孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

カオルinDPZ vol.9

2008-01-30 15:40:40 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
大量ロスバケの後日談

送信者: マッキー(仮名)
件名: OS at NRT 対応レポート
日時: 2005年01月23日 23:39:01

こんにちは。
NRT 到着の際の OS の対応について、レポートします。

① OS51 バゲージ未着
飛行機を降りて搭乗橋を進むと、バゲージ未着者の氏名が掲示されてあった。
未着物は、翌日の同便 OS51 で着予定。 宅配便で発送。
ベニス - ウィーン 間の機材 DHC8 (ダッシュ・エイト) のカーゴスペースが小さいため、載 せきれなかったとの説明を受けた。 未着は スキー / スノーボ ード のみ。
未着:7名


② ベニス バゲージ未着のための、レンタル代 / 衣服等購入費 補償。
レンタル代金は 100 %、OS が日本 円・現金にて、その場で支払い。
例: EURO 25.00 = 3,375 (換算レート EURO 1 = 135.00)

衣服等購入は、OS が一旦支払いを拒否していたが、貴社スタッフから聞いていた航空会社が 50% 支払うだろうとの、予測・前例を話すと、計算しなおし、OS が 50% 支払ったとのこと。


*成田・バゲージ未着の手続き 及び ベニス・バゲージ未着のための補償代金の受取り手続きは、バゲージクレーム内 (税関を通らない・外に出ない) の ANA インフォメーション・カウンター(バゲージクレーム内・中央) で行うとスムースなので、お客様にイタリアにて事前インフォすること。

*今回の事態は、貴社が、OS ベニス - ウィーン 間の機材 DHC8 (ダッシュ・エイト) のカーゴスペースが小さいため、載 せきれない可能性があることが、チケットを仕入れる段階で十分予測できたのに、そのまま使用したことが、根本の原因ではないか!!

以上


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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

マッキー(仮名)は飛行機のプロです。
飛行機のプロが言うことなので先ず間違いはないと思います。
あれから3年経って今(08年)はどうなっているんでしょうか。
とりあえず航空会社はOS⇒AZにかわってます。
おれも会社を離れたんで口を出す立場にはないけれど荷物が無事に着くように祈っています。

予防策としては
①1日分くらいの下着・着替えは手荷物にする。 (スキー時の靴下なんかも)
②薬や必需品なども必ず手荷物へ。
③万一ロスバケになったらすぐに航空会社へ。
④レンタルスキー、日用品購入のレシートは無くさないように。
⑤旅行会社現地係員から「現任書」をもらう。

おれも2/2無事に荷物がベニスに到着するかすげー不安です。
バンクーバー出発して、トロント、フランクフルトで2回乗り継ぎがあり、ようやくベニス到着です。
無事に届きますように。

カオルinDPZ vol.8

2008-01-29 16:09:27 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
1/22 うの・ウノ・UNO



早朝バスは出発しベニス空港へ到着する。
チェックインでトラブル発生、機械の故障だそうだ。
こんなことは日常茶飯事だという、イタリアもすげーところだな。



待ち時間に念願のUNOをした。
おれが「カモネギ」というデマがまわっていた。
そうはいくものか。


お別れの時間はあっという間にやってくる。
今回のメンバーはA作(仮名)もよく知っているメンバーで結束力も固くいつもみんな楽しそうに遊んでいた。

みんなで最後の記念撮影。
ヨシ(仮名)とおれにも感謝カードをくれた。
「じゃあまた今度日本で。」みんな手を振りゲートの中に去っていく。
じゃあまた。

これからヨシ(仮名)とふたりでベニスの街散策。
おれは来年またここに来たいと思っている。
空港からバスでベニスのダウンタウンへと向かう。

ヨシ(仮名)が泣いている。
みんなからの感謝カードを見ながらヨシ(仮名)が泣いている。


ベニスは水の都



建物にも重量感と歴史を感じる事ができ、行き交う人々は皆楽しそう。
ここから始まるイタリアの旅はさぞかし楽しいのだろう。



今日はこれからミラノへ移動しマルペンサ空港で『カオル企画』の面々と合流しツエルマットへと向かうのだ。

列車の時間が来た。駅に向かう。
ここでヨシ(仮名)ともお別れだ。
「頑張れよ」とだけ声をかける。頑張れよ









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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

ウノ(カードゲーム)が流行ってたんだよ。
なんでも今回参加者がバルトラスへいった時、吹雪でホテルに閉じ込められてずーーーっとウノやって遊んでたんだと。しかも罰ゲーム付き。

おれはね、まだ時差ぼけなんかもスッキリしなかったのと、街の散策、ホテルインスペクション、大好きな読書なんかをしていたので滞在中にウノに参加できなかったんだよね。
そうしたら「Karlはウノが弱いらしい=カモねぎだ」となっていたらしい(笑)。
そこで空港にてこの汚名を返上するチャンスがきたので、バシっと!!


