孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

ロッキー番外編vol.12

2007-10-17 10:09:44 | ロッキー番外編 2007
バリさがり~


<ゴンドラ乗り場>

ゴンドラ → 6人乗リフトと順調に移動し整地を気持ちよく滑ったところで気分が上向きになってきた。


<ゴンドラ降り場2499M> 




<6人乗りリフトとロッキー山脈>

今度はJバーだ、こないだJバーへ乗りに行くのに面白かったオフピステに行ってみよう♪
これがマズかった。。。


<乗り気じゃない顔


うっかりJバー乗場を行き過ぎてしまい新雪のないボコボコのツリーをおりることになった、しかも途中リフトに乗って仕方ないのでゴンドラ乗場まで、一番下まで下らなくてはならないんだ。
ただでさえテンションが下がっているところへそんなんが来たもんだからさらにテンションばりさがり~で今日はもう滑るのやめようかと思ったよ。


とは言え滑らなくちゃ話にならないのでゴンドラ → 6人乗リフト、ここからは注意深く間違わないようにしてJバーに到着



気分の乗ってない日は何が起こるかわからないのでもりりん(仮名)バリに注意深くJバーに乗った。

Jバーを降りたところはスキー場内で1番標高が高くてMount Whitehorn(マウントホワイトホーン)って言うんだけど、
2672mまで登ってくるとさすがに気持ちよく気分も冴えてくる
さあここから頑張ろう! もう12時だけどね。



ロッキー番外編vol.11

2007-10-16 03:55:20 | ロッキー番外編 2007
乗り気なし?



眠たい目をこすりながらバスを降りて目を覚まそうとコーヒーを買いに行く。お腹もすいてるしちゃんと朝ご飯を食べよう



TWINPEAKS LODGE(ツインピークスロッジ)には美味しい朝食があると聞く。卵を使ってその場で調理してくれる町のカフェのようなレストランで朝食取ることにする。ついでにバックカントリー中に食べる行動食も調達しておこう。
朝食をムシャムシャ食べながらマップを睨み今日の計画を立てる


とにかく身体がダルい、活力が戻ってこない今日の体調を考えると最小限の努力で最大限の楽しさを引き出すようなコース取りがひつようだ。

ゴンドラ→6人乗リフト→Jバー→バンダリー外へ→ハイクアップ→ウエストボウル→ゴンドラ→6人降リフト→Jバー→Boomerang Bowl(ブーメランボウル)→ラーチリフト→バンダリー外へ→おNewのおもちゃ(バインディング&クライムスキン)を試す登り→Purple Bowl(パープルボウル)→W杯ダウンヒルコース滑走→終了 という1DAYを設定してみる。



9amに着いて朝食を食べてから時間だけが過ぎていく。
あと10分したら行こう」を繰り返してもう1030amが過ぎちゃった。
身体の調子が悪いわけじゃないし朝食も美味しく食べたんだけどどうも気分が乗ってこない。こんな時なんだよね、ろくでもないことが起きるのって。気をつけようっと。

それでもなんとか重い腰を上げてコインロッカーを探し必要でない荷物をしまう。ハイクアップの予定だからね靴とかヘルメットとか重いものは連れて行きたくないんだ。



11amを過ぎてようやく出発。ここにきてから2時間なにやってたんだ?



さあ、行くぞ!

I wish - - - お幸せに

2007-10-14 20:37:10 | 日本のNEWS
なんでこういうことになるかね。
親も同罪でしょう。
なんで自分の子供が妊娠してんの気付かないの?気付けないの?
無関心にもほどがるだろ。


---<引用始め>---

自宅トイレで産んだ新生児、トイレ窓から落とす
 
自宅トイレで産んだ新生児を窓から落としたとして殺人未遂の疑いで、新潟市、無職、美千代容疑者(27)を逮捕した。
調べで美千代疑者は自宅1階トイレで女児を出産した後、トイレの高窓から女児を約1.9メートル下の地面に落とし、頭部骨折などの重傷を負わせた疑い。
 
美千代容疑者は独身で、祖父母、両親との5人暮らし。
家族は妊娠には気づいていなかったという。



---<引用終わり>---


どう思う?


