ニードルタティングのんびり日記

自己流ニードルタティングをのんびりつづります 
このところ組みひもが気になっています

なんちゃって撚り器2

2015-10-13 14:53:24 | 2本どりタティング
この前「なんちゃって撚り器」を考案(?)しましたが、少しグレードアップした撚り器を思いつきました。
シナモンパウダーの空きビンより効率良く撚れます。

菜箸を用意します。
竹製の丸い箸、端に穴の開いたものを選びます。
つまりきれいな取り分け箸でなく、お料理に使うほうの素朴な菜箸です。

ダイソーで買いました。長さの違う物が4膳入っていました。
キャンドゥにはこういう菜箸は置いてありませんでした。
100均の品揃えは不安定なところがあるため、店舗や時期により違うかも知れません。



36cmのを使うことにしました。
菜箸2本をつないだ紐を切って、「なんちゃって撚り器2」の出来上がり。

糸端を菜箸の穴に通してしっかり結んだら、前回の撚り器と同じように使います。
菜箸は糸を結んだ側を重石のほうに向けて使います。(この前の位置の図でいえば左側)

これは床で転がして糸を撚っていると、うどんを麺棒で伸ばしているような気がして来ます(笑)

撚る糸は慣れたら少しずつ長くしてみてください。
(お手軽撚りなので、あまり長い糸を撚るのは無理です)

お時間のある方はどうぞお試しください。

ミシン糸4本どりのモチーフを縫い付けました

2015-10-10 14:13:28 | 2本どりタティング
こちらは撚っていない、ただ4本どりで作ったモチーフです。
黒のゆったりパンツに縫い付けました。



こんな感じです。



近寄るとこんな感じです。

以前、パンツの膝の辺りを何かに引っ掛けてカギ裂きを作ってしまったことがあります。
カギ裂きを繕ってから、共布に簡単に刺繍したものをアップリケしたのがちょっと面白くて、それからはたまに無地のパンツに飾り結びを縫い付けたりしていました。

今回は縫い付けるのに合いそうな柔らかいモチーフが出来たので、これを使うことにしました。

糸始末はいつもと違ってモチーフの目をくぐらせず、布裏に出して裏でも結び、縫い付けが終わってから、布裏に出た縫い付け糸にくぐらせてカットしました。

なんちゃって撚り器!

2015-10-07 15:05:43 | 2本どりタティング
撚りの基本の「き」をお伝えしたところで、今度は実際の撚り方です。
「なんちゃって撚り器」を公開。



登場したのは空きビン2本、これを撚り器として使おうという、画期的なプロジェクト(笑)

最初は#20のレース糸などを使ってみてください。
長さ3mほどにします。

両側の糸端をクルンと結んで、ビンの蓋にはさみます。



左のパチッと開く閉じるのほうではさむのでなく、右の、蓋を外して、糸端のクルンと結んだ部分をビンの中に入れ、しっかり蓋のネジではさみます。



こんなふうに。

次に糸の中央をホールドします。
ここもクルンと結び、その輪に別の太い糸などを通して、重石に結び付けます。
これは1本の糸の中央でなく、2本の糸を結んでもOK。



重石は亀野家では、4リットル入りの液体石鹸の空き容器に水を入れて使います。なので重さ4キロほど。
持ってくれるよう頼める人がいたら頼みますが、しっかり持っていてくれるかどうかよく考えましょう。
ふと力を抜かれて愉快でなくなる可能性があります(笑)

撚り器のそばにも、電話や玄関のチャイムなどで中断する場合に備え、撚り器側の糸を押さえておくために同じ重石を用意しておくと安心です。

使い方 
中央のホールド部分から糸を引っ張り、軽く張りの保てる場所で2本のビンを床に置きます。

私の場合、この図のようにしています。



2本のビンを一緒に転がして下撚りします。
ある程度遠くに、或いは手前に移動したら手で持って手前に、或いは遠くに移動させ、繰り返します。

「なんちゃって撚り」では、下撚りの回数の目安は、「もうこれ以上撚ると捻じれて変になっちゃうよ」というところです(笑)
真面目に撚りを練習したい場合は、大体何センチくらいの距離を何回転がしたか、メモしておくと次回以降の参考になります。

