KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

年末ですが、挿しています

2012-12-20 19:11:36 | 挿し穂
こちらは白い斑の入ったタイム、フォックスリータイムです。



シソ科の植物、特にセージ類は結構多く栽培しているのですが、タイムはこの品種のみを生産しています。
匍匐性の姿をしていますので地を這うように、超旺盛に広がっていきます。
グランドカバーにも利用できそうです。
斑が入っていますので、寄せ植え材料として利用できますし、風が吹くとサワヤカなタイムの香りで、眠くなってきます?
この斑は涼しくなってくるにしたがって面積が広くなり、秋には先端がピンクに色づきます。

KaLuckでは春と秋に出荷しておりますが、写真は春出荷分の繁殖作業中です。
寒さが和らいでくるまでずいぶんかかりそうですが、気長におまちくださいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅ればせながら、追悼ダンちゃん

2012-11-28 20:27:54 | 挿し穂
昨日、懐かしい洋楽を検索し聴いていたところ、思わぬ現状を知ることになってしまった。
ダンフォーゲルバーグ氏が2007年に亡くなっていたのである。
(以降、親しみの気持でダンフォーゲルバーグ氏をダンちゃんと勝手に呼ばせていただこう)
ダンちゃんの音楽スタイルは、懐かしい時代のアメリカンフォーク系を主体としており、Hard to Say・Longer・Same Old Lang Syneなど、高校一年生の私のDNAに深く刻印ができたのである。

http://www.youtube.com/watch?v=GxW8CuLs1sk&feature=fvwrel

その後、私はメタル一辺倒の生活を送ることになり、30年以上はダンちゃんの事などまったく頭に浮かんでくることもなかったので、久しぶりにダンちゃんの名前を見つけた懐かしさとショックで、なんとも言えない気持ちである。



そんな中、アイビーゼラを涙ながらに挿し穂。



遅れ遅れになっていた挿し穂なので非常に忙しく、ダンちゃんの追悼どころではありません!

アイビーゼラの出荷は4月上旬より予定していますので、よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アセると指切るぞ!

2012-11-24 22:24:34 | 挿し穂
ゼラニウムの挿し穂が遅れており、アセアセしています。

過去にアセってハサミを使い、痛い思いをしたことがありました。
左の人さし指の第2関節と第3関節の間をハサミで切開!。
血がドバドバで、なかなか止まりませんでした。
それも同じ部分を2年連続・・・V2達成です。
しかし、ハサミってカッターナイフより痛いですね。

今日はアセらず丁寧にハサミを使おうと心に決め、この斑の入ったゼラニウムの挿し穂を取得していきました。



たくさん取得できたように見えますが、これでもおそらく500~600本程度しかありません。
営利用としては不十分ですね。
この品種は分枝が弱く、挿し穂があまり取れません。
さらに親株を保管する場所もあまりありませんので、今回は致し方無しです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モミジ葉で貯金

2012-11-07 20:45:00 | 挿し穂
この秋に予定していたモミジ葉ゼラが栽培できませんでした。
親株を残していましたが、挿し穂を採取していませんでしたので、現在の親株はワッサワサになっています。
たくさんの挿し穂が取れそうです。

さあ、これから春出荷の準備にかかります。

挿し穂をチョッキンチョキン・・・貯金?



モミジ葉ゼラの出荷は来年3月~4月です。
それを出荷しても貯金は溜まらないでしょうね~、トホホです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末公共工事の疑惑

2012-02-21 21:29:54 | 挿し穂
年度末が近づいてくるに従い、公共工事が目立つ時期になってきました。
自宅からハウスまでの間でも、古いアスファルトを剥がして、また上からアスファルトを埋め立てています。
一見無駄とも思えるようなこの工事、予算を使い切る為ではないのでしょうか?
ちょっと文句を言いたげに、ネットでピピッと検索!

しかし実態は、年度の前半に調査・測量・設計を行い、年度の後半に前半で行った設計箇所の工事発注がなされるため、増えるように感じるそうです。(ほ~なるほどね~)
先進諸国の文化では、予算を使い切る人はエライ!というヘンな考えも残っています。
公共工事に関しても予算を使い切る・・・の部分も多少あるそうですが、大半は前述の理由からだそうです。

そうですか、そうですか、年度末に工事現場が増える理由がよくわかりました。
しかし、この工事が無駄かどうかという疑問は解決されていないぞ!