子供の出産に2度立ち会ったおれとしてはね「信じられない」という言葉しかでて
こないよ。


幸いね産まれてきた女児は助かったんだ。
殺そうとした母親と生活していけるのだろうか。。。
母親は冷静さと母性を取り戻して愛情たっぷりで育てていけるのだろうか。。。
家族のサポートも大切だ。
大きくなった時に「産まれてきて良かった」と思って欲しい。


I wish she every happiness.
(お幸せに)

ロッキー番外編vol.10

2007-10-13 15:36:31 | ロッキー番外編 2007
2/26 レイクルイーズ&和食レストラン

7時起床。
まったくやる気なし、とにかく昨日用意した遊び道具を全て持ってバス停へGO


<バンフ町中にあるHUB(ハブ)ってバス停>

バスとリフトのチケットを買ってレイクルイーズ行きのバスへ乗り込む。
よく旅行会社のパンフレットに「バンフからレイクルイーズスキー場まで45分」と書かれているがそれはウソ。
夏の道なら行けるだろうけどこの時期は1時間は掛かります。
もっとちゃんとホントのこと書こうぜ


<バス停に集まる人びと>


バスでもう一度睡眠。
あっという間にレイクルイーズへ到着。ほんとに45分も掛かったか?
10分くらいじゃねーの?(笑)

ロッキー番外編vol.9

2007-10-12 19:38:05 | ロッキー番外編 2007
田舎でもベンツ

バンフへ戻ってから某会社寮へ荷物を置き、近所のヤオキ邸へ遊びに行く。
ヤオキくん(仮名)はウィスラー駐在時からの友達で同級生

おれをバナナシュートに連れて行ってくれたり、暗闇のシンギングパスをヘッドライトで滑らせてくれたり、未知の領域だったバックカントリーの面白さと怖さをウィスラーで教えてくれたんだ。



2年前からロッキーに移住している。今回も一緒に遊ぶのをとても楽しみにしていたんだけど彼の仕事が忙しい。
しかも夜勤のシフトになっているので一緒にゴハンも食べられなければお茶も飲むこともできなかった。ようやく今日は6pmに出社すれば大丈夫と言うことでおウチにおじゃまさせてもらった。

相変わらずのヤオキスマイルで出迎えてくれる。
短い時間であったけれど楽しい話ができた、そして・・・明後日休みを取ってくれたんだ。ありがとう。帰国してまだ1週間、夜勤続きで身体も疲れているところにおれと遊ぶために休暇を取ってくれた大感謝です


6pmになり出勤して行くヤオキくん(仮名)を見送ってともちゃん(仮名)に熱いお茶を煎れてもらう。
さてとおれもそろそろ行こうかな、U壱さん(仮名)が呼んでくれた夕食だ。
こないだスギノヤ(日本食レストラン)で飲んだ時に傍にいたCかさん(仮名)っておばちゃんと某ジャパレス社長のSうさん(仮名)Mほさん(仮名)御夫妻も一緒だ。


バンフって世界遺産のカナディアンロッキーがあって夏はハイキング、クライミング、バイキング、カヤック、冬はスキーって大自然の中で思いっきり楽しめるんだけど、ここには好ましくない話もある。

町が小さすぎる、古株が幅をきかせてる等など「人間関係」のメンドクサさがそれだ。その代わり上手にそこを渡っていければここほど素晴らしいところはないってのも事実だろうね。



7pmから始まった宴はたくさんの美味しい料理と芋焼酎がなくなったことでお開きとなる。
12pm近くになり皆様お帰りになられるということでお見送りにでると流石社長!メルセデス・ベンツです。
こんな田舎でもやっぱり社長はベンツなんだなあと感心してしまいました。



U壱さん(仮名)は明日休みなんだけど会社の登記の手続きがあるとかで忙しいらしく残念ながら一緒には滑れないとのこと。
レイクルーズのゲレンデマップに面白いとこをマークしてもらい今夜は帰ることにする。明日はレイクルイーズバックカントリーに挑戦だ


滑って滑って滑りまくるおれの旅も後半戦だ。


ロッキー番外編vol.8

2007-10-12 01:36:27 | ロッキー番外編 2007
ギバちゃん夫人

Cascade Lodge(カスケードロッジ)に戻りブーツを脱いで帰り支度をする。次のバスまではちょっと時間があったのでコーヒーを飲んでから帰ろう。

あったか~いコーヒー片手にコースマップを見返す、滑ったコースを確かめる。スキーって楽しいなあ、ウィスラーに駐在していて毎日滑っていた頃はシーズンに2日くらい1人で滑りに出ることはあったけど2時間もしないで帰ってきちゃってたもんなあ、今から考えるとなんてウィスラーに失礼なことをしてたんだ。

今日はこのスキー場で6時間も1人で滑ってた、そんで楽しかった。ほんと楽しかった。



バスの時間が来たのでバス停に行く。バンフの町へ行くものも数台あるから行く先をしっかり確かめなくちゃね。ボケ~と景色を眺めながらバスを待っていると見慣れた日本人がやってくる。誰だっけ?


