暖冬と言われながらも、つい先日寒の入りを向かえたところで、今日は少し寒くなりそうですが、それでも平年の2月下旬並みということらしいです。
ハウスに設置している温風機があまり稼働しないので灯油があまり減ってきません。
農家にとってこれは嬉しいことなのですが、こんな時に限って灯油価格が平年にくらべてかなり下落しています。
複雑な心境だったりする冬になりましたね。
販売計画に差し支えなければ、温風機の温度調節ダイヤルを右に少し回転させて、生育促進させて見てもいいかなと思います。
植物を早く成長させ早く出荷してしまえば、もう一作詰め込むこともできそうです。
・・・あかんあかん、こんな欲張ったことを考えると絶対に失敗します。
さてモクビャッコウ。
今冬作の出荷は終了していますが、残ったものを見ると一部に開花している株があります。
モクビャッコウは一般的に葉を観賞する植物なのですが、このようにたまに花をつけるものがあります。
この花はあまり観賞価値がなく、このまま黒ずんで汚れた感じになってしまいます。
キク科の開花コントロールは一般的に日照条件ですが、それならすべての株が開花に至るはず。
しかし1/5程度が開花してしまうことから、挿し木の際に取得する穂の違いによって発生するものと考えています。
KaLuckではその穂の違いがなかなか解明できずにいます。
花の世界って、わからないことだらけです。