みんなのくれた感謝カード、とっても嬉しかったです。
ヨシ(仮名)はとっても感動したらしく涙していたよ、本気で。
おれはみんなにもこの感謝や感動に匹敵する、いやこれ以上の楽しさ、思い出を作るお手伝いをできたのだろうかと今でも思ったりする。

「楽しかったです、ありがとう」この言葉をいただくことはとても多かったけれど、「楽しかったです、ありがとう」この言葉を言わなくてはいけないのは本当はおれ達の方です。

楽しいコルチナでの1週間ありがとうございました。
また一緒に滑りましょう。

カオルinDPZ vol.7

2008-01-29 11:19:09 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
1/21  大雪

朝窓をあければ雨が降っていた

う~ん、これまで天気は最高に良かったのでテンションが下がってしまう。
山の上は雪らしい、それも結構降っている+視界も相当悪いとのこと。
コース探索は中止にしお客様の安全を考えお客様と一緒に初日に滑ったファローリアへ行くことにした。

ゴンドラ横のレストランを前線基地にし各自それぞれのペースで楽しんでもらう。
昼食時に一度再集合してもらったが皆楽しそうに滑っている様子だった。

しかし一番楽しんだのはもちろんおれ達だ
午後からクリスタッロへ移動しブーツトップの深雪をガンガン楽しむ
まさかここ圧雪天国コルチナ・ダンペッツォでサラッサラの極上パウダーを堪能できるとは思ってもみなかった。


ヨシ(仮名)は今度の春から寿司屋の修行に入る。
2002年秋に東京オフィスに訪ねてきたのが最初の出会いだった。
オフィスそばのロイヤルホストでドリアをおごったところからおれとの主従関係は始まる(笑)
そしてこの冬で黄色いユニフォームを脱ぐ事を決めている。


「いいガイドになったな」
ここでは先に滑ってもらう。
急斜面のパウダーをもの凄いスピードで滑る我ら、先頭を行くヨシ(仮名)。
大転びし全身真っ白く雪化粧をする、大声で笑う。 すげーたのしそうだ。

これだよ、これ。おれたちに必要なのはこれなんだ。
いいガイドになったな
この雪にまみれて真っ白になりながら大声で笑うお前を見た時そう思ったよ。


夕刻、ホテルに戻る。
皆との最後の夕食だ。





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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

まさかコルチナで新雪に出会えるとは思ってもみなかった。

しかもすんげー降り&誰も滑っちゃいねー
やっぱりここは太陽王国、圧雪王国なんだよ。

数日前にワールドカップやってたものすごい急斜面に積もった新雪で、高速大回りを楽しんだんだけど、とにかく滑れる滑れる。
雪はたくさんあるし、ひとはいなくてガラガラだし、滑りたい放題のスピード出したい放題。

あの時なんでヨシ(仮名)があんな大荷物も背負って滑っていたかは覚えていない。まあ転んで楽しそうに大笑いしてたけど彼の名誉のために言っておきます。

ヨシ(仮名)もSAJテクニカル持ってます。
転んでたけどヘタくそじゃなくて、たぶん転びたくて、雪と戯れたくて転んだと思います。
いい訳に聞こえる?(笑)

カオルinDPZ vol.6

2008-01-28 16:14:12 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
1/20  アルタバディア

再びウサギさんチームを率いるガイド最終日はアルタバディアへ。


<ここ好き②>

天気は、、ガス、ガス、ガス、ガス。。。景色が見えない。ヨシイさん(仮名)の顔色が冴えない。「怪我をしない」を一番の目標に出発。
斜面も見にくい、景色も見えない、あ~あ~と思いながら滑こと10分、青空が少し見えてきた。


<ここ好き③>

そこからどんどんドンドン青空が広がっていく。シャッターチャンスだ
目の前にファローリア山郡が現わる。ここからがアルタバディアの大目玉が登場する。

ものすごい重量感のある氷瀑を目の前に、触る事もでき、その後のロングコースを滑りきったところからはこの氷瀑をふくむ壮大な景色を楽しむ事ができる。
あのままガスがかかったままではこの半分もアルタバディアを楽しむ事ができなかった。



そしてアルメンタローラ「馬ぞり」である。


<ここ好き④>

1200メートルをリフトに乗るのではなく、J-バーに引かれるのではなく、馬に引っ張ってもらうのだ(別途料金)。
みんな大興奮で嬉声をあげて引っ張られていく。


<ここ好き⑤>


今日のランチはイタリアらしくピザとパスタ
これがめちゃめちゃ美味しいく、これぞイタリアというピザ&パスタを食べる事ができ一同納得の味である。
かな~~~~~~りシアワセ


<ここ好き⑥>

少ーしずつ天気が崩れてきた、明日は雪らしい。
ツエルマットへ連絡してみるとかなりの勢いで降っていると言う。
この後のオフピステツアー(『カオル企画』2005)にとっては朗報だ

今日でコルチナでのガイドは終了
明日はヨシ(仮名)と一緒にコースを探索しにいく予定♪


<ここ好き⑦>


<ここ好き⑧>


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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

おれはね、ここが一番好き。

氷爆、ファローラ山群、馬ゾリ、楽しい斜面、美味しいランチ。
景色も、アトラクションも、コースも、ランチもとっても充実していた。
でもこれって逆に言えばイタリアらしくない面が多いのかなとも思った。ウィスラーに近いかも。

来週にはもうイタリアで滑っているんだけど、このスキー場是非もう一度行きたいと思っている。
天候次第だし、行き先はおれじゃなくて現地駐在員が決めておれは従うだけなんだけどね。
ここでもう一度イタリアン食べたい!!

カオルinDPZ vol.5

2008-01-28 05:44:08 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
1/19 プランデコロネス(まんじゅうやま)

今日はプランデコロネス(まんじゅうやま)へ。
8:30AMバス出発。いつも必ず遅れてくる女子2名。
朝食も夕食もそしてバスにも必ず遅れてきます。
こういうひとは置き去りにされないとわからないのだろう。。。

プランデコロネスは山頂にレストランがありそこから放射線状にリフト、ゴンドラ、キャビンが伸びているスキー場でとってもシンプルだ。
今日はカメさんチームの皆さんと一緒にこのまんじゅうやまを楽しむ。


<プランデコロネス(まんじゅうやま)②>


山頂付近は吹きっさらしで常に風が強く嫌な場所だ。
しかししかしノートラックを発見
昨晩降雪があった形跡がある場所へカメさんチームを引き込む。

「ここでビデオ撮りましょう」。
この真っ白なキャンパスへ思い思いのシュプールを描くシーンを撮らせてもらおうと下に降りてカメラを構える。

OKハイスタート」の声で全員一緒にスタート。


「はいOK!」と叫んだ時には3人転んでいた、サカエさん(仮名)がスキーが無くなったと大騒ぎをしていた。

みんな新雪を滑るのは初めてでどう滑っていいかわからなかったみたいだが、ころんでもなお楽しい新雪の魅力を少しわかって貰えたみたい。
みんな良い笑顔でたのしそうに転んだ話をしている。


昼食だ、プランデコロネスでのお薦めはチバ支店長(当時・仮名)推薦のセルフサービスレストランの中華である。
今年できたばかりだがチバ支店長(当時・仮名)大絶賛なのだ。
中華は山岳地方だからか塩辛い、まいっか2000メートルのイタリア山奥で食べられる中華とバンクーバーで食べられる中華が同じ味するわけないよな。

ランチ後も写真、ビデオを中心にお茶タイムをふんだんに取り入れスキーを楽しむ。2:45PM滑走終了。

今日も怪我なく無事に終わったよ。



<プランデコロネス(まんじゅうやま)③>



<プランデコロネス(まんじゅうやま)④>



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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

じゃあ今日はおれが現地駐在員を叱り飛ばした話を。

約束を守ると言うのは人としての基本であると同時に特別な能力ではない。
ましてお客様との約束の時間を守るというのは最低限のことであって守って当たり前。
仕事の時間を守ると言うのもこのことと同義だと思う。

03年にこれを数度守れずに丸坊主にされた現地ガイドも立派になったんもんだ。
あれからスイス、NZに駐在しいろいろと経験もしたころだろう。
が、しかしおれからしたらもの足りない部分があった。
それはやはり時間が守れないことだ。

約束の時間にちょびちょび、ちょびちょび遅れてくる。
たいした遅れではないのだけれど、ちょびちょび、ちょびちょび遅れてくる。
東京からきてるイクさん(仮名)も同様に不快におもっていたので、3日目にはさすがにおれもキレた。
おれもあまり上手く叱れなかったのか、コイツも自分の非を認めたくないのか、ふてくされてプイっとあっちむきやがんの。おれもコイツも変わってないなぁ~(笑)

翌日からは10分前行動当たり前のおれより早く集合場所にいたりなんかして、反省と言うよりも「おれだったやりゃあできんだよ」と言わんばかりにやっていた。まあ、キバれや。

カオルinDPZ vol.4

2008-01-25 16:40:28 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
1/18  セラロンダ

昨晩のヨシ(仮名)とのミーティングでセラロンダもばっちりだ。
今日も早いウサギさんチームを担当、セラロンダへ発進!


<セラロンダ①>

セラロンダとは・・・セラ山という巨大な岩山の周りを一周する。セラはイタリア語で馬の鞍というが空から見れば丸く、横から見ればクリスマスケーキのような姿をしている。囲むように周りの山がスキー場として開発されている。


<セラロンダ②>


麓には幾つかの出発点がありスタートすれば一周して元の場所に帰って来れるようになっている。コルチナダンペッツォからアラッバという町まで車で移動し此処からスタートした。右回りと左回りの2通りのコースが設計されており一周40㎞
眼前に広がり移り変わるドロミテ山塊の壮大なパノラマは素晴らしいの一言に尽きる。


<こういうコスチュームもあります・・・>


今日も天気は良いし思い出深い一日になるのだろう。
今週はイクさん(仮名)率いる山口県チーム11名とヨシ(仮名)とカオルのカメさんチーム&ウサギさんチームの計3チーム。
足前、体力、年齢からいってもうさぎさんチームは他チームよりかなり滑れるチームになっている。
なので通常のセラロンダコースから外れて美味しそうなバーンがあると滑りに行くことができる。



サッソルンゴ(と言う山)が目の前に見えるレストランでランチを取りセラロンダは続く。


<ここのランチはGooooooooooo~dです!>



「ARABBA(アラッパ)」という看板が見えてきたこの先のJ-バーに乗るとあと一歩だ。

16:10無事にアラッパに到着する。無事完走する。




皆で完走記念写真を撮る。一日かけての滑走に達成感もいっぱいだ。
そこへ朗報がもうひとつ、スーツケースが届いた。ナガサワサん(仮名)、ヨシイさん(仮名)も大喜び。

夕食時、ホテル・トリエステで全員サラロンダ無事完走と全部の荷物が返って来たという事で我社からシャンペンを皆さんにプレゼントさせてもらった。
お気に召して頂けましたでしょうか?


<セラロンダ③>


<セラロンダ無事に完走>



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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

セラロンダね~、「何が面白いの?」と聞かれちゃうと困ります。

①「景色が最高なんですよー(天気が良ければ)」
②「ランチがうまいんですよー(チーズ、トマト大丈夫なら)」
③「たっぷり40km滑れるんですよー(大した斜面じゃないけど)」
④「ぐるっと一回りできるんですよー(だから何のために?)」
⑤「思い出作りです(ふ~ん)」

まあ、お祭りです。
スゲー斜面滑るわけじゃないし、天気悪けりゃ売り物の景色を見てもらえないし、簡単に雪なんかふんないし。

一、圧雪サイコー! 
二、平坦なとこたっぷり滑るぞー! 
三、晴天バンザイ! 
四、イタリアン大好き! 
五、景色見えなきゃ海外スキー来た意味がない! 

上記五つに重きを置く方は『コルチナ・ダンペッツォ』オススメします。
もう間違いなく最高です!!


いつも『カオル企画』へ参加している、またはおれがスカウトしている方々へ。
貴方達はあと30年してから行けばいいです。
天気は晴れより雪が好きだし、たまにおれがガイドっぽく山の説明しても聞かないし・・・ まだまだ先だよ。

セラロンダに関しては否定的でもなければ、肯定的でもありません。
これは楽しみ方の違いです。
おれはセラロンダ楽しかったよ~ん♪

貴方は海外スキーで一番何を重要視していますか?

