チヂミ、またはチリメン。
別名は韓国のお好み焼き。
マルバと並びチヂミもハボタンの基本のキ、でも私はあまり上手に作れません。
カタログに掲載されているような皿をひっくり返したようなコンモリ姿が理想なのですが、なかなかそれに近づけることができません。
ひどい時には、真ん中がズドンと陥没したようなモノが出来上がってしまった時もありました。
ハボタンのカタチは、移植の時期、施肥の方法、矮化剤の種類や回数にも影響します。
就農する前に、ある先進農家に見学にいった時のハナシ。
A級品を作る必要はない、いかに安定してB級品を作り続けることができるかだ! と。
就農後しばらくは、その本意が理解できませんでした。
そうなんです、A級品を作れる人が、意図的にB級品を作ることができるんです。
技術を磨いた上で、経営的に考えてそれに合わせた品質の商品を作りだしていくこと。
プロの農家への道は、まだまだ険しいようですね。