さて、私の挿し穂作業は無駄にはしません!
サルビア・ガラニチカです。



ガラニチカは、メドーセージという名前でも流通していますが、その流通名は誤っています。
(本当のメドーセージはプラテンシスのことです)
ただその誤った流通名のほうが有名になってしまい、今となってはどうにも訂正できないという現状です。

数年前のこと、「タカギシさん」のことを「タカギさん」と私が間違えて呼んでいました。
タカギシさんもそれをわかっていながら訂正することなく、1年ほどずっと私が間違えたままでした。
→こんな感じかな?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死ぬまで寝るとか言いながら、死んだためしがないやろ

2011-12-28 18:07:31 | 挿し穂
年末ですね。
KaLuckでは30日まで仕事をし、31日~2日はなんとか正月休みが取れる見込みとなっています。
久しぶりにヨメの実家である京都に帰省します。
今回の正月は死ぬまで寝て、ダメオヤジになってみようと思います。


さて年内の残作業、宿根サルビア・アルゼンチンスカイの挿し穂を行いました。



アルゼンチンスカイはガラニチカの園芸品種で、スカイブルーの花色をしています。
5月ぐらいから霜が降りるまで長期間咲き続けますので、とっても重宝されています して欲しいと思います。
背丈は1メートル以上になりますので、切り花でも利用できます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

省略して、「テンイチ」

2011-12-19 19:46:41 | 挿し穂
パスタの具入りソースは「オーマイ」
乳製品は「オハヨー」
鍋のスープは「ダイショー」
ラーメンは「天下一品」

自分の好みとピッタリ合ってしまえば、言いかたは悪いかも知れませんが、それこそ企業の思うツボ。
どんな商品を見せられてもブランド名で購入してしまう、単純な私です。
だからこそ、消費者を裏切るような商品を出してもらいたくありません。

花壇苗生産にも同様の見方ができますね。
よ~し、がんばろう!


今日も頑張って挿し穂を行っています。
品種はサルビア・ブレファロイラ。



手前の白い粉は秘密の粉。
小麦粉ではありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

直訳すると「砂糖のアカチャン」 さ~てなんでしょう?

2011-12-08 20:11:08 | 挿し穂


アイビーゼラニウムを挿し穂繁殖しています。
品種は定番のシュガーベイビー。
くっきりピンクの八重咲きが、非常に春らしい品種です。

指で葉を押さえただけでも、やたらポキポキと折れてしまいます。
せっかく準備した挿し穂を、どれだけ無駄にしたことか。

折れるということは、軟いというよりも弾力性に欠けるということ。
大きくなれば茎も伸びてきますので、多少の衝撃は株のふんわり弾力で吸収されますが。
挿し穂のように短くすればするほど衝撃に弱く、すぐにポキンとなります。

まあ、まだアカチャンの状態ですので仕方ないですね。



今夜はシュガーベイビーでもいかが?

↓クリック
http://www.youtube.com/watch?v=I0gkEFOkC-M

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

別名 コバエホイホイ

2011-12-06 19:30:07 | 挿し穂
ここ数日は挿し穂三昧。

今日は宿根サルビアのディスコロールを挿しました。



この植物は、極限に黒に近づいた藍色の花を咲かせるユニーク品種。
葉の色も表面は緑で裏は白という、これもまたユニーク。
花が付き始めると、花茎がペタペタネトネトしてきて、まったくユニーク。
花茎をよく見ると、コバエがくっついています。
挿し穂作業をしていると指もペタペタネトネト、ホントにユニークです。

かなり背丈が伸びますが、分枝を促すように適宜ピンチをしながら栽培すると、比較的コンモリとした株姿になります。
ちょっと手がかかりそうですが、ユニーク寄せ植えの材料には見逃せません。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斑入りゼラニウム100億万円でどう?

2011-12-05 22:09:14 | 挿し穂
オリンパスの損失は1300億円ですって。
株主さんにとっては大変なことでしょうが、関係のない私から見ると、億の桁って子供銀行みたい。
「約束破ったら100億万円もらうで!」みたいな感じ。


さ~て、斑入りゼラニウムを挿しています。



一般的に斑入り葉植物は緑葉よりも生育が劣ります。
理由は単純ですが、緑色が少ない分光合成の熱量が少なくなるようです。
もともと斑入り植物は、緑葉植物の遺伝子異常(自然突然変異種ともいうそうです)の個体を元に園芸化されてきている品種が多いようです。
自然突然変異の確率を調べてみると、何十万分の1~何百万分の1という奇跡的なものらしく、わ~すごい!という感じ。
(ケミカル的な要因により自然突然変異率が上がることもあるそうです。ふ~ん、ちょっと調べただけでもいろいろ勉強になるね~。)
実生系植物を何万ポットも生産していると、年に1度あるかないかで自然突然変異による斑入り葉の出現現場に出くわすことがあります。
これまでは、「こんなん出荷でけへんな~」といいながら廃棄していましたが、もったいないことですよね。
この個体を大事に育て上げ、何世代か繰り返し固定化した上でオリジナル品種としてどうでしょう。
・・・・・・・ん~そんな余裕もないし、面倒かな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする