KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

デザインフェスタVol.38女子力

2013年11月02日 | モンド・トラッシュ


国立音大美術部ブースのカンバン。いかにも学校で行われる文化祭風味の
ビジュアルでデザフェス参加の気分を大いに盛り上げてくれます。
さあデザフェスVOL.38のスタートだ!理屈や言葉は後回しだ!GO MAD.





ここんとこイベントルポっつと扉で止まってるとか言われるので
来月からほんきだすとか言わないでちょっとがんばってみることにしてミマシタ。
うら~!!アングラ系好きなタコ視点ですが1日目のデザフェスみどころルポ!
(あす2日目も出展しているメーカーさん、パフォーマーさんが大半DEATH!
きになったら遊びにいってあげてネ)。







上は高柳明さんのライブペイント。2日目の完成まで是非見守りたいと思います。





おなじみPICOPICOさんと大怪獣サロンメンバーによるなごみのプロムナードでの
パフォーマンス!テレビ番組「超日本人」の司会をやっているコンビの方たちが
遊びにきて大怪獣サロンの存在に熱いまなざし!





先史の海洋生物、アノマロカリスのぬいぐるみでおなじみのかんぶり屋さんが
新規にアノマロカリスの等身大着ぐるみを製作!!会場内を移動してるので必見。




オリジナル怪獣が日本の風景に登場する場面を夢想し一枚絵で実体化する
「日本怪獣景観」さんのブース!今回は新怪獣3体に新作イラストが多数お目見え。
ウルトラマンネオス世代の怪獣ファンがクリエートする日本怪獣絵巻。





カッコイイ怪獣にソウルをかきたてられるぜ!




ワックス製のモンスターフィギュアを展示販売していたメーカーさん
(C-319)



「ロベルト」なるブラジル人(30代)のナイスガイがいわゆるスイーツ(死語)
またはいわゆる女子系な女の子を一方的に一刀両断するメッセージ雑貨を
販売していたコーナー。
※こんなブースがあると書いといてくれとブースにいた代理人のヒトに頼まれました。
ロベルト直筆のメッセージカードや小さい額縁に入った色紙を販売。

「パンケーキとマカロン食ってればカワイイと思い込むなよ」

「モテたかったらアイドルにでもなれよ」

「てめえのロマンチシズムを満たす王子なんざてめえの脳内にしかいねえよ」

「てめえの予想どおりの反応をしつづける王子もてめえの中にしかいねえよ」

「じぇじぇとか言ってんじゃねーよ」

「恋に溺れるのもいいがうまくいったところでこの世に残せるのは子供ぐらいだ」

まんべくんの中のヒトレベルの辛辣さだが
なぜそこまでいまどきの女子系キャラを演じてる女の子を責めるのか、ロベルト!
しかも、いくら待っててもブースにかえってこない!!

そもそもブースはずっと放置してるし、ほんとに存在するのかロベルト。
ブースナンバーはC-319(って上のワックスモンスターさんのブースと同じか?
ナンバーが真ん中に書いてあったのでどっちでもないんだろうな。
関係ない上のワックスのブースのヒトが抗議されそう。
両者のブースには殴り込み了承済みに
なってますのでそのロベルトに是非会ってみたいというヒトはどうぞ)

「スイーツ(死語)のヒトって自分のことそう思ってないから無駄ですよ」と
知人の女の子に言われた。。。ごもっとも。

そのあと別のおしゃれ系雑貨のブースをみたら「サブカル女子でごめんなさい。。。」
と謝っているブースがあり、ロベルトに答えているようで面白かった。
こういう無意識でのインタラクティビティ、シンクロニティがあるのも
デザフェスの面白みというところか。

そもそもサブカル女子なんてのはマスコミが作り上げた
マスコミ自分ら都合にわかりやすくするレッテルとか
キーワードにすぎないんだけどネ。そんなもんは関係ないと思えばいい。



