孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

トロワバレーvol.45

2008-09-29 06:07:12 | トロワバレー 2008
超セレブなリゾート・クーシュベル
2月19日(火)---4日目


<2008年バージョン・KANちゃん>

KANちゃん(仮名)が悲鳴をあげている(ように見えた)。
朝始まったばかりの状態で2本続けざまにビシっとした圧雪バーンではなく、ごっこん、がっこんのオフピステを滑らされ(?)KANちゃん(仮名)の足が悲鳴をあげている。


KANちゃん(仮名)とは05年のシーズン初めにウィスラーで一緒に滑ってからのお付き合い。
温厚で大人しい性格なうえに優しいので当時の女性スタッフ(3人)には実は人気があったんだ(今だから言うけど)。


この時期ウィスラーにもじぃじぃばぁばぁの客は少なくない。
そんな中じじぃばぁばぁに気を使いながら滑ってくれたのがKANちゃん(仮名)だった。



<カービングのキレは鋭い>


当然06年『カオル企画』シャモニーにも誘わせてもらったんだけど残念ながら都合がつかなく不参加だった。
けれど、07年カナディアンロッキーには参加してくれた。
そしたらこのカナディアンロッキー、雪がバンバン降っちゃって普段あんまり深雪滑らないKANちゃん(仮名)は悪戦苦闘する毎日だったんだ。

ただ基礎スキーを得意としていたこと、今でもデモンストレーターのレッスンを受けに行ったりしていたのであとは「慣れ 」だけが必要だった。
それとやっぱりスキーは道具のスポーツだから。

レーシングに近いようなスキーで深雪を滑るのはしんどい。
KANちゃん(仮名)よりも深雪を滑ることに慣れている他のメンバーも「ファットスキー」と呼ばれる深雪用のスキーを履いていた。
それらを学習してきたKANちゃん(仮名)。

先ず頭から
帽子 ⇒ ヘルメット 
サングラス ⇒ ゴーグル 
ちっちゃなリュック ⇒ しっかりしたバックパック
クルージングスキー ⇒ ファットスキーB3(レンタル)
へ仕様も変えてきた。 


<変身前 2007年バージョン・KANちゃん>


ロッキーで苦しんでいたので「『カオル企画』はもういい」って思っちゃったかなあって心配してたんだけど今回のトロワバレーにも早々に「参加表明」してくれておれ的には実はすんごく嬉しかったんだ。



<まあたまには聖子さんに助けてもらう>


KANちゃん(仮名)はスキーをよく知っているしコブがすごい上手
滑り込んでいるのがよくわかる。
残念だったのがトロワバレーにくるまでに日本でほとんど滑れなかったこと。
仕事忙しいんだね。

夕食で作ってくれたカルボナーラ、とっても美味しかったです。
ありがとう。



<カルボナーラCooking中>

トロワバレーvol.44

2008-09-26 14:04:56 | トロワバレー 2008
超セレブなリゾート・クーシュベル
2月19日(火)---4日目



<おはようございます!>

今日の天気も最高です!
青空って素晴らしいね!!

今日はここ「世界一の規模を誇るトロワバレースキー場」を一気に横断してみることにする。
総滑走距離600キロメートル、ほぼ日本の本州に匹敵する距離になる。
我らが宿泊しているのがバルトランス。
ここを出発してメリベル、クーシュベル、メニュエールと移動して夕刻またバルトラスへ帰ってくる訳だ。



<ボンジュ~ル、アラン♪>


「経済の町・バルトランス」「家庭的雰囲気の町・メリベル」「セレブの町・クーシュベル」「牧歌的な町・メニュエール」と同じスキー場にある町でありながらそれぞれに特徴がある。



<バルトランスを出発>

セレブ・クーシュベルが一番遠い町になるけど、今日はセレブ・クーシュベルまで行く予定。
もちろん普通に行って、普通に帰ってくるなんておれ達は望んでないし、アランもそんなつまんないプランは用意していない。

