孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

オートルート完全走破 Vol.79

2011-08-31 21:51:42 | オートルート2010

Thanks Letter
4月24日(金) --- Day9

王様(仮名)からサンキューレターをいただきました。
紹介させていただきます。





カオル様

ツアー中は大変お世話になりました。
カオル様が元気を振りまいてくださったおかげで、楽しく、エキサイティングな日々を過ごすことができました。
全日の恵まれた天気は、私たちの普段の行いの良さなのでしょう!!
S.J.氏(仮名)がどのような記事にして雑誌に載せるのかという後のオマケまでついてきましたね。
さて、私のほうも写真の送付方法について、ネット共有ストレージで検討中なのでしばらくお待ちください。

GPSによる軌跡(一部切れていますが)も無事にGOOGLE EARTH上で、
再現できましたのでそれも一緒にしたいと思います。
では、カオル様の写真を楽しみにしております。

とりあえず、GWは鳥海山で岩牡蠣堪能を決定した王様(仮名)より


- - - - - <引用終わり> - - - - -








 


王様(仮名)、こちらこそありがとうございました。
2002年ウィスラーにお越しいただいた時は一緒に滑れずに残念でした。
もし一緒していたら、伝説の『カオル企画』第1弾 カオルとバルディーゼルに間違いなくお誘いしていました。
マジでまた一緒に滑りたいですね!
王様(仮名)の体力と雪山の知識はすごくて本当に驚き連続でした。
今回は一緒に過ごして勉強もさせていただきました。


どうもありがとうございました。


またいつか、一緒に滑ってください。







次回、感動の最終回

 

 


オートルート完全走破 Vol.78

2011-08-29 22:23:29 | オートルート2010

帰国
4月24日(金) --- Day9 


<バイキングの朝食、サイコー>

6:00 起床。
朝食を済ませて、


<出発だ>

8:15 ホテルを出発してジュネーブ空港へ。


<最高の仲間達、ありがとう!>

無事にチェックインを済ませて出発ゲートでみんなを見送る。
いつもはここから1人なんだけど、今日はCANちゃん(仮名)がいる。
CANちゃん(仮名)はF社の期待のホープで、「ヨーロッパなめんなよ」のP氏(仮名)からの信頼も厚い。
あと1年で本店へ戻ることが規定路線らしい。

2012年のツアーで一緒に滑ることはなさそうだけど、日本での申し込みや手配で助けてもらえそうだ。
・・・・ってことは12年オートルートには元ウィスラースタッフのあいつか?
あいつが手伝いにくるのか!?

CANちゃん(仮名)にはすっかりお世話になってしまった。
どうもありがとうございました。
またどこかで一緒に滑ろう。 



<カナダ・バンクーバーへ向けて、出発>


飛行機に乗り込む。
ジュネーブ ⇒ モントリオール ⇒ トロント ⇒ バンクーバー 20時間を掛けた移動が終わる。


<まだまだ美味しい、エアカナダの機内食>


バンクーバー空港に迎えに来てくれた家族をみてほっと安心する。
ふーっ無事に帰ってこれた。


最終回まであと2回


オートルート完全走破 Vol.77

2011-08-28 22:27:55 | オートルート2010

祝勝会
4月23日(木) --- Day08 
オートルート第六日目 伊クールマイユール ⇒ バレーブランシュ ⇒ 仏シャモニー



すげー嬉しい。
カオルはペースが上がらずにメンバーに迷惑を掛けてしまったこともあったけど、
本当にメンバーに恵まれて、最高の時間を過ごすことができたよ。
メンバーに大感謝です。

12:00 山岳鉄道に乗車。




12:30 祝勝会と称して駅前のレストランでみんなでランチ&ビール。
ぷっは~~~~~~~、ビールが旨い!

タクシー出発の15:00までシャモニーの町をぶらぶらする。
2006年『カオル企画』in軍鶏煮からもう4年も経つんだね
早いねー
4年前 『カオル企画』in軍鶏煮2006 ←クリック




あの06年を最後にカオルも黄色いジャケットを脱いだんだ。
早いねー



15:00 タクシーでジュネーブへ。
ジュネーブ空港でツエルマットから送ったスーツケースを受け取り、今晩泊まるホテルへ。


オートルート
直前でツアーを断念した坂口さん(仮名)も昨日からこのホテルに泊まっている。
シャワーを浴びて、すっきり、さっぱり、キレイにしてからジュネーブのダウンタウンへ。


<ジュネーブ中央駅>

ツアーの打ち上げ、最後の晩餐を ASIA FUSON(創作アジア料理)のレストランにて開催。




今日の反省点
・足前が良すぎて2時間程度でバレーブランシュを滑りきってしまった。


<時計見える? 余裕で午前中に滑走終了>


最終回まで あと5話





オートルート完全走破 Vol.76

2011-08-26 00:24:22 | オートルート2010

オートルート完全走破
4月23日(木) --- Day09  
オートルート第六日目 伊クールマイユール ⇒ バレーブランシュ ⇒ 仏シャモニー



氷河上にクレバス、セラックが目立ち始める。
危険地帯を滑り続けていくと遠くに長い階段が見え始める。
2006年の時はあの階段の長さに圧倒されて、
山岳ガイドのジャンがくれたもうひとつの選択肢「滑り&歩く」を選んだ。

『カオル企画』2006
バレーブランシュ大滑降篇 ←クリック


しかし今回は前回(2006年)のように滑る選択肢はない。
4月ということで雪はもうないのだ。
なのであの長い階段を上り、鉄道に乗り、シャモニーの町を目指すのだ。




11:00 ついに滑走を終了する。
スイス・サースフェーから始まったオートルートを滑りきったのだ!!
って、大喜びしたいとこなんだけど目の前にこの長~~~い階段があるので大して喜べもせず、
とにかく階段を登る。
このやっかいな階段をやっつけたらそこがゴールだ。

もう7日間、登って、滑っている。
疲れた足にこの階段がモロにやってくるんだ。

11:20
 この階段も登り切りモンタンベール鉄道駅に到着。
メンバーの全員と握手をして健闘を称えあい喜びを分かち合う。

やったー、やったんだー、

オートルート完全走破だ!!



山岳ガイド・アンドレ どうもありがとう!


★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★

今回のオートルートには日本を代表するスキー雑誌
『スキージャーナル』が同行取材していたんだ。
そして遂にツアーの模様が掲載された。

月刊スキージャーナル2010年11月号 1,200円(税込)
【SJ Trip3】オートルート完全制覇「高峰の回廊を往く」

孤高のハダカの王様では見れないオートルートがここに!
カオルのパウダー滑走シーンを掲載
もう書店に並んでいるからね、是非ちょいとごらんくださいませ♪

★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★


オートルート完全走破 Vol.75

2011-08-22 22:07:26 | オートルート2010

バレーブランシュ大滑降
4月23日(木) --- Day09
オートルート第六日目 伊クールマイユール ⇒ バレーブランシュ ⇒ 仏シャモニー

先ずはバレーブランシュ方面の空が明るくなって視界が開けてくる。
ヨーロッパ最高峰のモンブラン4810m)。
北壁で有名なグランドジュラス4208mも姿を現す。  
そして9:10、満を持して滑走準備に入る。
いよいよだ。


<続々とパーティーがやってくる>


視界良好となった為、続々とパーティーが集まり始める。
それでも30名程度だろうか。
イタリアバレーブランシュは空いている。


<一番乗りはもちろんアンドレ率いる我らグループ>


一番手はもちろんアンドレ率いる我らのグループ
ノートラックをアンドレがガンガン滑らせてくれる。
パウダースキー最高!
3000メートルを超えているノートラックは今日もやっぱりサラッサラッのパウダーだ。
とにかく軽い。


パウダー滑走の写真はスキージャーナルにて掲載されています!



9:40 3000メートル
を通過。
まだまだパウダーだ!
前日までの風や陽の当たり方でパウダーからいきなりクラスとになったりもして、
驚くこともあるけれどそんな雪質の変化まで楽しんでどんどん滑っちゃう。 

<アンドレ、まじで楽しいよ!ダンケシェン(独語 ありがとう)>


10:20 2360メートル。
ほぼブラッコムマウンテンと同じ標高。
太陽がずーっと顔を出していて暑くなってきたのでジャケットを脱ぐ。
くっせーーーーーーーっ!!
異臭を放つジャケット。
こんなの着てたのか!?


