次亜塩素酸ナトリウム。
昨年の葉牡丹は散々でした。
黒腐れ(キサントモナス)にやられて全体の1/3を廃棄。
数量が多い為、この1/3というのは えげつない量!
ましてや小規模農家なので、経営上にも えげつない打撃を食らいました。
冬の間に、加西の大御所生産者の皆さまから、確実に細菌を撲滅させ 翌年に残さない確かな対策を伝授していただきました。
その対策の一つが、この次亜塩素酸ナトリウムです。
ウッとくる刺激臭!
懐かしいプールの消毒剤の臭いです。
この原液を水で薄めて圃場に散布します。
あらゆる場所にタップリと消毒液を撒き散らします。
播き散らす道具は、これ!
出た~!悪さP38の初使いです。
しかし思ったより威力がない。
これは噴霧器のパワーが弱いので仕方が無いですね。
高圧洗浄機のような機械だと地面に穴が空いてしまいますしね。
昨日は400リットル分を撒き散らしました。
しかし、これで大丈夫とは言えません。
表面だけは殺菌できても、地中にある殺菌剤の届かないところにも細菌は生存しています。
この水桶ごとザバッとぶちまけるとかなり効果がありそうですね。
これを何度も何度も繰り返す必要がありそうです。
細菌が生存していることを確認できるメガネが欲しいです。
メガネに菌別のフィルタがついており、これを通して覗くと、生きた細菌が強調されて見える!
カビは肉眼で見えたりしますが、細菌類は顕微鏡でも見えませんので、これが必要です。
この便利グッズ、高額でも出して購入しますので、研究者の皆さま・メーカーの皆さま、今後の開発を期待します!