怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

12月5日  今年の12月18日  2

2011-12-05 10:05:49 | 学校に対して
中学側がプレートを設置する、12月18日の誘いを、主人はその場で断った。
そして、教頭に言った。
「今年の12月18日は、学校も御存じのように、青年の家で娘の慰霊のキャンドルライトが行われます。
私もそちらに行きますから」

先日学校側に、青年の家で今年も行われる、娘を慰霊する キャンドルライト のチラシを、同級生の生徒さん達に配ってもらうように依頼していた。
去年の12月23日に、日没を待って行われた、花菜という娘の名をもじった 「菜の花キャンドル」 のイベント。

私は昨年も学校側に、「生徒さん達に、自分達が一生消えない心の傷を負った 場所 で、 今 何が行われようとしているのか、隠すのではなく、知らせてあげて欲しい。」とそのチラシを渡した。
何かと隠そうとする学校、生徒さん達は行く気はなくとも、知る権利がある。

昨年のその12月23日、豊橋市教育長と章南中学新校長も出席し、静岡県教委、小学館集英社プロの、加害者3者が、事故から半年以上も過ぎ、ようやく 3者が命を奪った娘に対し ひとつの形を示してくれた。

しかし、娘が知る、事故の際引率した先生達の姿は、一人も なかった・・

ただ 娘が知っている顔は、自分もボートの中から救出され、命の危険に遭いながらも、懸命に 「花菜ちゃんがいない!」 と訴え続けてくれた、娘の親友さんだけであった。
親友さんが寒風の中、事故のあった浜名湖で、キャンドルを並べる強い姿に、湖に行く勇気もなかった親の私達は嬉しかった。


今年のキャンドルは、バイオリンを手にする娘の姿ではなく、私達親子3人の姿を企画しているという。