鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

梨と柿

2022年10月23日 | 日記

どちらも好きです、柿・・・のほうが好きかな、いや、梨のあのみずみずしさも好き、やっぱり、同じくらい好きです。

いつも買う時迷います。当たりハズレがあるのはどっちも同じ。

ご近所に、もうミカンがたわわになっている木を見つけました。あっ、みかんも好きです。

結局、果物みんな好き。嫌いな人なんていませんね。

でも、小さい頃は、バナナなんて今みたいにざぶざぶ食べてませんし、食後に果物が出る日も少なかった。おかずも、そんな何品も食卓に並びませんでした。昭和のちゃぶ台はとても小さかったです。

温かいご飯にお味噌汁、煮物、焼き魚ぐらいです。天ぷらなどはいつも精進揚げで、海鮮物は「跳ねるから怖い」と母が言ってましたが、それだけの理由ではない気がします。

そのてんぷらの美味しかったこと!菜箸で揚げたてのさつま芋を取り出し「やけどしないようにフーフ-して」と、時々こっそりくれました。

母の料理の思い出をたどると、いつもこのさつま芋の天ぷらに行き着きます。

30代の頃、銀座の、中々予約の取れないという有名な天ぷらのお店に、ご招待されたとき、難しい名前のさつま芋の天ぷらが何種類か出されました。でも、あの母の天ぷらにはかないませんでした。

単純に、私の舌が庶民感覚になっているだけのことでしょう。理由は、そのお値段にありました。びっくりするような・・・。でも、海老もアナゴもそれはそれは美味しかったです。

何十年前ことなのに、食の思い出って、結構残ります。

明日は、天ぷらです!精進揚げです!

 

 

 

 

 

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