池袋、東京建物ブリリアホ-ルで福原允則脚本演出の「閃光ばなし」を観劇。
「若さっていいな-!」の実感でした。踊って歌って、勿論演技も。安田章大、黒木華と若人の中で、佐藤B作が渋く締めていて、装置も音楽も全部満足しました。
お話は、昭和の30年代。高度成長期の東京の下町。再開発に絡む行政と市民のせめぎ合い。それに立ち向かうリーダ-の兄妹(安田章大、黒木華)が中心で、話は展開する。いつの時代も利権に群がる、絡む人間関は後を絶たない。
舞台中を所狭しとモータ-バイクが走り、大型劇場ならではの醍醐味。
私は昭和のドンピシャの世代なので、ある種の「匂い」感じました。
まだまだ貧しくて、でも不幸ではなかったあの時代、大人た達は、とにかく一生懸命働いていました。
それにしても、劇場のある池袋の変貌に、びっくり。