スキー場は横切るだけ、滑るのはもちろんオフピステ!!
ゴンドラで一気に標高3000メートルを超える。
景色がすんばらしい~、まさに銀世界。

アランが取るルートはいきなりオフピステっ!!
みんなびっくりするが実は笑顔。

【滑るならやっぱりオフピステよね~~】byカオル:いま作った。



<クーシュベル ----- バルトランス 遠いねぇ~>

トロワバレーvol.43  

2008-09-24 15:04:26 | トロワバレー 2008
おフランス・バックカントリー
2月18日(月)---3日目



さてと、滑走2日目に滑ったところもおさらいしておこう。


がアランが連れて行ってくれたところ。がラス1で滑ったところ。>
拡大して見てみよう!


やっぱり、スキー場の外(オフピステ)ばっか滑ってんな。
アラン、ナイスガイドありがとう!




<スキー場全体図> 拡大版はこちらから



トロワバレーvol.42

2008-09-23 14:17:21 | トロワバレー 2008
おフランス・バックカントリー
2月18日(月)---3日目



<KANちゃん(仮名)玉ねぎキザんでます>


食事の用意と平行してやっていたことのひとつに明日の晩御飯の仕込みがあります。
みんなにね、ぜひともおての作ったハンバーグを食べてもらいたくて、今日材料の仕入れもしてきました。KANちゃん(仮名)が玉ねぎ刻むのやってくれました。
明日は焼いて、秘伝の特性ソースを作るだけです。


<カオル@今日1番真剣>



とってもとっても楽しかった3日目(2/18)が終わろうとしています。
そろそろ雪が欲しいかな。。。


<スキー場で花火が打ち上げられていた>


トロワバレーvol.41

2008-09-22 14:32:11 | トロワバレー 2008
おフランス・バックカントリー
2月18日(月)---3日目



<温泉スキー部のPVをみて感動する3人>


夕食はみんなで持ち寄るポットラック形式
キャンディーズ部屋<くっしー(仮名)、せいこさん(仮名)、くみどん(仮名)>
OSB部屋<ぶちょ~(仮名)、シャア(仮名)、まこちゃん(仮名)、うーちゃん(仮名)>
男闘虎部屋<もりりん(仮名)、KANちゃん(仮名)、ゆうさん(仮名)、カオル>


各部屋から数品出展する。


<キャンディーズ部屋からの作品>


キャンディーズ部屋、OSB部屋が持ってきてくれた数品全て絶品でとっても美味しく、おまけにとってもお腹がすいていたのであっという間に食べおわっちゃった。
あー美味しかった。満足満足



<KANちゃん(仮名)作のパスタも添えて>

もちろんこのキッチン付きの部屋は『カオル企画』スペシャル。
通常のツアーではホテルのレストランで美味しいんだか、美味しくないんだかわかんない似たような料理を毎日、毎晩食べることになる。
テキトーな服装も必要となるし、食事時間も7pmから始まって10pmくらいまで掛かる。

レストラン選ぶのメンドクサイとか、自分で作るの楽しくないとか、そういうひとは別だけど仲間とやると食事作りも楽しいし、もちろん外食にも行くのでチョイス(選択肢)が広がるって意味でキッチン付きの部屋は断然オススメ

バルトランスにもキッチン付きのホテルはあるけど人気があるんで夏ごろには予約が必要だよ。
ちなみに今回のホテルは5月に3部屋押さえました。
そんでもってこーんなに楽しいホテルライフを送っています。



<みんなで賑やかに過ごすリビング>



<使い勝手の良いキッチン>



トロワバレーvol.40

2008-09-22 04:53:19 | トロワバレー 2008
おフランス・バックカントリー
2月18日(月)---3日目

美味しい滑りのデザートも食べたところでホテルへ戻る。
ホテルへ戻って先ずすることは?

