悲しみに 震えて作図 ○○文庫
娘の思い 友に届けと
娘の葬儀に、自分達も傷を負っている心と体で、力を振り絞って参列してくれた生徒さん達。
涙をこらえ、娘の棺から離れようとしない、娘が大好きだったお友達。
この娘の大切な生徒さん達に、何かプレゼントしたい。
娘が生きていた証しを残してやりたい。
その思いで事故後早くから、 文庫寄贈 と 命日のコンサート を考え学校に打診していた。
私は木工所さんの依頼を受け、娘の年長さんの頃から、学校等の家具図を作図していた。
作図の打ち合わせに、よく娘を連れて行っていた木工所さんに、まさか反対に依頼する立場になるなんて。。。
設計作図の方は、作図してしまえばあとは、気心を知ってもらっている木工所さんに委ねられるが、
書籍選定は困った。
娘だけでなく、生徒さん達も夢中になる書籍を。
探していくとそれは、横書きの安価な(娘のお小遣いでは半分以上)、携帯小説だった。
学校は1冊1冊検閲してから、「生徒のことは私達が一番わかっているから」と、
高額の図鑑や書籍を要求した。
なかなか話が進まず、文庫寄贈は娘の半年後の月命日、12/18と区切りをつけた。
ただ、夢があふれるだけの文庫ではなく、
事故を招いた学校としての姿勢を見せて欲しいと、文庫には学校の「誓いの言葉」の設置をお願いした。
文庫寄贈の前日に我が家に届いた、誓いの言葉の文。
その文には、娘の命を奪った学校側の謝罪の気持ちは感じられす、冒頭から12歳だった娘の年齢が、
13歳 となっているお粗末なもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/7b/f0313dab5731572b3997e26021589ba5.jpg)
殺し得? 遺族が贈る ○○文庫
娘の無念 正しく響けと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/97/a9770b47ae103411fc8979e6dff0cc98.png)
私たちの大切な・・・
宝物だ
あの本からは心温まる感情が伝わってくる
いろんな本があっていつも楽しい
ディズニーの切り絵や恋愛小説とかあっていつも・・・
手紙を前入れようとしたとき厚くて入らなかったときもあった
みんなの思い出が詰まっている○○文庫
決してなくなってはいけない存在
私たちが3年生になっても・・・
私たちが卒業しても・・・
わたしはそう思う