カオルinDPZ vol.3

2008-01-24 16:34:21 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
1/17 トファーナ

滑走2日目9:30AM ホテル前に集合してしてシャトルバスへ乗り込もうとした瞬間「karlさん荷物が届いた!」という大声が響いた。
ホテルに白いバンが横付けされ黄色いよく見慣れたタグが付いたスキーケースが次から次へと運び出される歓声が上がる。

先ずは確認、スキー13本が届く、しかしスキーがもう1本スーツケース4つが出てこない。
「これからすぐスーツケースも届くのか?でなければスーツケースはいつ届くのか?」と詰め寄って聞いてはみたが「おれは配達員だからそれはわからない」と言われてしまう・・・


せっかくスキーが戻ってきたのだから自分のスキーで滑る用意にかかる。
みんな嬉しそう、おれも嬉しい。
予定よりも30分遅くなったけど晴々したカオでスキー場へ向かう。


<圧雪バンザイ・トファーナ①>


今日のスキー場はトファーナ
今週末までワールドカップのダウンヒルレースが行なわれていたけれどどーやら今日もなにやらやっているらしい。
午後になってチャンスがあればワールドカップ直後のコースを滑ってみようかと狙ったりもしてみた。


<圧雪バンザイ・トファーナ②>



しかしイタリアの降雪&圧雪の技術には驚かされる。今日の一枚バーンももの凄かった。
午前中ウサギさんチームに参加してくれたヨシダさん(仮名)の一瞬のスキをこのイタリアのバーンは見逃さなかった。
帽子を剥ぎ取り、サングラスを剥ぎ取り、ストックを剥ぎ取り、スキーを剥ぎ取られるほど大転倒をした、これは英語で「Yard Saleヤードセール」という。
十数メートル身体で滑ってようやく止まるヨシダさん(仮名)、身体は無事のようだホっとする。

この様に一瞬でもスキをみせれば容赦なくスロープが牙をむいて襲かかってくる
その反面ビタッとハマると自分に酔いしれることができる。
カービングタ~ン、カービングタ~ン、やっほぉーやっほぉーおれってうまい~!

今日の目印は「ペンギン君」。
ペンギン君を探しながら林道コースへ。
ペンギン君発見!十字路の交差点を右に直角ターン。
後ろを振り返るとヨシダさん(仮名)がちゃんと着いてきてくれたいる、OKこれでリフトに乗ってレストランまで行こうと思って待っても誰もこない。
う~んわかりずらかったか。


十字路交差点だから後ろ以外3通りの道がある。
右にまがればこっちにきているはず。残るは左と真っ直ぐか。
十字路まで戻ってみると左のコースから数人戻ってくるのが見えた。
ナイスジャッジ! 聞けば見失ったので左に曲がってみたが進むにつれて登りになってしまったという。これはおかしいということで引き返してきたということだ。

アレレでもマッキー(仮名)がいない、サトウさん(仮名)もヨシイ(仮名)さんもいない。
う~ん、左じゃないとすると真っ直ぐ行ったか。
皆にはこのままリフトに乗ってもらい降り場近くのレストランでヨシチームと合流する事になっているので安心して行ってもらう。
アキバさん(仮名)とふたりで3人の捜索に出掛ける。

進んでいくとリフトが現れたがこれに乗った形跡はナシ、更に進む。
林道の雪も少なくなり途中3度道路を越える、スキーの滑走面が泣いている、でも3人は見つからない。

いよいよゴンドラ乗り場が見えてきた、見落としたのか、どこかで怪我をしているのか、不安でいっぱいになってきたその時、見慣れたスキージャケットの3人を発見!


3人とも不安になりながらもなんとかここまでたどり着いたと言う。
サトウさん(仮名)が「マッキー(仮名)が一緒にいてくれたから安心できた」と言っていたけど、おれも同じ。マッキー(仮名)が一緒だったから最悪は免れることができると信じていました。
ゴンドラ乗ってリフト乗り継いでレストランに着いて皆の笑顔を見たらおれもホッとできた。

ワールドカップを見ながら美味しいポレンタを食べた。ポレンタは北イタリアの代表的料理、美味しいかどうかはよくわからない。食べてみて。


<圧雪バンザイ・トファーナ③>


午後は大会バーンを横目に見ながら急中斜面を軽快に滑り2:30PMといういつもよりも早い時間で終了

荷物の確認と、もし届いてない時には日用品の買出しに行かなくては行けない。
今朝届いたものはスキーのみ、スーツケースは届いているのか。
「夕方には届くかもしれない」と楽しげに帰宅するも連絡はまだなかった


