KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

私自身のアカン部分も殺菌できればいいのにね

2019-04-04 08:27:56 | 農薬

次亜塩素酸ナトリウム。

昨年の葉牡丹は散々でした。

黒腐れ(キサントモナス)にやられて全体の1/3を廃棄。

数量が多い為、この1/3というのは えげつない量!

ましてや小規模農家なので、経営上にも えげつない打撃を食らいました。

冬の間に、加西の大御所生産者の皆さまから、確実に細菌を撲滅させ 翌年に残さない確かな対策を伝授していただきました。

その対策の一つが、この次亜塩素酸ナトリウムです。

 

ウッとくる刺激臭!

懐かしいプールの消毒剤の臭いです。

この原液を水で薄めて圃場に散布します。

あらゆる場所にタップリと消毒液を撒き散らします。

播き散らす道具は、これ!

出た~!悪さP38の初使いです。

しかし思ったより威力がない。

これは噴霧器のパワーが弱いので仕方が無いですね。

高圧洗浄機のような機械だと地面に穴が空いてしまいますしね。

 

昨日は400リットル分を撒き散らしました。

しかし、これで大丈夫とは言えません。

表面だけは殺菌できても、地中にある殺菌剤の届かないところにも細菌は生存しています。

この水桶ごとザバッとぶちまけるとかなり効果がありそうですね。

これを何度も何度も繰り返す必要がありそうです。

 

細菌が生存していることを確認できるメガネが欲しいです。

メガネに菌別のフィルタがついており、これを通して覗くと、生きた細菌が強調されて見える!

カビは肉眼で見えたりしますが、細菌類は顕微鏡でも見えませんので、これが必要です。

この便利グッズ、高額でも出して購入しますので、研究者の皆さま・メーカーの皆さま、今後の開発を期待します!

コメント
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