youtubeがもたらした動画の共有体験をどういう風に課金モデルに落とし込むか、どうフィードバックさせるかということを、テレビが出来なかったことをWiiだからやれるのではないかということのよう。視聴率は批判されているものの現状ではその代替は難しく例えば録画率を公開したところで視聴率とスタンス的には同種のものなので根本的に解決にならない。かといってyoutubeをそのまま行うこともビジネスとしてみると不可能。


そういう状況の中で大まかな個人が特定でき、かつ同時に口コミ的な広がりをおも期待できる誰もが操作できるデバイスを使えばどうなるのか、ということなんだと思います。WiiからDSiへ転送し保存でき持ち運べたりするというなんとも壮大な実験な気がしないでもないですが(そもそもライセンス管理などはどういった具合になるなかなどはいまいち不明。期限付きなのか、期限無しなのか。期限ありならば従来の動画配信と同じ轍を踏むんじゃないかなどいろいろ考えてしまいます)、世界の広告モデルがひっくり返ります。


動画の中で「『Wiiの間』はテレビの敵ではない」と岩田社長が仰ってましたが能動的なCM視聴やマーケティングへの参加などを見る限りどう観ても長期的には敵になる、敵という言い方は正しくないなら引導を渡す役というかそんな風に感じます。もし成功すればですが。でも凄い。Wiiがいまいち好きになれないので、ソフトはあっても本体を持っていない情けない状況ですが、事としだいによってはWiiとDSiをまとめて買わないといけないかも知れません。

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