孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

カオルとセストリエール vol.8

2006-05-05 14:10:52 | セストリエール 2005
1/15  最終日

いつも通りの朝。クラウディアにラテ・マッキャートをもらう。タマゴ多めパン2つ。
パッキングも昨晩のうちに終わっていたので余裕の出発。
バスの中でなをみさんとたくさん話せた。セストリエールで一度だけ一緒にピッツェリア行っただけだったのでここで話せてよかった。
夏は添乗員、冬は現地ガイドの2つの顔を持つなをみさんとの話は面白い。

12:55 ミラノ中央駅でベニス行きの列車に乗らなければならないおれは予定よりも遅く空港に着こうとしているバスに焦りを感じ始める。
マルペンサ空港が見え始める。バスの中で最後の挨拶もをする「また一緒に滑りましょう。」これがおれの締めの言葉である。

マルペンサ空港⇒ミラノ中央駅へのバスへ乗り込む。しかしなかな出発しない、人数待ちだ。
なかなか出発しない、かなり焦り始める。TAXIにするべきだろうかでも料金が3倍だ、どうする・・・「あと3分だけ待とう。」と決めた瞬間にバスが走り出す。ふーーー。
ミラノ中央駅に到着、「ベニス行き・チサルピーノ(全車指定席)」を発見!指定座席も見つかりホっとする。

欧州に来て1週間が過ぎた。
1本目のツアーが終わった。とにかく雪がなくてビックリした、そして時差ぼけに苦労している。
毎日アタマにくるくらいの青空快晴、無風で一度もネックウォーマーをしなかった。そして毎日昼食時にはテラスでワインを飲むことができた。
「こんな感じがイタリアンスキーかなぁ」と思ったりした。

午前中しっかり滑って早めのランチでゆっくり食事を楽しむ。
サトウさんグループの皆さんにはピッタリのだったのではないかと思う。

実は今回専属ガイドと相部屋のお礼にとデジタルカメラのプレゼントを頂きました。
どうもありがとうございます。
たくさん写真を撮りました、送らせていただきます。

あっという間のとても楽しい1週間でした。
また一緒に滑りましょう。

サトウさんグループの皆さま(順不同敬称略)

サトウ タケヒサ
ホッタ ユウジ
スズキ アキヒロ
スズキ ヨウコ
ヤシロ チズコ
ヤマグチ ケイコ
モリ マサコ
イナバ ユウコ
タシロ ナオコ

以上9名
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カオルとセストリエール vol.7

2006-05-05 14:07:38 | セストリエール 2005
1/14 トリノ観光

セストリエール最終日はみんなでトリの観光へ。
タケヒサさんアキさんホッタさんは最後まで雪への希望を捨てず「雪が降ったら滑りに行く」といっていたけれど昨日までも快晴、今日は超快晴と言うことで気分も新たに皆でトリ ノ観光へいざ出発ということに決定。

しかし問題が発生。
昨日スポーツセンターでスカッシュ&ジャグジーで身体をリフレッシュしたはずのなをみさんが再び体調不良とのこと。「無理すれば行ける」と言い張るなをみさん、「無理はしな くていい」となだめるカオル。
しかし「なをみさんが一緒だから今日は楽しいトリノ観光」とまるっきりお客さん気分でいたので、まるで事前準備をしていなかった、なをみさんから借りた本でバスの中猛勉強を 始める。

観光地の名さえも「サクラデ・・・」と後が続かない。本をちらり「サクラデサンミケーレ」とやり過ごす。
途中、イタリア人観光ガイドMs.ミレーラと合流。
ここイタリアでは国家資格を持ったガイドでなければ観光ガイドをしてはいけない。当然おれもできない。
ところかわればルールも変わる。Ms.ミレーナはこの道うん十年の大ベテランである。

トリノ生まれの才女で20歳ころから語学に興味を持ち大学で英語を勉強、その後2年間スペインで過ごしスペイン語に精通し、それから独学でフランス語を学んで今では母国語のイ タリア語を含む4カ国語を自由自在に操るのである。
そんなミレーナは「私日本語は話せないの、ごめんなさい」と気さくに笑って話してくれる、大変面倒見の良い好感の持てる女性でる。

先ずはスーザの町を通りながら「ぶらぶらぶらぶらぶら~~~~~~」と軽快に話を進めて行くミレーナ、必死にメモを取るカオル。そしてマイクを渡され超訳するカオル。
そしてこのトリノ観光の目玉のひとつでもある「サクラデサンミケーレ」へ到着、更に細かい案内をしてくれるミレーナ、超訳をするカオル。

なをみさんから借りてきた本で予習できたことでなんとか救われる。
ビエモンテ、サボイ、イタリア統一がなんとなく繋がりストーリーが見える、そして超訳を続けるカオル。

サンミケーレも終わり車を走らせ続けトリノ郊外へ。
小高い丘「カプチーノの丘」からトリノの町を一望する。
山からきた我々には空気が汚く感じる。町の空も排気ガスのせいで黒く曇っている。たても素晴らしい建物が並んでいるがこれでは台無しだ。都市中心部へと移動し、下車、昼食だ 。
下車時にスーツケースのカギが落ちたとひと騒動起きる。

