２月２３日、TOKYO怪獣モンド地帯巡礼(勝手に命名）ルポその２．
でも残念なニュースなんだな。
新宿マルイワンのカイジュウブルーさんが閉店。。。
急な発表で開店以来、よく行きつけていたタコもびっくりしたんですが、
都内でセレクトショップとして編集性の高い面白いもの、ドキドキする
ものを消費者に提案。なんでもありのようでいて
品ぞろえは店頭で退屈そうにしているアイテムはないくらい.
それでいて時には逆トレンド的なハズシどころも
しっかりやっていて、そこがお客の
購買意欲をうまくそそったものでした。ところどころニッチ寄りな
モノも置いてるあたりが心憎かったり。きわめて個性派の店舗展開には
お世辞でなく、孤高さすら感じていたものです。
昭和の駄菓子やさんに行くと感じた混沌さが
現行のウィギュア、ファッション雑貨を総動員して
REBUILDされていたかのようなオモシロサでした。
そしてインディーズカイジュウソフビについても
毎月各メーカーさんのカスタムショーを展開し、
東京のソフビ新名所として
ソフビムーブメントと歩調を合わつつ
２年間近く楽しませてくれたお店だけに、このたびの店舗の終了はとにかく残念。
ソフビ関係にとどまらず、ドール関係、Kittyちゃん、ゴスロリ系
ファッションなどそれぞれここに異なる需要を持つお客さんも
最終日はお店にやってきて名残をおしんでいました。
しかし、名残をおしむどころじゃなかった。ファイナルイベントとして店舗で
サプライズとなる緊縛ショーが展開されて、
夕方６時にお店に来たら何か起こる・・・と
聞いてかけつけたファンの度肝を抜きました。
これは２月から販売しているアーチストさんの緊縛ストラップの
展開に合わせたイベント。
まずは最終日のいつもに増してカオス状態の怪気炎に包まれた
お店の風景を。とりあえずはカイジュウブルーさん新宿マルイワン一階店の
これが見おさめです。
マルイワンにお越しになった
通りすがりのお客さんまで、人が縛られているのを見て、
これは一体何事か！とやってきて魅入る中、
縛られ志願のヒトたちを次々と見事な手さばきで緊縛していく
アーチストさん。カイジュウブルーさんと親交深い、
雑誌「夜想」の関係者さんにより実現したファイナルイベント。
ファンシーなアイテムの並ぶ店内で緊縛ショーという
アンバランスな対比がまた面白い。場所を考えても、これは
誰もいまだみたことのないモンド・ビザールな光景かもしれない。
ソフビメーカーではソフビ展示スペースでたびたびプロダクツを提供し
話題を振りまいた、BLOｂPUSさんとVINYL JUNKEYSさんも
訪問、カイジュウブルーさんの華々しい閉店の夜をしっかり見届けに。
ブロッパスさん「こういう品ぞろえが不思議なお店は昭和の頃に
あって、ふつうに暮らす人びとに刺激と活力を与えていたものです。
インディーズソフビも同じで、日常に驚きを与えるような
存在が必要なんです。どこかカイジュウブルーさんは
マルイさんという場所で現実と地続き感を持たせたうえで、
そんな役割を果たしていたように思います。
名の知れたデパートでこのようなショーができるというのもこのお店が
最初で最後ではないか。ソフビも徐々に趣味人のための
ゆったりとした収集ジャンルになってきているしマーケットの傾向も
変わってきているのをメーカーとして昨今は強く感じます。
爆発的な勢いというのはなくてもゆっくりと
好きなソフビを入手して楽しむ、作り手も好きなソフビをつくる。
それは趣味のありかたとしてとてもいいことだと思うし、
そんな流れに今、差し掛かっている時だからこそ
いろいろとこのカイジュウブルーさんのような
お店に活躍してもらえる機会はこれまで以上にありそうに思っていた」と、
カイジュウブルーマルイワン店舗の閉店にあたって
やはり名残惜しそうな表情をしながら
しめくくりの言葉としておっしゃっておりました。
緊縛イベントの最後のほうはお店のパチンコを縛ったり、お店自体を縛ったり
すごい状態に。縛られた店内を目前にして、ただ名残惜しむお客さん。
でも、お客のココロはしっかりつなぎとめたようで、
今後カイジュウブルーさんはWEBショップで展開していくと同時に
このユニークな店舗コンセプトをなんとか生かしつつ同様の
店舗展開もしていきたい、と店主さんもおっしゃっていました。
まずはその思いがどこかに届くといいですね。
カイジュウブルーのみなさん、ほんとうにおつかれさまでした。
ソフビのセカイに向けてもいつも楽しいイベントスペースと
いつ覗いても新鮮でドキドキさせてくれたお店を、ありがとう。
そしてＷＥＢショップとしての新たな出港の先にさらなる光明あらんことを。