夕方タウンガイドに出発する前お客様へ事情を説明したものの「納得できない」ということで厳しい言葉をいただく事になる。
全力を尽くして少しでも早くこの問題を解決していく姿勢はかわらず、とにかく交渉を続ける。


明日はメインイベントセラロンダ」だ。


<圧雪バンザイ・トファーナ④>




<圧雪バンザイ・トファーナ⑤>



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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

いやいやLOST(行方不明)してしまいました。。。
まだまだ未熟でしたね。
って去年(07年)も3日連続でLOSTしてんじゃん。
『カオル企画』のLOSTははっきり言ってべつものです。笑

確かにね、交差点でわかりにくかったんだ、おれの最初の説明も良くなかったな。目印の「ペンギン君」がどんな風に見えるか伝えておけば良かった。

ワールドカップバーンは圧巻だった。さすがだ。
当日はフェンス張られて入れなかったから隣の似たような斜面で滑ってみたけどありゃすごいよ。ものスゲースピードがでんの。
番長(仮名)アレ、試してみるといいですよ、マジでオススメです。

6日目に大雪降ってこのワールドカップバーンをブーツトップの深雪の中滑ったんだよ、かなりの高速でさ。ヨシ(仮名)が大コケして真っ白になったんだけど、ものすげー面白かった。
やっぱねー深雪の高速大回りはいいねー、1番面白い!こんなことできんのも海外だからだよなー、しかもイタリアだから。
ウィスラーじゃすぐに深雪喰い荒らされちゃうけど、コルチナじゃ滑ってんのおれ達ぐらいだった(笑)。

話し変わって、ロスバケ。スーツケース出てこねーんだよ。
「ちゃんと探しているのか」「本社には連絡してるのか」「いくら補償してくれるんだ」「一体いつ届くんだ」etc. 厳しいお言葉の数々でした。
実は旅行会社的には免責な部分もあるんだけど、これをここで書くとメンドーなことになる可能性もあるのでやめます。

荷物が届かないひとの精神的な苦痛、また下着の交換、せっかく詰めた食事用の素敵なドレスのことなんか考えたらこっちものんびり待ってなんかいられない。
散々厳しいお言葉を戴いた後、ビレッジガイドでスーツケース届かないお客様から「コンタクトレンズ液」の要望がでたんだよ。
スーパーと薬局行って両方ともX出て諦めたお客様に「もう1件行かせて下さい」とヨシ(仮名)が粘ってちょっと遠い薬局へ行って御所望のものを見事にゲットしたんだ。

この行動はさすがにお客様からも好評価で「よくやってくれた」とお褒めの言葉を頂戴することができた。

今だから言えるけど、ヨシ(仮名)もいいガイドになったもんだよ。昔はおれに坊主にされたんだけどね。

カオルinDPZ vol.2

2008-01-23 15:52:29 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
1/16 ファローリア


<憧れの地コルチナ・ダンペッツォ>

標高1200メートルのコルチナ・ダンペッツォの町からバス、ケーブルを乗り継いで2300メートル・ファローリアへやってきた。
やってきたのはファローリアだけではない、コルチナ・ダンペッツォという98年入社以来一番最初に憧れたヨーロッパのスキー場へやってきたのだ。


岩がムキ出しの山々は凄いのひと言だ。
晴天・無風の中にそびえ立つ山々はツジノ(仮名)が言っていたように「ドラゴンボール」だ。
正面にはクリスタッロという山がそびえる。これはシルベスタ・スタローン主演映画「クリフハンガー」の撮影地だ。よくもまあこんなおっかないところで映画を作ったもんだなあ。


ここのスキー場は一枚バーンが長い、すげー長い。そして雪がある。
やはり人口雪の設備がものすごくいいのだろう、たぶん世界一なんだろう。
急斜面も多く上級者も十分に楽しんで滑走できるレイアウト+中斜面では本当に気持ち良くロングクルージングができる。


今日はセルフサービスのレストランで昼食をとる事にする。
ここのお薦めは炭火で焼いたステーキ! おれもこれを注文する。


<炭火焼きビッグステーキ>


炭火で焼いたばかりのステーキ、香ばしく軟らかい。うん、美味しい!
イタリアはホントに凄い、山ん中のセルフサービスのレストランにこんな美味しいものがあるなんて感激だ。日本のゲレ食、ガンバレ。


