怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

2月9日  明らかな温度差2<浜名湖むらくし海の駅>

2013-02-09 08:18:45 | 学校に対して
2/6 浜名湖むらくし海の駅の委員長?が初めて我が家に来た。

むらくし海の駅というのは、私には浜名湖マリーナ協会?という認識であった。

事故が起きた2010年6/18。  
むらくし海の駅は、
レーダー(探知機)を装備したレスキュー艇をいち早く配備し、消防・警察の要請を待った。
だが、
消防の救助者人数の確認違い(消防レスキュー隊も救助者人数に入れてしまった。)より、 「全員無事」で落ち着き要請はなく、
その後事故発生から2時間半も過ぎ、ボート内から娘が発見された。


その痛恨の念からか、 
むらくし海の駅代表のSさんから、私達に連絡や活動状況のPC配信が入るようになっていった。
2010年夏には「浜名湖に新しく救助艇を備えますが、ご両親が名前を付けて下さい。」
2010年12月には「青年の家で、追悼のキャンドルのイベント(菜の花キャンドル)をやるそうですが、ご両親はご存知ですか?」




委員長は我が家に来て、KIND SMILE(私達が救助艇に付けた名前)と赤いロゴの付いた、プロジェクト案を説明してくれた。





                        KIND SMILE

カインドスマイルプロジェクトとは・・・
●「はまなこ・むらくし海の駅」は、マリーナ設備は勿論、ヘリポートや模範的なレスキュー艇の配備・運用で、浜名湖のマリーン安全普及の中心的な施設として活動しています。
●2010年6月、荒天の浜名湖でカッター訓練事故が発生。救助艇をスタンバイさせるも実働には至らず、一人の女子中学生の尊い命を失うことになってしまいました。これを期に海難事故防止と海の安全を目指すため、当プロジェクトの発足に至りました。●日本の危機管理と安全の在り方が、問い質されています。消防、警察はじめ各団体機関との連携と情報管理、設備、スキルは、時代に添った納得のいくレベルと質を備えているでしょうか。●2013年KSPは、水辺でのアクシデントや水難事故回避のための「新レスキューメソッド」を拡散・発信するためにNPO法人化いたします。●さらに多くの賛同を、仲間を、ネットワークを得て、この活動をもっと大きなムーブメントとして全国に広げます。●新世代に向けた海への誘いと、『海洋国日本のあるべき、楽しく安全なマリンレジャーの新しいかたち』をここ浜名湖から始めます。



*****
委員長:「レスキュー艇・登録制度とし、実質的に救助に動けるのは船を持った私達です。
事故時もレーザーで転覆ボートの側面を映せば、花菜さんは発見できた。 
口先だけの者が多すぎる! 」

立派な体格をした委員長からの言葉には、


娘を救助できなかった痛恨の気持ちと、 親の私達を尊重している気持ち、


そして二度と浜名湖で犠牲者を出してはならない という気持ちが
溢れていた。




事故を招いた中学が、
命を落とした生徒への痛恨の念もなく、卒業アルバムまでにも娘を消そうとしたのに比べ、


                       この違いは ?  ?  ?   




*****
私:「 実は私達は KIND SMILE という言葉に複雑な思いがあります。
娘と同じボートに乗船した美術の教師K先生が、娘をデザインし付けた名前だからです。 
                                          

KANA SMILE がいいです。 」


委員長:「 IとDをAに2ヵ所替えるだけです。
内情を知らなかったものですから、いいですよ。 」




私は2012年9/26の第2回海難審判時に、小プロの弁護士の K先生への追究忘れられない 

K先生: 「 事故後中学では、再発防止の話し合いは何もなかったです。 」