そして上撚りです。
2本を合わせて持って手を離せば、それだけで自然に上撚り出来るのですが、撚りムラが出やすいので、亀野式では2つのビンを一緒に持ち、手でさっきと逆方向に回転させます。

途中で何回か、撚りムラが出ないように軽く手ではさんでしごいて(?)行きます。
こちらは、けっこうしっかりした撚りになったかな?と思うくらいまで。

基本的に下撚りの70%くらいの回数なのですが、「なんちゃって撚り」は既に撚りの掛かった糸を使いますので、その撚りを強めるか、或いは撚りを戻すかで違います。
真面目に、、の方は、元の撚り方向と下撚り、上撚りの撚り方向と回数などをメモしておかれるとよいと思います。
元の撚りを戻した場合は、どのくらい下撚りしたところで元の撚りが消えたのかもメモしておきます。

上撚りが出来たら、忘れずに糸端をクルンと結びます。
上撚りが多過ぎたら自然に戻りますので、あまり気にしないでOKです。
逆に上撚りが少なくても、下撚りの戻りで上撚りの追加が自然に行われますので、安心してください。

最後に、またムラを消すようにします。

これで撚りの出来上がりです。

この撚り器は送料のみご負担頂いてお分けしています。ご希望の方はメールでお申し込みください。
・・ウソです。アドレスは公開していません(笑)
SBのシナモンパウダーのビンです。

この「なんちゃって撚り器」はお笑いですが、身の回りにある物で工夫するのって楽しいので、皆さま是非お試しください。

撚りについて

2015-10-05 14:08:06 | 2本どりタティング
亀野家秘伝(?)の撚り道具は非公開なので、その代わりに「なんちゃって撚り器」を公開することにしようかと思います(笑)

まずは、撚りの基本を。
ご存知の方はこの記事はパスしてくださいね。

撚りにはS撚りとZ撚りがあります。
糸を縦に置いて、撚り方向がどちらになっているかです。

撚りが分かりやすく見える太い糸を探し、、思い切ってPPロープを取り出しました(笑)

Z撚り


上下を逆にして見てみましょう。

上下逆でも、撚りの目は変わりません。

S撚り

S撚りの紐、糸が見付からないので、Z撚りの画像を左右反転させました。

ただし、決して横に置かないようにしましょう(笑) 


さて、どう撚るか、基本の「き」です。

まず、糸を出来上がりの撚りと逆の方向に撚ります。
「下撚り(したより)」と言います。
これは放っておくと撚りが戻ってしまうので、撚り終わった状態でホールドしておくことが必要です。

次に下撚りした2本を撚り合わせます。
今度はさっきと逆方向に撚ります。
下撚りだけでは撚りが戻ってしまいますが、戻りたいのを利用して2本を撚り合わせるわけです。
「上撚り(うわより)」です。
上撚りした糸は下撚りの終わった状態と違って撚りが安定していますが、端がそのままだと少しほどけて来るので、必ずクルンと結びます。

ここまでを分かって頂いて、次回はなんちゃって撚り器を公開します。



刺繍糸を3本ずつに分けてから撚った糸で作ったモチーフ(笑)

2015-10-03 14:52:42 | 2本どりタティング
オリムパスししゅう糸は25番は、細い糸6本どりです。
これを3本ずつ2組に分けて、その2組を軽く撚るなどということをしてみたくなりました。

色番1029、えんじ色の感じの糸です。

まず、3本ずつに分けました。
刺繍糸は撚ってないと思っていましたが、軽~くZ撚りしてあるのですね。
しっかり2組に分けて、さて、撚ります。

タティングにはZ撚りが向いているので、出来上がりをZ撚りにしたいです。
というわけで、あれこれして軽くZ撚りを掛けました。

・・撚りには手製の道具を使いますが、作り方も使い方もヒミツです。悪しからず。

ミニモチーフを作ってみました。



元々の6本どりだと飾りピコがばらけてしまうのですが、一応、飾りピコがばらけないくらいには撚れたかなと思います。