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今回のオートルートには日本を代表するスキー雑誌
『スキージャーナル』が同行取材していたんだ。
そして遂にツアーの模様が掲載された。

月刊スキージャーナル2010年11月号 1,200円(税込)
【SJ Trip3】オートルート完全制覇「高峰の回廊を往く」

孤高のハダカの王様では見れないオートルートがここに!
カオルのパウダー滑走シーンを掲載
もう書店に並んでいるからね、是非ちょいとごらんくださいませ♪

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オートルート完全走破 Vol.74

2011-08-17 21:19:21 | オートルート2010

さすが国家資格山岳ガイド
4月23日(木) --- Day09  
オートルート第六日目 伊クールマイユール ⇒ バレーブランシュ ⇒ 仏シャモニー


<クールマイユールはゴンドラのチケット売り場も空いている>

8:10 クールマイユールのゴンドラ乗り場に到着。
ゴンドラチケットを購入する。

8:30発朝一ゴンドラで頂上を目指す。


<さあ、1番ゴンドラに乗るぞ!>


8:27 ゴンドラ乗車。


8:36
 乗り継いで2台目のゴンドラへ。


この2台目にゴンドラはもともと定員が10名程度の小さなものだったんだけど、
展望レストランの水やらジュースやらを積んでいたので更に乗車人数が限られる。
2000メートルを超えた辺りからますますガスが濃くなってくる。
これで本当に大丈夫なのか?心配が募る。

アンドレはこれでも「上の天候は大丈夫。」と。
スイス・ツエルマットのガイドが、フランス・シャモニーの天気がわかんのか?
なんて思ったりしたけどそれは愚問だった。

それに「シャモニー側のエギュードミディからは大勢(数百人単位)上がってくるけど
クールマイユールからはこれだけだ」と50名にもみたない人々を見渡す。
イタリア側のバレーブランシュが選ばれる大きな理由のひとつでもある。


<3462メートル到着>


8:48 ゴンドラはいよいよ最高到達地点ヘルブロンネ展望台、3462メートルに到着する。
20分ほど写真タイムにする。


<3462メートルの展望台で、ハイチーズ!>

CANちゃん(仮名)が色々と山を説明してくれる。
この間にもどんどん雲が晴れ、天候が回復してくる。
アンドレが言ったとおりだ、さすが国家資格山岳ガイド!!


<徐々に天候が回復してくる、さすがアンドレ>




オートルート完全走破 Vol.73

2011-08-16 22:47:49 | オートルート2010

バレーブランシュ
4月23日(木) --- Day09
 
オートルート第六日目 伊クールマイユール ⇒ バレーブランシュ ⇒ 仏シャモニー


6:15 起床。
トイレの電気スイッチがわからず大音響を立ててしまいCANちゃん(仮名)を起こしてしまう、ゴメンね。

 
<久しぶりのホテルでの朝食>

7:15 身支度を整えてお客さんが泊まっているホテルへ向けて出発。
ホテルでバッフェの朝食を食べる。
カフェオレとクロワッサンが最高に旨い。
朝食が美味しいからイタリアとかフランスって大好き!

8:00 バレーブランシュに向けて出発。

今日は遂に最終滑走日。
イタリアから滑り始めるバレーブランシュだ。
レギュラーの、王道のバレーブランシュはフランスのエギュードミディーから滑り始めるヤツね。
2006年『カオル企画』カオルと軍鶏煮で経験済みだ。

バレーブランシュ大滑降with 山岳ガイド・ジャン 2006年 ← クリック



<2006年バレーブランシュ ガエラ&カオル&ジャン>



イタリアからのバレーブランシュで、フランスの山岳リゾートシャモニー
へ、
滑り込み大フィナーレを向かえる予定だ。 
しかし思いっきり雲が出てしまっている。

これまで6日間、雲知らずの超晴天男達の我らの運もこれまでか、、、
山岳ガイドのアンドレは「午前中なら大丈夫」と言っているが、
出発前の朝からこの天気では気乗りしない。



