鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

写真

2022年10月13日 | 日記

 

片付け、をしています。衣類、書類、食器等々。日々、少しづつ。ここに「写真」が入ると、とたんに手が止まる。迷う、悩む、時間がかかるのです。

皆さんはどうしているのでしょう?風景写真はポイ、と出来ますが、人物はそうはいきません。それでも、冷酷になって選択し、減らしています。

60を過ぎたころから「写真はもう嫌なの」と、遠慮するようになりました。スマホの写真が主流になった事もあって、昔のようにプリントされたものが少なくなりました。

でも、写真に残っている若き日の自分を見ると「あんなことあった、こんなことした」と思い出を手繰り寄せ、やっぱりいいものです。二度と戻らない歳月。おまけに写真はかさばらないので「まっ、いいか」と甘くなる。

台所の道具類は、ちょこちょこ増える。でも、少し物が増えたら、そろそろ減らそう、とスイッチが入る。だから、お箸,スプ-ン、箸置き、小皿等、基本の数はほとんど変わらない。

家は鎌倉駅から5分、路地裏の四方から風が入る木造の1階。

大きなmaintenanceは大家さん任せ。台風で屋根が飛んだら直してくれる、庭の雑草も抜いてくれる。

仏教用語に「捨」と言う言葉がある。調べたら、両極端に陥らないで、先入観や思い込みを捨てる、平静な心で問題に向きあうのが「捨」だと。

平静心か・・・、少しは大人になったと自分では思うのですが、時々「まだまだだなぁー」と思うことの方が多い。大体は仕事がらみですが。本当の大人には、一体いつになったらなれるのだろう、私は。

 

 

 

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