珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

葬儀事情

2024-09-17 | 日記
実母が、叔母を通じて東京の葬儀事情を知り、やっと火葬待ちで冷暗所も足りないくらい人が亡くなっていることを知った。
私がいくら言っても信じてくれず、テレビと近所と身内が情報の全てであっても、事実というのはこうやっていつかは伝わってしまうのである。

叔母の義実家が東京で、最近、親戚に訃報が相次いだ。
夫婦で都庁に勤務しており、ひと月差で二人とも亡くなったそうで、一度は泊まりで、二度目は新幹線で日帰りで行ったと聞いた。
両方とも何しろ火葬場がいっぱいで、冷暗所に何日も待たされる。
焼くのも高額だけど、待たされるだけで料金が加算されるから、田舎では考えられないような金額になってしまう。東京は大変なことになっていると。

「だから言ったじゃない。これからどんどん人が死ぬよって。打ってすぐじゃなくて、じわじわと病気にさせて因果関係不明ですとか、恐ろしいやり方…」と言いかけてやめた。
電話の最初に「最近めっきり身体が弱って、おまけにあちこちが酷い皮膚炎になって、医者に行っても逆に悪化するばかりで気が重い」と聞いたところだったから。

私は全力でワクチンを止めた。
わざわざ帰って直に会って、何の話より声をからして説明した。
ちょうど足を怪我していた時、雨の中を足をひきずって、当時品切れだった反ワクの本を求めて、数件の本屋をまわった。
やっと見つけたそれの全ページに目を通して、蛍光ペンでラインを引いて宅配便で送った。
それでも母は「皆が打つから打たないと仲間外れになる」と言って打った。

全力を尽くしたけど伝わらなかった。
自分で気づかない限り無理。
以前、さんざん言い合った言葉だったよね…と虚しく思う。
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