午後は向かいの山、クリスタッロへ
リフトを乗り継ぎ山頂へ向かうが最後のリフトには中間駅があり我々はどうしてもここで降りなくてはならない。
一体どんな斜面が待っているのだろう・・・この先に行きたければ山岳ガイドと一緒に行かなくては行けないエリアがあるのだ。


一度しれ~~と間違えた振りをして中間駅を過ぎようとしたら、いつもはだらだらして仕事なんてど~でもいいよ~なんて感じで働いているリフトオペレーターのオヤジが慌てて小屋から飛び出してきて「駄目だこれ以上行くな!」と怒鳴った。
なんだやればできるじゃん、イタリア人も素早く動く事はできるらしい



<このリフトの向こうに、、、>


<憧れの地コルチナ・ダンオエッツォ②>



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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

実はさ、イタリア料理にうんざりしてたんだよ。
イタリア料理好きってひと多いでしょ、ハイおれも大好きです。
でもね、毎日食べてたらうんざりすんだよ。

しかもね、うんと美味いやつならいいけど、ビミョ~なやつを毎日食べてると「なんでコレ食べなきゃいけないの?」って思えてくる。
おれが金だしてたら文句のひとつも言いたくなる料理も実際あったよ。
特に前週にいたセストリエールのホテルの食事は不味かった。

おれも02年、夏のスイスに駐在してた時にバケーションで1週間くらい列車でイタリアを旅したんだよ。
ミラノ、シチリア島、ナポリ、あとどこいったかな、どこで何を食べても美味しかった。
ツエルマットにあるイタリアンの「ジョゼッペ」もすごく美味しい。シャモニーにあるイタリアン名前忘れたけど番長(仮名)とふたりで1週間の滞在中に2回も行った。
イタリアンて美味しいしよね、基本的に。

でもさ、ホテルのメシは美味くない。
少なくともおれには。
セストリエールのホテルメシを「あそこの食事は美味しい」と言いきった先輩・Kタローさん(仮名)の味覚をおれは疑います(笑)。

今だから言えるけど、おれにはすんごくしんどかった。
今度は醤油を持って行こっ。

カオルinDPZ vol.1

2008-01-22 11:19:21 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
1/15 大量ロスバケ


ミラノ中央駅から列車に乗り、ベニスの1コ手前の駅「メストレ」でヨシ(仮名)と合流しバスでコルチナ・ダンペッツォへ行く予定。
15:30ごろメストレ駅に着く


<イタリアの駅①>


お腹もすいたので目の前のマックへ入りハンバーガーのセット(6.5ユーロ)を食べ始めて時にケータイが鳴る(相変わらずタイミングの悪いヤツだ)。

「karlさん(仮名)スイマセン迎えに行けなくなっちゃいました」byヨシ(仮名)。なんじゃそりゃー

聞けばイタリアの大都市では車の規制が厳しくバスのような大型車が街の中へ入る場合許可が必要でその許可料もべらぼうで200ユーロするそうだ。
そういうのはさー、今日じゃなくて事前に調べておくもんだろ!?迎えに行くのは1週間以上前から決まっていたんだから、、、

仕方なくバスでベニス空港へ移動する事に。途中イクさん(仮名)と合流。
こないだはイタリア・ミラノで、今回はイタリア・ベニスでいつもは東京とウィスラーにいるふたりがお茶をしている、とっても不思議な感覚だ。


そこへカツキ(仮名)登場。
カツキ(仮名)とは5年ぶりの再会で98年カナダ・ワーキングホリデー時のESL仲間。学校を卒業して一時は会社に就職したけれど、スキーへの熱い情熱が収まらずに3年前におれと同業種へ転職し、夏はハイキングガイド、冬はスキーガイドとしてヨーロッパで活躍していて、今日もお客さんを迎えに空港に来ている。

イクさん(仮名)とおれも15人のお出迎えをする。順調に出てくれば8PMには空港を出発できる、10PMにホテル到着。悪くない。
が、しかし、信じられない出来事が起こった。全員分のスキーが出てこない、スーツケースも出てこない人もいる、大量ロスバケだ。。。

届出を済ませて8:30PM空港出発。
2時間バスに揺られてホテル到着だったが予定よりもかなり早くホテルに着いてしまったのでまだシャワーを浴びている途中だった駐在員ヨシ(仮名)は慌てて飛び出してくる。

ホテルの説明をし、軽く夕食を召し上がってもらって明日9AMの集合時間を告げて解散。
イクさん(仮名)、ヨシ(仮名)と3人でミーティング(なんでこの時ビールを用意しておけないかなぁ~)、外のバス停を確認しておれ達も解散。


