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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂の風 04May13 ~ 祝!斎藤ちはる、プリンシパル入り

2013-05-04 20:21:32 | 芸能
5月4日(土)「16人のプリンシパルdeux」の夜公演で、アンダーメンバーの斎藤ちはるが不動の八福神である松村沙友理を抑えて「今和誠一」役を獲得しました。

彼女は、これまでCDシングルの選抜経験が一度もなく、昨年の「16人のプリンシパル」でも、一度も役選出がありませんでした。

斎藤ちはるさん、おめでとうございます。これは、ものすごい快挙ですよ。

松村沙友理は、握手会では白石麻衣に次ぐ人気で、いわゆる基礎票では不利だったと思いますが、演技アピールで挽回して、観客も「今和誠一」という役は、ちはるさんの方が合っていると、冷静に判断したのだと思います。

また、この夜公演では、「今和洋子」役に、白石麻衣と生田絵梨花が立候補して、超激戦区が出現。この役には、他に秋元真夏、畠中清羅、和田まあやが手を上げ五人の乱立状態になりましたが、結局、生田が白石を抑えて選出されました。

そして、候補者が多かった分、票が割れたのだと思いますが、白石さんは敗者復活でも6番目となり、6thセンターであり、不動の人気を誇る彼女が、ギリギリで第二幕に踏みとどまる事態となりました。

生田絵梨花は、今日の昼公演では、「野木芙咲子」に立候補して、松村沙友理に敗れています。この役は、「セクシー」がキーワードで、その意味では、20歳の松村さんの方が16歳のいくちゃんより、適任と言えばそうかもしれません。

夜公演で白石さんが敗れたことを見ても、メンバーの人気よりも、本人と役のイメージが合っているかどうか、その辺を中心に審査した観客が多かったのではないかと想像出来ます。

それにしても、メンバーがこれほど頻繁に、立候補する役を変えてくるとは、予想していませんでした。

その結果、選出される役の陣容が、公演ごとに大きく変化して、作品としてのクオリティはともかく、常に新しい舞台が出現する状態となっています。

また、激しい役替えの副産物と言っていいと思いますが、夜公演では「野木緋咲子」「明田川太郎」「沢村小坊主」の三つで不戦勝が発生。樋口日奈、高山一実、井上小百合がそれぞれ役を獲得しました。

「野木芙咲子」に深川麻衣が選出されたために、面白いことに、15歳の樋口日奈が長女を、21歳の深川麻衣が次女を演じるという、奇妙な配役となりました。

これを、選出システムの醍醐味と考えるか、弊害と捉えるかは、人それぞれということでしょう。

ただ、こうなってくると、立候補、オーディション、投票という選出過程そのものが一番面白くて、その結果出来上がってくる舞台劇は、まあそんなもんかなあという感じで、流され気味になっていく気がします。

でも、それでは本末転倒ですよね。

必要以上に、右往左往、四苦八苦させられるアイドル。

落ち着かないドタバタな毎日ではあっても、メンバーにはその中から、自分の将来に役立つものを、スキルであれ、経験であれ、何か一つでも掴んで欲しいですね。

とくにアンダーメンバーにとっては、選出されて本舞台に出ることが、まずは何よりのスキルアップなので、さゆりんごを破った斎藤ちはるや昼夜連続出演の樋口日奈は、大きなものを得た一日だったんじゃないかと思います。

本当によかったですね。

斎藤ちはるさんの喜びの声は、こちらからどうぞ。

ところで、いつものことですが、生田絵梨花は他メンバーのブログに載ってる写真でも、堂々と真ん中に写り込んできますね(笑)。写真だけ見てると、もう誰のブログなのか、よく分からないくらいっす(笑)。


このブログでは、乃木坂46について以下のような記事を書いています。

乃木坂の風 03May13 ~ 衛藤と中元の選出は快挙「16人のプリンシパルdeux」
乃木坂の風 02May13 ~「シャキイズム」先生役、嶋田久作氏のコメント返しが「神対応」
乃木坂の風 01May13 ~ 6枚目シングルのMVは、ぜひNHK「Rの法則」のスタッフで
乃木坂幻想0428#2 ~ 安藤美雲の卒業
乃木坂幻想0428 ~ ソニーの義務
乃木坂各論第1話、生田絵梨花 ~ 天才少女がやって来た!
乃木坂総論 ~ 「サバイバル」より星野、和田、川後のユニットを見たい
乃木坂総論 ~ 6枚目シングル、楽曲の方向性
乃木坂46、6th選抜は「安全運転」
乃木坂46、6th選抜の行方を考えてみる

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乃木坂の風 03May13 ~ 衛藤と中元の選出は快挙「16人のプリンシパルdeux」