プシュっ ぷはっーー うめぇ~~~~
ひと仕事(滑り)終えた後の1杯は格別に旨いなぁ~~
今日はもうロスバケに追われることもないし、ゆっくりのんびりしちゃおっかなぁ



F専属ガイド・ベル(仮名)がやってきた。
顔が疲れてるよ、大丈夫?
なに?なに? 怪我人1人 と 病人1人 が出ててんてこ舞い?
それにロストしたスーツケース1個とスキーが1台まだ出てこないって?
怪我人は古傷を押してきたおばちゃんで1日滑ってもうギブアップ


あのさ、「ヨーロッパなめんなよ」by P氏 って言葉知ってる?


なんでウィスラー行かなかったんだろうね、古傷押していい歳したおばちゃんが滑れるほどトロワバレーは甘くないでしょ。
おまけにこんなバカでかいスキー場だから途中で置いていく訳にいかないし、後で戻ってくるって訳にも行かない(でかすぎるんで行きと帰りは違うコースを使います)んで、全員で途中で引き返したからほとんど滑れなかったって




どうする?トロワバレー滑りたくて、滑りたくて、せっかく行ったのにこんな事故・事件に巻き込まれたら? あなたならどうする?


もうひとりは昨夜飲み過ぎで夕食のレストランで倒れたって。
もうどうしようもないね、このおっさん。
ちなみにこのおっさんジュネーブ空港で「さっさと行けーー」と怒鳴ったあのおっさんです。



バルトランスってさ標高2300メートルあるんだよ、2300メートルって行ったら富士山の5合目と同じだよ。
しかも昨日は飛行機で移動してきて、夜中にバルトランスへ到着してるわけで、そのうえ寝不足でスキーして夕食時にアルコールをガバガバ飲むっていい歳こいたおっさんのやることじゃないでしょう。



ベル(仮名)も大変だねーて言ったら「いつものことだから」だって。
はぁ~「いつものこと」なんだ、スゴイとこだねトロワバレー
お疲れのべル(仮名)を見送る。

トロワバレーvol.39

2008-09-19 15:27:49 | トロワバレー 2008
おフランス・バックカントリー
2月18日(月)---3日目


アラン今日もどうもありがとう。
とっても楽しかったよ。
メルシーボクー(ありがとう)
オルボアー(さよならー)


と思いきや実は滑り足りていない数名ここに、、、

よし、もう一本滑りに行こう!ってことで、もりりん(仮名)、シャア(仮名)、ぶちょ~(仮名)、ゆうさん(仮名)、カオルの5人がラストライドのリフトに飛び込む。


<ラストライドのリフト>


リフト下の長~~~~~~いコブ斜面を1枚とその後に続く、急斜面大回を選択。

このコブがなかなかやるんだ。
いいコブだった。
始まりの斜度なんて「へっ、こんなもんか」って思うんだけど、さすがバルトランス

その斜度はどんどん上がり更に長い。
始めは余裕で滑ってみたり、攻め気味で飛ばして滑ってみるんだけど最後はおっつかなくなる。
でもまたそれが楽しい

コブ斜面は途中で一度止まって2本やることにする。
2本目の最後の方なんてマジで気合だった。

ゆうさん(仮名)がビデオカメラを持ってきてくれたんで最初は「ファンビデオ(お楽しみビデオ)」として撮影してたんだけど、あとでかなりマジになって繰り返し、繰り返し再生して「本気・レッスンビデオ」になっちゃった。
いやーマジで楽しかったです。


<もりりん(仮名)高速大回り>


最後の超・高速大回り
久しぶりにびびりました
3ターンくらいで整地に下りてくるんだけど、これもまたヤバかった
すげースピードがでるんだよ。
しかもストップバーンが狭いの。


<お気に入りの一枚:シャア(仮名)の高速大回りなんだけど、雪煙(スプレー)が上がり青空には月が浮かんでいる。かっこいい~~>


ウィスラーのサドル(っていうコース)で直滑降するのと同じくらいスリルがあるよ。
でももちろんこういう刺激もスキ

トロワバレーvol.38

2008-09-18 14:48:11 | トロワバレー 2008
おフランス・バックカントリー
2月18日(月)---3日目






食事が済んだらもう少し下り降りてタクシーに乗ることになっている。
よし行こう、滑り(下り)スタート
とは言ってもただの山道でところどころ雪もなく、スキーを脱いだり、履いたりしながら進んでいく。