<この雲行き、、、うーん>



オートルート完全走破 Vol.72

2011-08-15 22:43:10 | オートルート2010

イタリア料理版・オートルート
4月22日(水) --- Day08  
オートルート第五日目 ビニエット小屋 ⇒ イタリア・クールマイユール



19:15 夕食(イタリアン)へ。
今晩のイタリアンはすんごいよ、マジですごいよ。
日本の皇室も来店したことがあるという名店です。
世界一のイタリア家庭料理」を食べさせたくれるレストラン、その名も、、、、、


<世界一のイタリア家庭料理店 メゾン デ フィリッポ


S.J.氏(仮名)が20年くらい前に行ったことがあるというこの名店。
建物の雰囲気からして他店とは明らかに違う。
歴史をもの凄く感じるんだけど決して重苦しくないのは「家庭料理」だからなのか。
ちなみに我ら5人、ちゃんとした服を持っているわけもなく全員スキーパンツでのご来店(笑)。

 

このレストランメニューの凄いところ
①すごく美味しい
②メニューに載っている全ての料理が出てくる
とにかく美味しいものが次から次へと運ばれてくる。

美味しいと感激してもバクバク食べちゃだめ。
ひと口以上食べると最後まで辿り着けなくなるのでほどほどにしなくてはならない。
山小屋や昼食であれほどガッツリ食べる山岳ガイドのアンドレでさえもちょっとしか食べない。



「最後まで食べたければひと口で止めておけ」byアンドレ

「あーこれは旨い」

「それ、もーひと口だけ食べようかな」

「完走できるか?(最後までたべきれるか?)」

「まだ左のページだぞ(半分もいってないぞ)」




そんな会話を続けながらワインと食事がお腹を満たしていく。
しあわせだ。

なんとか最後のデザートまで辿り着いたけどこれはまさに、「イタリア料理版・オートルート」だった。





毎日書き続けていたこの「たび記」も満腹なのと美味しいワインで酔ったのとで断念。
スイス→イタリア の国境を通過したところまでが限界だった。
今日はもう寝よう。
おやすみ。
いい夢みろよ。



今日の反省点
・ワックスは一夜漬けではなくて日頃から
・ストックのリングがなくて辛かった
・ブーツソールがツルツルで危険
・登りも慣れるもんだね


最終回まで あと10話



オートルート完全走破 Vol.71

2011-08-14 13:52:12 | オートルート2010

イタリア・クールマイユール
4月22日(水) --- Day08 
オートルート第五日目 ビニエット小屋 ⇒ イタリア・クールマイユール

16:30 ホテルロビー集合。
これからみんなでクールマイユールの町散策に出掛ける。
カオルは失くしてしまったストックのリングを探さなくては、、もう手漕ぎで疲れるのは御免だ。


<クールマイユールの散策へ>

2006年3月『カオル企画』カオルと軍鶏煮以来4年ぶりのクールマイユールだ。
あの時はやたらとカオルグループを敵視するババァグループがいたのと、
ジャンが連れて行ってくれたクールマイユールバックカントリーを楽しんだのとで、
ほとんど町散策ができなかった。
だから今回の町散策はとっても楽しみなんだ。
ばっちり楽しまなくっちゃ!


カオルグループを疎ましく思っていることがわかる ←クリック
『カオル企画』シャモニー2006




王様(仮名)とS.J.氏(仮名)はこの真っ青な天気に似合った服を持っていないというので、
T-シャツやら、短パンやらをGET。
そしてカオルはとても大事なストックもリングを手に入れる!
これでもうあんなに辛い漕ぎはしなくれ済むと安堵する。

クールマイユール23度と夏並みに暑く、イタリアンジェラードを食べに行く。
こういうまったりモードの午後が味わえるのが山スキーの良さだね。
それからカオルはみんなと別れてオミヤゲショッピング。
しのぶに美味しいチーズを買って、T-シャツかって、
このショップでストックのリング(大)があるというので(大)をGETして万全を期す。


<本場イタリアンジェラード うめぇ~>


18:30 ホテルに戻って明日に備えて王様(仮名)ご用達のワックスをスキー塗る。