確か知り合いがノーケイで働いているって聞いていたけど誰だか思い出せないでも絶対この子知ってる。確信をもって近づいていく。目と目が合う、向こうはまだおれに気付いていないあーわかった!おれの方が早くわかっちゃったもんね。

口角上げてニヤって笑いながら近づく「コンニチワ」。(驚く)「あーkarlさんだぁ お久しぶりです、元気ですかあ」このちっちゃくてかわいい日本人はバンフのぎばちゃんことタムラさん(仮名)の奥様ユカさん(仮名)だったんだ。

そうそうタムラさん(仮名)からユカさん(仮名)がノーケイで働いていることを聞いていたんだけどなかなか思い出せなかった。


ツアーでご主人のタムラさん(仮名)にお世話になったので御礼を言うと「ヘリスキーは相当楽しかったらしいですよ(笑)」とのこと。

そうりゃああのはしゃぎっぷりからして楽しかったでしょう(笑)。あんなヘリにぶち当たるのもタムラさんだって初めてだって言ってたしね。それに上手い人ばかりでペースが早かったのも驚きだったらしい。

立ち話をしいてるとバスの出発時刻になってしまい慌ててバスへ向かう。バスに乗り込むとすぐにバンフへ向けてバスが走り出して行く。



ロッキー番外編vol.7

2007-10-11 06:59:49 | ロッキー番外編 2007
いつかはLukeやEricと・・・



リフトを降りると正面に「マウントランドル」と言う山とバンフの町があってここの景色は「ああバンフに来たな」って思わせてくれる。

リフトから見える範囲の斜面はコブだらけで今日のおれはあんまり滑る気がしない。でも大丈夫、ノーケイは『焚き火ツリー』ならまだまだノートラックが残ってるから。



「AMERICAN BASIN(アメリカンベイスン)」って言うやっぱり「バディと滑ってね」って言うツリーは斜度もきつく狭くなかなか簡単には滑らせてくれない『焚き火ツリー』で楽しい。しかしさぁ~こんなとこ滑ってるのおれだけだよね、みんなもっと広いとこ滑ってる。そりゃそうだよなあぁ~




景色が気に入ってもう一度North American(ノースアメリカン)で上がっていく。
うん、いい景色だ。子供たちも滑りにくる、親子連れも滑りにくる、おれも早くLukeを連れてこんな斜面を一緒に滑ってみたいなあ

コブ斜面はもういいや、今度は整地を滑りに行こう。最長リフトのMYSTIC EXPRESS(ミスティックエクスプレス)に乗ってExcalibur(エクスカリバー)と言うビシーっとピステの入ったコースを滑る。

近々大会でもあるのか両サイドにネットも張られなんかちょっと入りにくい雰囲気が漂ってるお陰で夕方を迎えるこの時間でもコースはきれいなままだ。もう一本、もう一本、風と身体を同化させるように滑る。
楽しいなあ。



気がつけばもう4pm、よくもまあこの小さなスキー場でしかも独りっきりで長い時間滑っていたなあって感心するよ。ホント楽しかった


でももう帰らなくちゃ、5pmにはヤオキくん(仮名)とこ行って話したいし、7pmにはU壱さん(仮名)とこで夕食をご馳走になることになっている。美味い牛タンが手に入ったんだって。
じゅる♪ アルバータ牛の牛タン♪



ロッキー番外編vol.6

2007-10-10 23:57:03 | ロッキー番外編 2007
クリームアスパラスープ

汗だくになりながら『焚き火ツリー』を終えリフトへと滑り込む。
時計を見るともうお昼だ、どうりでお腹も減ってるはずだ、整地バーンを2本滑りながらCascade Lodge(カスケードロッジ)へ向かう。

キッズキャンプの子供たちもランチタイムでロッジに帰ってきていて大賑わいだ。今日のランチは何にしようかなぁ?お腹に優しいスープにしよう、優しいんだけど腹溜まりもいいクリーム系のスープだな。「クリームアスパラスープ」に決定。



流石にランチの時は独りで寂しいよ
周りは友達や家族や仲間たちと楽しそうにやってるのにおれは独り。独りも好きなんだけどね、こういう楽しさを共有できる仲間がいないのは寂しいね。

ランチ明けはとっておいた左斜面。
ノーケイのスキー場の中で一番高くまで連れてってくれるNorth American(ノースアメリカン)というリフトに乗って上がっていく。