先導してくれているシェフ(おやぢさん)がもの凄いスピード&雪があろうと無かろうと土の上であろうと、岩の上であろうと、アスファルトであろうと、ガシガシスキーで進んでいきあっという間に見えなくなってしまう。
このシェフ(おやぢさん)のすごいところはみんなを先導してタクシー乗り場まで連れてってくれて後、ひと息つかずにレストランまで帰っていったんだ。

レストランから下って滑ってきたってことは、タクシー乗り場からは当然登りなわけで。。。
それでもシェフ(おやぢさん)はひるむことなくまたすげースピードでレストランへ向かって登っていちゃった。いやむしろ登りの方が早いくらいで。


タクシーが待っている。
当然こんな用意もアランが全てやってくれている。
楽しいところを滑らせてくれるだけでなく、美味しいく隠れ家的なレストランへ連れて行ってくれるのも、車を用意してくれるにも全てアランがおれ達のためにやってくれている。
 


<のんびりソーセージ食べているようだけど用意は周到 サングラスの奥の眼差しは鋭い>


同じガイドとして感服するし、おれが誘ってきたみんなをこんなに楽しませてくれて、ほんと感謝です。

車でORELLE(900m)へ移動。



<シャア(仮名) & カオル タクシーに揺られて>



ORELLE(900m)からゴンドラでBRECHE DE ROSAEL(3000m)へ。
バルトランス(宿泊地:2300メートル)へ向けて滑り込んでいく。
ホテル到着ぅ~
やっぱスキーアウトって言うか、スキーでホテルの目の前まで戻れるってすごいよね。

アラン今日もどうもありがとう。
とっても楽しかったよ。

メルシーボクー(ありがとう)

オルボアー(さよならー)



<明日の打ち合わせ バルトランスの町を背に>

トロワバレーvol.37

2008-09-16 13:34:57 | トロワバレー 2008
おフランス・バックカントリー
2月18日(月)---3日目


かくれ家的レストランに到着する。
シェフのお父さんと、マダ~ムらしきお母さんが出迎えてくれる。



<若い頃は相当ブイブイいわせていたらしい。。。>




今日のランチもアランが特別手配してくれていたものだ。
みんな汗ダラダラ、日陰をくれぇ~~ということで日陰に席を取って食事を始めるがだんだんと寒くなってくる。



<美味しいランチとサラサラパウダーに乾杯!!>


そりゃあ暑くても真冬の2月標高1000メートルですから。。。
デザートは陽当たりの良い席に場所を移す。



<デザートはあったかいところで>

トロワバレーvol.36

2008-09-15 04:54:43 | トロワバレー 2008
おフランス・バックカントリー
2月18日(月)---3日目






だんだん標高が落ちてくる。
1400メートル付近は太陽に近いから(?)、この太陽がギラギラしていて熱い。






雪もシャバシャバでコース上の雪も徐々に少なくなってくる。
あらららら・・・・スキー脱がなくちゃ、履かなくちゃ、また脱がなくちゃ、なんてやってるウチに完全に雪がなくなった。


もちろんこんなところでスキー担いで歩いているのはおれ達だけ(笑)
アランが特別のところへ連れてきてくれている証拠だ。

くっしー(仮名)と華族の話になる。
「なになにかわいい恋人ができたってぇ~」、
「華族への紹介ももう間もなくぅ~」そうですか、そうですか、Happyでなによりです。






こんな話ができるのもこんなところをスキーを担いで歩いているから(前向き)。
スキーをしてたらこんな話をのんびりすることもできないもんね(かなり前向き)。
やっぱスキーは楽しいな、滑っても、歩いても(超前向き)。