<コルチナのホテルロビー&ガイド>


今日は移動で疲れたしこれで寝ようと思ったら「お金を数えるのを手伝って欲しい」byヨシ(仮名)。
カナダ・チーフの時給知ってんのか?(推定30ドル深夜料金別)
リフト券のオーダーやらレンタルスキーのオーダーやらコミッションの計算なんかして寝たのは結局3AM近かった。

まあこれで時差ぼけともおさらばじゃ。


<イタリアの駅②>



<イタリアの駅③>



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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

実はさ、この前の1週間セストリエールで滑ってたんで結構ボロボロに疲れてたんだよ。ミラノ→ベニスの電車のなかなんて目が開けてられなかったくらい。

しっかしそんな眠気を吹き飛ばしてくれたのが後日まで問題となる「大量ロスバケ」。もともとフランクフルトからの飛行機が小さくて載るはずねーんだよ。
これまでも「ロスバケ」は何度もあったけど会社にちゃんと連絡がいってない始末。「しょうがない、これがイタリアだ」とガイドも諦めてたんだと。
そんなもんかねー、こういうのは言ったもん勝ちだと思うぞ。

東京オフィスから航空会社の営業へちゃんと「クレーム」すれば対応は変わってくると思う。言わなければ「それでいい、問題なし」と受け取られるしな。
今回の「大量ロスバケ」では東京へもかなりうるさいくらいに連絡したけれど、東京も忙しいのか「そっち(現地)で対応してくれと」。

東京の許可をもらってイタリアから日本の航空会社営業へ「コンプレイン(苦情)」を言ったらあの航空会社の担当いい加減な対応というか、ナメた態度しやがってテキトーに謝りやがった。
その後この担当者、東京オフィスへ連絡して「現地ガイドから迷惑な電話があった」とか言いやがったみたいで、今度は東京からおれたちにお叱りの電話がきた「何言ったんだ?」って。
東京の言い分(持ちつ持たれつ仲良しな関係)もすげーわかるけど、動いてくれなかったのはそっちだし、そっちの許可ももらってるわけだから、、ねー。

今だから言えるけど、こんなんよ当時は。

カオル欧州遠征2005

2008-01-21 16:32:35 | コルチナ・ダンペッツォ 2005
カオル欧州遠征2005
2005年1月8日から1月30日まで約3週間カナダ・ウィスラーを離れ欧州遠征を敢行。


①週目「カオルと滑ろう企画」inイタリア・セストリエール
②週目「しょうがね~なぁ助けてやるよ」inコルチナ・ダンペッツォ
③週目『カオル企画』inツエルマット

立て続けに3箇所、3ツアーアテンド。
これまでの培った経験と勘、勉強と人脈を活かし最高の時間を過ごす。


一方ウィスラーには新人5人と2年生シゲル(仮名)を残したものの気の緩みから出るミスを連発、挙句連日の大雨でゲレンデコンディションは過去40年で最悪。


これから毎年欧州遠征には出て行くので秋にはKarlのスケジュールをCHECK IT OUT!


ウィスラーで会えないかも


欧州で会えるかも(嬉)!! 


<水の都・ベニス①>



<水の都・ベニス②>




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2008年2月1日よりイタリア・コルチナダンペッツォへ
当時(05年)の旅記(たびき)を再連載

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ただ単に再放送しても面白くないので今だから言える・・・

実はさ、この05年からバンクーバーオフィスなくなって、ボスだったMさん(仮名)もいなくなったんだ。おれがトップの責任者だ。

そんで2年生1人、新人6人残して3週間留守にしたらおれに何の連絡もなしに抜き打ちで、東京から視察(ダメだし係)が来たんだよ。後輩たちはお正月の繁忙期を乗り越えたからか、気の緩みからくる単純ミスを連発。ヨーロッパで添乗してるオレのとこまで視察(ダメだし係)から「どうなってるんですか、このスタッフ達は(怒)?」ってメールが届く始末。

カナダに戻ってミーティング開いて、ひとり解雇して、始末書東京に提出したり大変だった。「ヨーロッパなめんなよ」のGM(当時)からもすげー怒られて「もう2度と3週間も留守にするな」ってお叱りを受けたさ。

でもおれも懲りないね、翌年(06年)ベルビエ、シャモニー&ツエルマットでまた3週間留守にしてみた。

今だから言えるるけど、この3週間って実は帰ってからが本当に大変だったんだよ。