ゲームホリック

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面白さを伝える努力とは。

2008年04月05日 | ゲーム
某ブログを拝見していて、最近評判の良いゲームが売れていないと憤っていた。
確かに良いゲームが売れないのは、ゲーム好きからしたら、特にそのゲームが
気に入っていたら、憤りに近い感情を抱くのは当然のことかもしれない。

「ゲームの内容としては良いのに売れない」=「ユーザーがゲーム内容に対して
積極的にアプローチしていかないからだ」とそのブログでは結論付けていたと思う。
だけれど、本当にそうなのかなと。積極的でないユーザーがいけないのか。



上記の2本は最近発売され、アマゾンや各サイトやブログなどでは好評を博した
ものの、両作ともに1万本も売れていないどころか、5000本も怪しい。
何故評判が良いのに売れないのか。その一因にそのパッケージがあるのではないか。

古参のプレイヤーにはそれぞれのゲームの雰囲気を端的に表した良いデザイン
なのかも知れないが、このパッケージを初めて手にとって面白そうだと思う人は
多くはないだろう。そもそもが手にすら取ってもらいにくいデザインだと思う。
(主観に過ぎない意見だが、売り上げを見るとあながち間違ってはいないと思う。)


マンガなどでも夏目房之介さんなどが指摘していたけれど、中身が良いから
その商品が売れると言うのはある種の理想、神話でしかない。ブルーハーツも
歌っていたけれど、今の時代、イメージが優先される。高度大衆消費社会だもの。

大量に商品が流通している現代で、消費者が流通物の良し悪しの判断に割ける
時間なり、コストなりは限られている。ゲームばかりをやっている訳でもない。
基本的にゲームは中身を事前に見られない。だからパッケージが重要になる。

にもかかわらず、テレビゲームのパッケージはあまり重要視されて来ていない。
少なくとも僕にはそう映る。少なくない頻度で、「買って欲しくないのか?」と
思わせるパッケージにすら出会ってしまうほどに購買意欲に繋がらないものが多い。

能動的に情報を獲得してゆくユーザーはもちろんのこと、情報に対して受動的な
ユーザーにアプローチしていかなくてはならないはずのゲームソフトなのだから
少なくとも手に取らせて、面白そうと思わせなくてはパッケージの意味は薄い。



それをしていないゲーム業界だからこそもはや死後な梅田先生で有名になった
2.0なものが注目されるけれども、結局は3000本、5000本という売り上げ
すらもロングテールの恩恵の結果であるような気もする。


書いていて良く解らなくなってくる。
かも知れないと思うと、それこそ本当にゲームはもう終わったんだと思うかな。

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