つ【カイジュウブルー ＢＬＯＧ】
http://ameblo.jp/kaijublue/
やはりカイジュウソフビ買うならコスモだね。
店長は商品知識豊富だしお値段もリーズナブル。みんな江古田へ行くのだ～！
もうイラストやらのなんちゃってアートやカスタムはいい加減に無くなってほしいと思う。
60年代～70年代のソフビが一番良かった時そんないいクソみたいな文化は無かった。
ソフビ屋はソフビ屋なんだからソフビだけ真剣に作ってもらいたい。
こんなんだからソフビ業界が低迷してしまうんだと思う。
カスタム廃止！カスタム廃止！
あんなのに5000円とかガーガメルとかは30000円以上とかのキチガイな値段もつけたりしている。
＞いついっても客いなかった
うそでしょ～。もちさんはブルーに
行ったことないと思いますね。
ソフビ以外のおしゃれ商材がメインですし
いつも女の子がたむろしてましたよ。
われわれがむしろいわば外様のお客です。
あと閉店はべつに売上の問題とかではないです。
ソフビジャンルについての評価は
わからないけど、マルイワンさんのお店の
コンセプトが春から変わるようなんですよ。
２行目以降は広告なんですか？
こんばんわ。
そもそもカイジュウブルーさんはソフビメインの
お店ではないですからね。
ソフビのほうがここでメインの商材に
なることはなかったので、momoさんの
見方でいえばカスタム方面でソフビの
潮流が変わることはなかったと思います。
ぶっちゃけ自分もふつうに
ほしいものを作ってほしいソフビユーザー
なんですけど、外側のマーケットの包容力を
完全に排除したらソフビのセカイなどしょせん
一般と隔絶された離れ小島になってしまいます。
もちろんmomoさんがそこまで言っている
ともいいません。
カイジュウブルーさんのソフビについての
展開がすべてのソフビ
ユーザーから容認されにくいとはいえ、
ひとときでもいろんなメーカーさんのプロダクツを
置く場所を作ってくれたことは評価したいと
思います。
それと同時にこのようにmomoさんが声高にソフビに
ついてどうあってほしいのかを言いやすい
状況をどこかカスタムメインで
一般ソフビユーザーの本音とぶつかるところも
ありながらも、あえて場所をこうじてくれた
カイジュウブルーさんはソフビのファンにとっても
課題を抽出する意味合いで貢献が
あったと思いますよ。
時代のあだ花というのは何のジャンルにも存在し
どんなものでもそれがいざなくなってしまうと
非常にさびしいものです。
自分はそういう消えてしまうかもしれない
ものをネット上に記録して
ヒトに覚えていてもらいたいと
思って、大方のルポを続けているつもりです。
＞たまたま
基本、朝いくとわかるけどオープン前から
娘さんたちがシャッターがあくのを
まっていましたよ。あ、基本
ドールとかのお客さんです。限定品を
やっていましたしね。最後の日も
通りすがりで何か面白そうだな、と思って
お店に入ってきたお客も含めて７０人くらいは
集まってましたよ。緊縛ショウは
このお店ならではの
お客さんのお見送りだったんですよ。
それはそうと、ここまで関係ないブログで
宣伝めいたことを言うところを見ると
何か、かのお店に行っていいものが
あったのですか？
是非！
当時のパチは買い取り中じゃなかったでしたっけ？
ほんとにかのお店に行ってる人なんですか？
＞復刻は勝てませんYO
個人の主観ですね、それ。
当時モノは確かに手触りなど年季ならではの
醸し出す味がいいのは事実ですけど、もはや
当時モノパチが品薄なのは
だれの目に見ても明らかなので
そこを主観として比較主張するには
やや偏向をきたしているのではないかと
思います。
そこはいらしていただいた方にですしね。
手厳しく言ってすみません。本音で話したいので
平にご容赦いただきたいと。
いえ、あまり気にしないでください。
思うに、カスタム潮流には今も
ソフビユーザーの一定層がひっかかりを
もっているのがわかりました。
カイジュウブルーさんの閉店について
載せたのは何か一区切りのような気もしたので
こういうコメントをいろいろいただいたという
ことで載せた意味はあったかと思います。
＞怪獣ソフビは不滅です！
現状の怪獣ソフビの環境を言うと
絶滅種です、とまではいわないけど
ともすれば危惧種にはなりかけてると思います。
もちさんも、当時モノソフビ
収集も素晴らしいですが
現行ソフビで面白いなと思ったときは
どしどし応援してあげてください。
熱いヒトなのはわかりましたから、是非
そこんところよろしく、ということで
お願いしときます。