やはりブース名次第で人気も違うものですネ。どういう名前が人気になるかとかは
わからないんですが、ネーミングの響きからかもしだされる雰囲気って大事なのです。
「胃が死んでる」さんのブース。本人たちも「いい名前でしょ!」
イラスト等を販売してましたが、お客さんが次々何かひきつけられるんですよ、
ブースナンバーはGー82です。







鳥肌実さんのブース。凶悪なパチモノゆるキャラTシャツ「せんかくん」を新作販売中。
KARSWORKSさんのブースをお手伝いしているおねいさんが午後になったらせんかくんの
Tシャツを着てキメていました。このヒト面白いモノ見つけるのはやっ!会場で3時から
開催される鳥肌さんのサイン会にもいくのだ!とはりきってました。





謎の生命体をぬいぐるみ化、販売しているブース「MOUNIO」さん。
このリトルグレイともつかないしモスマンともつかないキャラって結構すごくない?



nibnibさん(忍美忍)のブース。美少女漫画のジャンルからコンテンポラリー
アートとしてワールドワイドに発信中のアーチストさん。GEISAIでも反応が得られたので
デザフェスのお客さんにもアピール。コミック界で20年近く作品を発表しつつ
マーケットを俯瞰してきただけある絵柄の強度がアートのセカイに美少女を解き放つ。
村上隆以降のアニメ的ARTがなぜ失敗し続けてアジアの国々にいいところを奪われて
ばかりしてきたか?について解説いただいたのだけど、非常に興味深いでした。
近年のアニメにどうも煮え切らないというようなお客さんは是非このブースを
覗いてみてほしっ。



モンスターボール的なファンシー怪物キャラを展示していたブース。
そふび道ブースの近くです・



これがほんとの怪獣少女!!



シャープな表情で綺麗めな女装子さん。
アニメと音楽でヒーリングするプロジェクトブースで発見。
このブースは残念だが初日だけだ。



幽霊やキョンシーが迎えてくれるブース。ツチノコ探検隊バッチとか
妙なアイテムが買える。たぬきの剥製が飾ってあった。コスモスの書体で
モスマンて書いてある赤いガチャポンが設置されてたり、サブカル愉快犯系
サークルか?





3mの宇宙人等身大フギアー(販売中)と本物の
ジェニー・ハニバー(展示のみ)。






「キャラ処方箋」ブースナンバーB-39・40。
日々の喧騒に疲れた患者さんに癒しになる最適なキャラクターを提供してくれる
不思議な病院、という奇抜なコンセプト。女性の方が院長なのだそうです。






新感覚の着心地、安眠も!
全身タイツフェチのヒトは必見。Tokyo Zentai Clubさんのブース
(J259ブース)





人の名前や企業名などをカッコイイトライバル文字で書いてくれて、
シアトリカルまフェイスメイクなども行う
個人のアートサービスブース。このほか動物や物などを
形象文字状として作成するなどのサービスを展開。
木天蓼亭(またたびてい)さん。(H22ブース)



友人の女の子たちとセット撮影して丸尾末広氏の漫画「少女椿」の
作品世界を写真集「見世物地獄」として完全再現してしまった
斎藤きみさん(写真左のヒト。H21ブース)。
昭和デカダンスでサイケデリックモダンな見世物小屋に幽閉された少女の生活を
ムード満点に活写した逸品death。これはタコ超オススメ・
残念ながら初日のみの出展だったのだけど
後で中野ブロードウェイのタコシェなどでも販売するかも、との話でした。





↑見よ、この再現度!!(本書から画像抜粋シマシタ)
退廃と狂気と無垢とが交錯する耽美な丸尾ワールドを写真でトレース。
聞くとそれほど最新の撮影機種をつかって撮っているというわけでもなく、
照明など工夫したとの話。技術的にも素晴らしいのですが、この「少女椿」という
作品が参加したヒト達全員が好きでここまでの仕上がりにこぎつけているようです。
コツコツと続けた手作りの恐ろしさを見せつけられました。