林の中を上がって行き途中からリフトが急角度になる。なかなかいい絵になるな、このリフト好き


<Mt.ランドル>

ロッキー番外編vol.5

2007-10-10 10:15:13 | ロッキー番外編 2007
焚き火ツリー


ようやく昨晩の酒も抜け始めたところでダブルブラックを滑ることにする。
「SKI & RIDE WITH A PARTNER(独りで滑るなよ)」って書いてある。すんません、今日はバディ(相棒)がいません、独りで滑ります。



「SUN CHUTES(サンシュート)」「SHEEP CHUTES(シープシュート)」へ滑り込んでいく。
まあダブルブラックって言ってもしょせんコブとちょっとしたツリーランでしょ、ってな感じで滑っていく。ああ~連戦の疲れと昨日の飲みとであんまりガツンガツンしたとこは滑りたくないんだよなあぁなんて思っていたら「おやそっちまだノートラックがあるじゃないか」


<焚き火ツリー>

でもまた狭いツリーだな、こんだけ狭きゃ滑る奴もいないよなあ、だけど昨日まで滑ってた『焚き火ツリー』に比べればなんとかなりそうだな。せっかくだし滑っとくか!」

いや~滑り始めたら大変さ、ぱちぱち言わせながら滑って行くのはいいんだけどノーケイはもともと降雪量の多いスキー場じゃないから『焚き火ツリー』しながら岩を踏まないか、倒木にぶち当たらないか心配しながら滑っていく。バディ(相方)がいない今日はもし万一何かあってもすぐに助けてもらえない恐れがあるから慎重に、慎重に。

なんだよ誰だよ、マウントノーケイは圧雪サイコー!なんて言ったの、こんなにオフも楽しいじゃないか、ぱちぱち枝を折りながら進む『焚き火ツリー』を楽しみながら滑り降りていく。コース選択を誤ると沢へ下りてしまうおそれもあるので慎重に、楽しく。
ノーケイやるじゃん、いい意味で期待を裏切ってくれたよ




Over time - - - 残業

2007-10-09 15:26:19 | 業界の向こう側
まさに業界の向こう側の話だ。

知ってた?
添乗員の営業時間て8am-8pmの12時間て。
それよりも早い時間や遅い時間は残業なの。
でも業界の悪しき慣例でサービス残業が当たり前で今までやってきてしまったんだよね。
でもね、こんな御時勢だからそんなのも通用しなくなったんだよね。


おれの添乗の営業時間?
24時間です!
24時間ですけど途中でビールも飲むし、じゃんけんしてシャワーも浴びます(笑)、なんてね。


---<抜粋引用始め>---

 
添乗員にサービス残業、労基署が是正勧告

大手旅行社「阪急交通社」と、同社の旅行ツアーに添乗員を派遣する子会社「阪急トラベルサポート」(いずれも本社・大阪市北区)が、派遣添乗員にサービス残業をさせていたとして、東京・三田労働基準監督署が、両社に対して労働基準法違反で是正勧告していたことが3日、わかった。
両社は「勧告を真摯(しんし)に受け止め、対応を検討したい」としている。

サポート社によると、登録する派遣添乗員と、ツアー期間に限った短期雇用契約を結び、1日の就業時間を午前8時~午後8時の「12時間」として日当を支給している。

これに対し、同社東京支店に登録する派遣添乗員らが「集合時間が早朝に設定されたり、深夜にツアー客のトラブル処理をしたりしているが、それに見合う賃金は支払われていない」と同労基署に訴えていた。



---<抜粋引用終わり>---


おれも長いことこの業界の仕事をしてきてるけどそもそも基本の賃金が安すぎんだよ、そのうえサービス残業させられたら腹立つわな。
日本で安いツアー価格で競い合って、ホテルやバスも安いとこ使えば、それなりのもんしか出てこないんだって、安いのにはそれなりに意味があんだよ。そういうとこ使えばクレームやイレギュラーが出るのは当たり前の話でしょ。

で、そんな時に現場でお客様の矢面に立ち頑張ってくれるのが添乗員なわけだ。そんな添乗員たちをないがしろにしちゃ駄目でしょう。クレーム処理がどんなに大変か机上でツアー作ってる人たちだって少しはわかるでしょ?わかんねーかな。
時間的にもそうだし、精神的にもすごく負担になんだよ。そういったことをやってくれた分はしっかり賃金で払わないと、誠意には誠意で応えて欲しいね。

そうすることで添乗員の質も上がっていくし、ツアーの満足度もあがっていく、その会社の旅行商品の評判も上がっていくと思う。
現場を馬鹿にした経営はもう通用しないよ。



Our over time wages have not been paid.
(残業代が払われてないぜ)