ニードルタティングのんびり日記

自己流ニードルタティングをのんびりつづります 
このところ組みひもが気になっています

ミスの手直し、こういう場合、

2015-04-15 15:12:02 | 手法
グラデーション糸のドイリー、「華麗」(小)では1つミスをしてしまいました。

ミスをしたのは4段目(最終段の前段)のチェインです。最終段をつなごうとして気付きました。



クリップを置いた所の、最終段前段のチェインが私なりになんとかミスを手直ししたところです。
手直し中は写真を撮る余裕がありませんでしたので、文章のみですが、、

4段目(最終段の前段)のチェインのピコが一つ少なくなっていました。
⇒ そのチェインはピコの間の目(2目)が少ないわけです。

5段目を、終わり近くまで作って気付いたので、5段目をほどいてから4段目もほどくというのはパスしたい気分でした。

こういう時5段目をカットしてしまい4段目だけほどくということも出来ますが、この糸は折角染めたのでそれもパスです。

どうしたらよいか??

まず、
・4段目の終わり頃かどうか見ました。

終わり頃なら、5段目のここまで作った部分はそのままにして、4段目の終わりだけをほどいてやり直せるので簡単です。
→ そうではありませんでした。

次に、
・ミスしたチェインをカットし、やり直すことを考えました。
・また、芯糸はそのまま、巻き糸だけカットし、チェインの端で糸を継いでから針で巻いて行く方法があると気づきました。
ですが、どちらもきれいに手直し出来るか不安です。

・グラデーション糸で見えにくいので、ピコが少ないまま次の段を作ることも考えました。

ここで一度時間を置きました。

思いついたのは、このチェインが両脇の目数が多いのを利用して、両脇から1目ずつもらうという方法です。

1 最初に、このチェインは芯糸の長さが2目分短くなっているので、両脇のリングからほんの少しずつ引いて来ることで、本来のチェインの長さに少しだけ近づけました。(巻き目を増やすわけではないので、あくまでも少しだけ。)

2 右端のピコの右の巻き目のエッジ部分に針を入れ、少しずつ巻き糸をずらしながら、端の巻き目を1目減らして右端のピコを作ります。⇒ピコが1目分右に移動します。
使った道具は勿論タティングニードル(笑)

3 同じように目をずらしながら、ピコを作って行きます。

4 左脇の巻き目が1目減って、左端のピコが出来ました。
つまり、巻き目の数は変わらずピコを1つ増やしました。
→ 巻き目を少しきつくしてピコの分の糸を作るわけです。 

5 ピコが5つ出来たら、修正した部分全体を、一つずつエッジに針を入れて目を整えます。 出来上がり!

同じタイプのミスにしか使えませんが、ご参考になれば嬉しいです。