作品再現系の写真レイヤーさんで気合の入ったヒトはたくさんいるけど、
丸尾末広はシブどころだなー。本も買ってきたけど、写真撮影の完成度含めて
原作の目の付け所に感動しました。もう一冊、現代のセーラー服少女を主人公に
した都市を背景に撮ったビザールな写真集もあったんですが、
次の機会にこちらも買ってみようと思います。





女性でたくさんのレイヤーさんのカメラマンを手がけてきた小倉さんという
方のブースを拝見。女性ならではの質感表現の妙に感心。とっても勉強になりました。
近々過去に撮影したコスプレのフォトブックを発行する予定なのだそう。
periodph.wix.com/book








ガラス越しで綺麗に撮れなかったのだけど
これは魅入ったぞ。美人画師・椿六花さんのイラスト(H34ブース)。







オリジナルのセーラー服や看護婦,バスガールのユニフォームなどをデザインする
ユニット、あさひさんとかりさわさりかさん。



東京のアングライベントを総紹介した決定版写真集、イベントルポや主催者インタビュー
をまとめた本「アンダーグラウンド イベント 東京」が11月10日に発売開始。
左が本のカメラマンと文章をまとめたフクサコアヤコさん、右が本を宣伝していた
おねいさん。ビザールイベントの極北地点として知られるデパHはもちろん、
コミケもこのデザフェスも網羅。自分の知らないフェチフェスとか脳内開放協会
なんてなイベントについても詳しく紹介されていて視野が広がる感じ。
フクサコさん曰く「こういうイベントなれしているヒトは映っているレイヤーさんの
知人友人を見つけて楽しんでください」とのこと。さっそく見つけました
(微笑)。しかしアンダーグラウンドカルチャーの一般市場への
浸透を微妙に捉えて本にしたんだなー。企画の目のつけどころに感心。

フクサコさん「イベントによっては暗めの照明の現場も多く、鮮明というのでは
ないかもしれません」とのことでしたが、この種の会場を知っている人間には
撮影に苦心した跡がしのばれるところです。生々しいアングラなイベントも持つパワーが
伝わってくる写真ぞろいで各イベントに行ってるヒトもミリキに再認識させられる
一枚が見つかるかもしれません。この本もモンド・ビザール方面のヒトにはオススメ。
版元は藝術新聞社、160ページ 税抜き2200円

西ホールの中央エントランスでいかにもソレっぽい
ボンデージ風なヒト達のブースがありそこで売ってました。





デザフェス最大のモンドブース「東京棲んでるガールズ」さんの
緊縛パフォーマンスも健在・盛況!縄師のエロカッコイイおねいさんも張り切って
縛ってました。もちろん明日も開催しますYO。



初日のみの参加で残念ですが、オリジナル少女メカキャラクター。
造形クリエイターの澤田あかねさんが製作。リアルサイズで人間くらいの
大きさなのだそう。複雑なデザインラインですがオリジナリティもきちんと出ている
ナイスな一品。現在この娘を飾ってくれる場所を探しているのだそう。見栄えがするので
アキバのSHOPさんとか、どうです?










初日、美麗系のオリジナルコスプレで中央エントランスにて気炎を上げていた
ラ・ソワレのメンバー。今回は「SEVEN ROSE」と銘打ち、
七つの大罪をテーマにした7人のキャラクターが
激しい葛藤を繰り広げるといった内容。ブースはF-104・105。

今回の1日目は女子力の高い出版物やカメラ方面の新しいヒトたちの活躍が見れたのが
収穫。。。。2日目にいたるも未だ姿を見ていないロベルトもこのエントリを見たら
当代の女の子たちの気合の入り具合、底力にきっと納得してくれるのではないかと思う。

(またちょっと現場見てきます・随時文章作成中。。。)

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