孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
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Over time - - - 残業

2007-10-09 15:26:19 | 業界の向こう側
まさに業界の向こう側の話だ。

知ってた?
添乗員の営業時間て8am-8pmの12時間て。
それよりも早い時間や遅い時間は残業なの。
でも業界の悪しき慣例でサービス残業が当たり前で今までやってきてしまったんだよね。
でもね、こんな御時勢だからそんなのも通用しなくなったんだよね。


おれの添乗の営業時間?
24時間です!
24時間ですけど途中でビールも飲むし、じゃんけんしてシャワーも浴びます(笑)、なんてね。


---<抜粋引用始め>---

 
添乗員にサービス残業、労基署が是正勧告

大手旅行社「阪急交通社」と、同社の旅行ツアーに添乗員を派遣する子会社「阪急トラベルサポート」(いずれも本社・大阪市北区)が、派遣添乗員にサービス残業をさせていたとして、東京・三田労働基準監督署が、両社に対して労働基準法違反で是正勧告していたことが3日、わかった。
両社は「勧告を真摯(しんし)に受け止め、対応を検討したい」としている。

サポート社によると、登録する派遣添乗員と、ツアー期間に限った短期雇用契約を結び、1日の就業時間を午前8時~午後8時の「12時間」として日当を支給している。

これに対し、同社東京支店に登録する派遣添乗員らが「集合時間が早朝に設定されたり、深夜にツアー客のトラブル処理をしたりしているが、それに見合う賃金は支払われていない」と同労基署に訴えていた。



---<抜粋引用終わり>---


おれも長いことこの業界の仕事をしてきてるけどそもそも基本の賃金が安すぎんだよ、そのうえサービス残業させられたら腹立つわな。
日本で安いツアー価格で競い合って、ホテルやバスも安いとこ使えば、それなりのもんしか出てこないんだって、安いのにはそれなりに意味があんだよ。そういうとこ使えばクレームやイレギュラーが出るのは当たり前の話でしょ。

で、そんな時に現場でお客様の矢面に立ち頑張ってくれるのが添乗員なわけだ。そんな添乗員たちをないがしろにしちゃ駄目でしょう。クレーム処理がどんなに大変か机上でツアー作ってる人たちだって少しはわかるでしょ?わかんねーかな。
時間的にもそうだし、精神的にもすごく負担になんだよ。そういったことをやってくれた分はしっかり賃金で払わないと、誠意には誠意で応えて欲しいね。

そうすることで添乗員の質も上がっていくし、ツアーの満足度もあがっていく、その会社の旅行商品の評判も上がっていくと思う。
現場を馬鹿にした経営はもう通用しないよ。



Our over time wages have not been paid.
(残業代が払われてないぜ)

ロッキー番外編vol.4

2007-10-09 14:24:01 | ロッキー番外編 2007
休日スキー



マウントノーケイはBig3と呼ばれる「レイクルイーズ」「サンシャイン」と比べるとずいぶんと趣の違ったスキー場だ。のんび~りとした感じが漂っていてファミリーやキッズが多い。



この日もカルガリーからのキッズキャンプとバンフの子供達が毎週通ってくるキッズキャンプとがあってCascade Lodge(カスケードロッジ)も大賑わいだった。

リフトは4本掛かっていてそのうち1本が高速クワッドだ。基本的に「圧雪サイコー」の整地斜面が多いけど、山頂付近にはブラックのゴツゴツした急斜面も多い。今日は独りスキーを楽しもうと思ってね、マップ片手にキョロキョロしながらリフトに乗り合わせた人たちとの会話を楽しむ。
「独りスキー」って言うか、、、そうだな「休日スキー」ってところかな。



大きく分けて右と左の2つのエリアをもつマウントノーケイ。先ずは右側を攻めていく。きれいなグルームのかかった斜面を滑り降りていく。ひとつひとつのターンを足裏で感じて確かめながら滑っていく。気持ちいい



整地バーンを気持ちよく滑る、かなりのスピードが出るバーンもある。そりゃあカナディアンロッキーで言えば小さなスキー場かもしれないけどここはカナダ、こんなスキー場にも楽しさがぎっしり詰まっている