秋晴れの土曜日ですもの、鎌倉、大変な人出でした。
私共の商品も並ぶ「大河ドラマ館ミュ-ジアムショップ」のスタッフによると、平日も土、日並みの賑やかさで、地方からのお客様も日に日に増えているようです。
政策キャンペーン、人を動かしています。機能しているという事です。
鎌倉幕府の置かれたこの地は、東国武士団の足跡が至る所に残っている。
歴史に疎く「吾妻鏡」もコミックで読んだ私だが、今、永井路子著「相模のもののふたち」にはまっている。鎌倉に越してきたころ、永井路子著書、直木賞受賞作「炎環」「北条政子」なども、むさぼるように読んだ記憶が。
永井路子の筆で、歴史がぐっと近づいてきて、神社仏閣にも興味を持つようになった。その神社仏閣なのだが、その「鎌倉に越してきたころ・・・」私は朝、ジョギングをしていた。
3,4キロぐらいの距離で週3のぺ-スでした。最初の頃、神社の前、お寺の前を通過する時、軽く頭を下げていくようにしていた。ところが次々と「神社仏閣」が表れ、その忙しい事と言ったら。やがて私は、頭を下げるのをやめ、軽く手を挙げるあいさつに替えた。しかしこれも、何か、やんごとなきお方の挨拶のようで、どうも調子が狂った。
しばらくしてジョギングそのものをやめてしまったので、挨拶の悩みもなくなった。
今は、お隣の神社を私の「守り神社」として、とにかく通るたびに手を合わせています。
ちなみに、鎌倉の神社仏閣の数は、110から120と言われています。
「相模のもののふたち」永井路子 有隣堂新書 ¥1200+税