どちらも好きです、柿・・・のほうが好きかな、いや、梨のあのみずみずしさも好き、やっぱり、同じくらい好きです。
いつも買う時迷います。当たりハズレがあるのはどっちも同じ。
ご近所に、もうミカンがたわわになっている木を見つけました。あっ、みかんも好きです。
結局、果物みんな好き。嫌いな人なんていませんね。
でも、小さい頃は、バナナなんて今みたいにざぶざぶ食べてませんし、食後に果物が出る日も少なかった。おかずも、そんな何品も食卓に並びませんでした。昭和のちゃぶ台はとても小さかったです。
温かいご飯にお味噌汁、煮物、焼き魚ぐらいです。天ぷらなどはいつも精進揚げで、海鮮物は「跳ねるから怖い」と母が言ってましたが、それだけの理由ではない気がします。
そのてんぷらの美味しかったこと!菜箸で揚げたてのさつま芋を取り出し「やけどしないようにフーフ-して」と、時々こっそりくれました。
母の料理の思い出をたどると、いつもこのさつま芋の天ぷらに行き着きます。
30代の頃、銀座の、中々予約の取れないという有名な天ぷらのお店に、ご招待されたとき、難しい名前のさつま芋の天ぷらが何種類か出されました。でも、あの母の天ぷらにはかないませんでした。
単純に、私の舌が庶民感覚になっているだけのことでしょう。理由は、そのお値段にありました。びっくりするような・・・。でも、海老もアナゴもそれはそれは美味しかったです。
何十年前ことなのに、食の思い出って、結構残ります。
明日は、天ぷらです!精進揚げです!