乃木坂の風 06May13#2 ～ 「プリンシパルdeux」、リンゴ娘松村沙友理の憂鬱

松村沙友理が男役の壁にぶつかって、苦しんでいる。

公演初日と二日目昼は、野木家三姉妹の次女「野木芙咲子」、いわゆる「セクシー」系の役に立候補して、見事に二回とも選出。

とくに、二日目は、プリンシパルの女王、生田絵梨花を破っての第二幕進出。このとき、生田は敗者復活で5番手に落とされたので、松村が相当な票を集めたのは間違いない。

ところが、二日目の夜公演から、状況は一変する。

がらっと趣向を変えて、「今和誠一」という男役に立候補するが、CD選抜、プリンシパル経験ともにゼロの斎藤ちはるに敗れて、大金星を献上。

翌三日目の夜公演でも、再び「今和誠一」にチャレンジするが、高山一実に一蹴され、敗者復活すら逃してしまう。

さらに、意地でも男役という気になったのか、今日四日目は、昼、夜ともに「今和誠一」に立候補。

しかし、昼公演では若月佑美に、夜公演ではなんと最年少の齋藤飛鳥に敗れて、一度も第二幕に立てずに終わってしまった。

「セクシー」な役では評価されて選ばれているのに、ここまで、敢えて男役にこだわる松村は、もうロックな奴としかいいようがない(笑)。

それとも、ダスティンホフマンやロバートデニーロのような俳優を密かに目指しているのだろうか。

ただ、とりあえず今は、役域を広げるより、腹式呼吸とか、滑舌の方に集中して取り組んだ方が良いのではないだろうか？

千人以上の観客を収容出来る劇場なんて、そうそう簡単にステージに立つチャンスはないので、得意なはまり役を見つけて、出来るだけ舞台に出ることを優先したらどうかと、思ってしまう。

ただ、彼女には彼女の考え方があるので、外野があれこれ言うのも、良くないのかもしれない。

なにわのリンゴ娘、松村沙友理の悩ましい春の日々が続いている。

頑張れ、さゆりんご！

<< 第二幕出演スコア表 (7公演14満点) >>

スコアは、立候補した役に選出された場合は2点、敗者復活で第二幕へ進んだ場合は1点。第二幕に出られなかった場合は0点として、それを合計しています。

== 凡例 ==
出演スコア
[第二幕への出演回数 / 立候補した役への選出回数] 名前(CD選抜の回数)
** 6th 八福神　* 6th 通常選抜
=========

13点
[7/6] 生田 絵梨花(6)**

11点
[6/5] 高山 一実(6)**、橋本 奈々未(6)**

10点
[6/4] 生駒 里奈(6)**、桜井 玲香(6)**、永島 聖羅(1)

9点
[6/3] 能條 愛未(2)、衛藤 美彩(0)
[5/4] 白石 麻衣(6)**、若月 佑美(4)*

8点
[5/3] 西野 七瀬(6)**、深川 麻衣(4)*、伊藤 万理華(2)*
[4/4] 中元 日芽香(0)

7点
[4/3] 斉藤 優里(4)*、齋藤 飛鳥(2)

6点
[4/2] 松村 沙友理(6)**

5点
[4/1] 井上 小百合(6)*

4点
[3/1] 川村 真洋(1)、斎藤 ちはる(0)、樋口 日奈(0)

3点
[2/1] 秋元 真夏(3)*

2点
[2/0] 中田 花奈(5)*、伊藤 寧々(1)
[1/1] 川後 陽菜(0)、和田 まあや(0)

1点
[1/0] 大和 里菜(0)

0点
[0/0] 畠中 清羅(1)


このブログには、乃木坂46について以下のような記事があります。

乃木坂の風 06May13 ～ 白石麻衣、決意表明のブログは真摯でグッド
乃木坂の風 05May13 ～ 第二幕出演スコア、生田と高山が同点1位、永島は単独３位、プラス能條の4人が全出演
乃木坂の風 04May13 ～ 祝！斎藤ちはる、プリンシパル入り
乃木坂の風 03May13 ～ 衛藤と中元の選出は快挙「16人のプリンシパルdeux」
乃木坂の風 02May13 ～「シャキイズム」先生役、嶋田久作氏のコメント返しが「神対応」
乃木坂の風 01May13 ～ 6枚目シングルのMVは、ぜひNHK「Rの法則」のスタッフで
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乃木坂の風 06May13 ～ 白石麻衣、決意表明のブログは真摯でグッド

乃木坂46の場合は、アイドルとしてのビジュアルやパーソナリティだけでなく、「制服のマネキン」「君の名は希望」など、楽曲の魅力に引かれているファンも多い。

そのため、センター交代は、曲の方向性が大幅に変わるのではという不安を引き起こして、強い抵抗感が蔓延する結果となっている。

本来、グループとしての方向性や考え方を、早い段階で、運営がファンに向かってきちんと説明するべきで、そうであれば、事態はもう少し冷静な推移を見せたと思う。

しかし、そういう説明がなされなかったどころか、運営委員長の今野義雄氏が、センター交代は秋元康氏の考えであって、運営には詳細は分からない、という主旨の発言をしたために、ファンの不満と混乱に拍車がかかってしまった。

さらに、テレビ東京「乃木坂って、どこ？」で、泣きじゃくる生駒里奈の姿が放送されるに及んで、「乃木坂は一体、何をやってるんだ」という怒りの感情を呼び起こすまでに至った。

結局、新センターの白石麻衣や、橋本奈々未、松村沙友理が、こういった怒りや不満を引き受ける格好となり、本来、秋元氏や運営がやるべき説明を、ファンから期待され、催促されるはめになってしまった。

もちろん、運営に分からない詳細を、彼女たちが分かるわけもない。ファンに何をどう伝えれば良いのか、悩むのは当たり前で、しかも、テレビ出演、ドラマ撮影、雑誌取材、グラビアそして「16人のプリンシパルdeux」と超多忙のスケジュールである。

昔、「ベンチがマルマルやから、野球がでけへん」といった選手がいたが、出来の悪い運営を持つと、アイドルをやるのも本当に大変である(笑)。

今回の白石麻衣のブログは、おそらく、4月20日握手会での発表以来、乃木坂大改変について行われる、初めての本格的な説明と言えるだろう。

楽曲の方向性などについて、詳しいことが言及されていないのは当然だが、それでも新センターとしての決意が真摯に述べられていて、非常に好感が持てる内容だと思う。

4月27日ニッポン放送「ラジオパーク」での「新しいレール」という言葉を、さらに詳しく述べる形になっていて、白石麻衣としての個性を反映させたいという意欲がよく伝わってくる。

もちろん、今までのレールも撤去するわけではなく、乃木坂に新たな路線が増えると考えればいいのだから、新しい乃木坂をめぐる雰囲気も少しは明るくなっていくと思う。

乃木坂の場合は、運営がマルマルでも、それをカバーするほど優秀なメンバーがいるということだろう。

ファンとして、喜ばしい限りである(笑)。

白石さん、頑張って下さい。

新しいレールで、新しい場所にみんなを連れて行って、そこで素晴らしい景色を見せて欲しいと思います。

応援してます。

白石麻衣のブログはこちらからどうぞ。

ラジオで語った「新しいレール」に関しては、乃木坂の風 29Apr13 ～ メディア雑感、「新しいレール」、で軽く触れています。

このブログには、乃木坂46について以下のような記事があります。

乃木坂の風 05May13 ～ 第二幕出演スコア、生田と高山が同点1位、永島は単独３位、プラス能條の4人が全出演
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