先日ご紹介いたしましたジギタリス・ベリーカナリー、出荷が終盤になってきました。
こちらの画像は、出荷準備中の状況ですが、この植物は結構蒸れに弱い品種です。
湿度と温度の状態によっては、密集している葉が蒸れて黒くなってくることがあります。
この蒸れ葉をそのまま放置すると、近隣の葉も同様に黒くなってきます。
これは、そこから灰カビが発生する原因のひとつにもなってきます。
少しでも黒い葉を見つけたら、葉をすべて取り除きます。
腐ったミカンが箱に入っていたら、周辺のミカンも腐り出すので、腐ったものは排除しますが、それと全く一緒ですね。
しかし頻繁に株の中をチェックすることは効率的に不可能であり、結局蒸れを発見するのは出荷準備で葉の掃除をしている時だけとなります。
過去には、たくさんの蒸れ葉を掃除しすぎて、出荷するにはショボすぎるほどの姿になっていたこともあります。
できるだけ湿度を高くしないよう、灌水時は葉に水を当てないで土を湿らしていきます。
つまり蓮口シャワーを使用せずに、ホースをポットに突っ込んで水をチョロ出しして灌水していきます。
頭上からドバ~と灌水することが多いので、非常に手がかかる作業ですが、出荷率向上の為に仕方がありませんね。
残数も後わずかになりましたが、引き続きよろしくお願い申し上げます。
スラゴをバラ撒きました。
スラゴとはナメクジ駆除剤です。
この薬剤は他のナメクジ駆除剤と異なり、ニオイは全くしません。
私はニオイには人一倍敏感ですので、それだけでも嬉しいことです。
天然成分で作られていますので、ワンワンには害を及ぼしません。
今年はハウスの中全てと、隣接するハウス周りを囲むように撒いています。
昨年はベンチの上まで上がってきたりで、かなり被害に遭いました。
今年は被害をゼロにしたいものです。