2013-05-04 00:44:45 | 芸能
5月3日(金)、赤坂ACTシアターで「16人のプリンシパルdeux」東京公演が初日を迎えました。

乃木坂46が「乃木坂歌劇団~迷宮の花園~」という舞台劇を演じるイベントですが、第二幕で上演する劇の配役オーディションを第一幕で行い、誰がどの役を演ずるか観客が投票で決定する、特殊なシステムを採用しています。

第一幕では、それぞれの役にメンバーが立候補をして、演技を観客に見せ、その後の幕間に、投票が行われる流れになっています。劇の役は16個しかなく、参加メンバーは28人。当然、第一幕で選出されなかったメンバーは、第二幕での出番はないわけで、かなり過酷なやり方です。

そして、今日の投票の結果、波乱と言っていい出来事が起こりました。選抜経験が一度もない衛藤美彩と中元日芽香が、「野木緋咲子」と「北嶋文目」という重要ポジションを射止めました。

しかも、衛藤さんは、橋本奈々未を抑えての抜擢。橋本さんは、日本テレビ「BAD BOYS J」(毎週土曜日24:50~25:20放送中)でヒロインを演じている不動の八福神です。また、中元さんは、西野七瀬との一騎打ちを制しての選出。西野さんは今回の6th選抜で八福神に返り咲いた選抜常連メンバーです。

前回の「16人のプリンシパル」でも、観客の投票で配役が決定されましたが、このときは、劇とはあまり関係のない自己紹介で上位16人を選んで、順位に従って自動的に役を割り振ったため、一種の人気投票になっていた面がありました。

つまり、八福神や選抜常連組がその知名度を生かして、主要ポストを獲得する傾向が強かった。

しかし、今回は、役に立候補した数人で競い合う「小選挙区制」で、しかも、演技を披露してアピールするため、メンバーの人気や知名度以上に、迫真の演技をするかどうかで結果が左右される形となったようです。

衛藤美彩と中元日芽香、とりわけ中元さんが重要な役どころに入ったということは、今回のシステムでは、知名度の低いアンダーメンバーでも、自分に合った役を選んで、渾身のパフォーマンスをみせれば、大抜擢が起こりえるということです。

逆に、人気メンバーでも、役の選び方や対立候補によっては、落選する可能性が十分あります。

象徴的だったのは、キャプテンの桜井玲香です。

桜井さんは「今和洋子」役に立候補して、白石麻衣、畠中清羅、和田まあやと競ったのですが、結局、白石さんが選出されました。白石VS桜井というのは、八福神の人気メンバー同士の対決で、いわば超激戦区となったわけですが、選ばれるのは一人ですので、今日は桜井さんが涙をのむ結果となりました。

結局、彼女は獲得票数による敗者復活の6人に残って、「女中3」の役で出演しました。

「16人のプリンシパルdeux」は、その選出システムから、大きな波乱が起こりやすく、アンダーメンバーにもチャンスがあって、そういう意味では見応えがあります。東京公演のチケット販売は終了していますが、「立ち見席」を、抽選ですが当日販売しているので、まだ観覧するチャンスはあるようです。

ただ、劇が始まる直前まで配役が決まらない上に、メンバーのほとんどは、こういった舞台演劇は初心者です。舞台そのもののクオリティがどこまで期待出来るのか、「立ち見席」の値段も4千6百円と決して安くはないので、メンバーへの熱い思いがないと、なかなか厳しいかもしれないですね(笑)。

ところで、今回、生田絵梨花が立候補した家政婦の「栄」役だけ対立候補がおらず、生田さんの不戦勝でした。彼女は、乃木坂に入る前、すでに舞台や映画を経験するほどのキャリアを持っていますので、メンバーが避けたくなる気持ちはよく分かります。

そもそも、本当であれば、こんな選挙をやらずに、役を固定してじっくり稽古を積んで、舞台に上がって欲しかったなあと、個人的には思っています。

何より、その方が、作品としての質が格段に上がるし、役を演じ込むことで、役への理解も深まるでしょう。その経験が彼女たちの演劇的なスキルを大きく向上させて行くと思うんですが。実際、ほとんどすべての演劇は、そうやって行うものですし。

秋元康流の「サバイバル」演出が、本当に乃木坂の発展にプラスになっているのか、今日の結果を見ながら、複雑な気持ちになりますね。

とにかく、メンバーには怪我だけはないようにして、千秋楽まで取り組んで欲しいと思います。

最後に、和田まあやさん、川後陽菜さんへ。

第二幕の舞台に上がって、稽古の成果を見せることが出来ればいいですね。応援しています。

思い切って、生田絵梨花の対立候補になるのも一つの方法ですよ(笑)。勝てば大金星、負けても注目度が上がって票数が伸びる可能性があります。もちろん、それが演じたい役でなければ、勝ったとき困りますけどね(笑)。


「16人のプリンシパル」初日公演のニュース
橋本&松村「BAD BOYS J」撮影秘話
「16人のプリンシパル」のサイト


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