鳥居
中央にあるのが神門。左側に板屋神社遥拝所がある。
拝殿
学問の神様・菅原道真を祀る金沢神社は、受験生に人気がある。
拝殿の屋根の棟には立派な鳳凰がいる。
神門(隋身門)
台阿紫 稲荷大明神
第13代加賀藩主前田斎泰公が奉斎。御神体は隕石と言われているが、誰も見た者がいない。
絵馬
巨大な絵馬です。毎年正月に、地元有力銀行が奉納する。裏には、受験生の 名前がびっしりと書かれている。
夢牛
天神様のお使いの牛。なでると夢がかなうという。
清め砂
手水舎の隣に清め砂と言う物があり。お守りとして袋に入れて持ち帰るツアー客が後を絶たず、1カ月に1度補給するが1週間で無くなることも有るという。
私が訪れたときも砂は何処にもなかった。
手水舎
境内の井戸からくみ上げられ、金城霊澤の水と水源が同じ。水質が良く日本百名水の一つになっていて、全国でも人気がある。
奉納稲荷鳥居
この鳥居は、前田家鎌倉邸にあったものである。慶事があるごとに一つづつ鳥居が増えるそうだ。
金城霊澤
前田家墓地の野田山の隣に、山科と言う所がある。そこに昔、芋掘藤五郎と言う欲のない人が住んでいた。彼が耕す畑から砂金が沢山出てきた。それを洗ったと言うのがここ金沢神社のすぐ隣、ここは年中湧水が出て絶えることが無く水質もとてもいいとのこと。金沢の地名の起こりと言われている。
金城霊澤碑
金城霊澤の横にある洞窟の中に収められている。(上の写真左奥)
第13代藩主前田斎泰公が江戸の職人に作らせ、船で金沢まで運んだそうだ。
漢字ばかりで何を書いてあるのかさっぱリ分かりませんが、金城霊澤の謂れが書いてあるらしい。
奉納灯篭
金城霊澤の前にある。変わった灯篭です。何か謂れでもあるのかな?
いぼとり石
金沢神社前にあるいぼとり石は石にいぼをこすりつけるといぼがなくなるそうで訪れる人が絶えないとか。石の上にはお賽銭が供えられている。御利益ありますように・・・。
板屋神社遥拝所
辰巳用水を作った板屋兵四郎を祀ってある板屋神社の遥拝所。金沢神社神門のすぐ脇にある。
板屋神社はここから11キロほど行った山間にある。
金沢神社の境内の奥、目立たないところにあった。
漢字ばかりでとても読めないが、金沢大学の前身、四髙の校長だったらしい。
★ ★ ★
兼六園は明治7年一般開放され長い間市民の憩いの場となっていたが、いたずらが絶えず、シンボルの琴柱灯篭も時々御難ににあっていた。管理が行き届かず園内も草茫茫の状態だったが、昭和51年に有料になった。当時は有料化によって入園者が減るのではないかと心配されたが、かえって、園内が綺麗になることで入園者が増えたと言う。
園内には有料区域と無料区域があり冊で仕切られている。
金沢神社は兼六園の柵の外にあり、誰でも自由に参拝する事が出来る。近くには能楽堂や美術館、護国神社などがある。