ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

X指定の時代

2008年11月22日 | ゲーム
今やX指定なんて言葉は過去の言葉です。今はX指定に代わって、Z指定というものが幅を利かせています。X指定の方がどこか淫靡な怪しく、中学生の性欲を刺激して止まない響きがあったと感じるのは僕が変だからではないでしょう。現にX指定といえば、それこそセガサターンが、若しくは3DOやPC-FXが、現役の頃にはアーケードの脱衣麻雀やPCのエロゲーの移植が大半でした。稀に海外のグロテスク描写や暴力描写を含んだソフトがありましたが、本当に好事家向けの例外でした。

バイオレンスが例外中の例外であった一方でX指定のエロソフトは確実に売れていたと思います。当時『同級生』シリーズで勢いのあったエルフがリリースした『野々村病院の人々』はセガサターン版がおよそ32万本も売り上げてしまっていました。『サクラ大戦』がハーフミリオンを売り上げていた時代です。そりゃ、どこのメーカーもギャルゲーに走りたくなりますな。まるで今の知育系ソフトの流行を見ているようです。


で、今現在を翻ってX指定などのハードメーカー独自のレーティングシステムは無くなり、2003年から業界団体であるCEROによる一括レーティングになりました。X指定に相当するZ指定はX指定と比べ、セクシャルな表現のものは極一部になり、グロテスク描写や暴力描写を用いたものが大半になっています。これはゲームがより大衆娯楽になったことの結果でもあるのでしょうが、日本のゲームの勢いの衰退を感じてしまいます。



テレビでも露骨な裸体などが映らなくなり、ゲームセンターも浄化され、必然にコンシューマーもほとんど浄化され、抜け道を這うようなソフトだけが今稀に現れます。ネットが普及したことで8ビットからのデジタルなエロも相対的に刺激を無くしたのかもしれません。でももう少しあの微妙なエロがテレビゲームに堂々と在っても良いように思うのですが。

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