昼食のカフェは大変雰囲気も良くお洒落で味もばっちり、そしてなにより量が調度良くホッとする。
しかし1:30PMに着いた我らはレストランの混雑ピーク時にドンピシャリとはまり思いがけず時間を費やすことになる。
精算も済んだのに最後のコーヒーが出てこない「まだかーまだかー」時間ばかりが気になる。

3PMの王宮見学時間に少し遅れて到着。我々だけの王宮見学ツアーだったので特に罰もなくツアースタート。
写真は一切禁止。
これは是非みんなにも見せたい、見てもらいたいと思うものばかり。写真がないのが非常に残念。

王宮見学の後は自由時間。
美味しいチョコレートを捜し求める人、トリノはセリエAユベントスの本拠地なのでユベントスグッズを探しにいく人、高級ブティックが並ぶ街に買い物に行く人さまざまだ。
そんな中自分は明日のミラノ⇒ベニスの移動に使う電車の切符をGETとするという重大な任務を遂行していた。
ミレーラには「明日買えばじゃいいじゃん」と言われたけれど切符を 先に持っておくと大きく余裕が持てるんだよ、だから今日買う事にしてる。
ミレーラも解ってくれて「すぐそこに旅行代理店があるから行こう」と連れて行ってくれた。行きずりでオオサワさん達も一緒に行ってもらっちゃいました。私用に付き合ってもら ってスイマセン。

トリノの街は予想に反してとても素晴らしかったです。
その昔イタリアの首都だった場所なだけあり歴史を強く感じさせられるところでありながらアーケードには高級ブティックやレストランもお洒落で最高最新のものが並んでいた。
「 車の町でしょー、ショッパイって」と思い込んでいた自分はこの街のも凄さにショックを受けてしまった。そしてまた今度ゆっくりと訪れてみたいお気に入りの街となりました。

オオサワさんたちと一緒にコーヒーを飲み、ちょっと遅れ気味に集合時間へバスに到着。いるんだよねーこーゆー人集合時間に遅れてくる人嫌だ嫌だ。すいませんホントに。
これで無事にトリノ市内観光が終わりセストリエールへの帰路につく。これで終わっちゃうんだ・・・

最後の晩餐もホテル・ミラモンティの美味しい食事。
サトウさんの提案でこのスキー旅行でのハプニングベストファイブを発表する事になった。

第5位 モリさんのJ-バー11番柱での滑落。

第4位 J-バー5回連続乗れず。

第3位 ヤマグチさん、ナオコさん中間駅で途中下車。

第2位 モリマサコさんトリノで鍵紛失事件。

第1位 ナオコさんダウンヒルコースでコース外へ。

この他にもたくさんのアクシデント・エピソードを残しこの旅も終わりを迎えようとしている。
明日は朝8時10分に集合・出発。寝坊と忘れ物には十分注意すること。
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カオルとセストリエール vol.6

2006-05-05 14:02:14 | セストリエール 2005
1/13 メイン会場再び。

2006年冬季オリンピック雪上種目のメイン会場はここセストリエール。セストリエールもひとつの山でなく2つの山からなるスキー場である。
今日は前回滑らなかった男子ダウンヒルコースを滑ることが一番の目的。

先ずは足慣らしを1本済ませ、スラロームレースバーンの脇へ近づく、固い。相変わらずバーン固い。圧雪もしっかりきいているのでスケートリンク並みにかちんかちんのつるつる になっている、大丈夫かぁ?
とりあえず滑ってみるがかなりあぶなっかしく振り返ると皆もこのつるつるにてこずっている。見てるこっちもヒヤヒヤする。このバーンからはすぐに撤退しよう。

J-バーを乗り継いで隣の山へ移動。こっちは南斜面で日当たりもよくさっきのレースコースバーと比べても格段に滑り易すく皆も安心して滑ることができる「気持ちいい~!!」。
このリフト後がいよいよオリンピックダウンヒルコースだ、行ってみよう。
圧雪のきいた鋭いコースが続く、こりゃあすごい。
ウィスラーのダウンヒルコースも直角に90度曲がらされるところが2箇所ありかなりテクニカルだけれど平均斜度は間違いなくこっちの方が上だ。おっかねー。

一気にダウンヒルコースを滑ってみようと思ったけれど、これは大変だ。安全確保を第一に止まる場所にも十分注意しなくてはならない。
これだけ斜面が急でコースも固い場合止まっている自分へ突っ込まれる恐れがある、皆を見ているこっちもかなりドキドキしている。

急斜面での足慣らしも済んだ、なんだか今日はナオコさんの調子がとても良さそうだ、後ろを振り返ると必ずピタッとナオコさんがいる。
これはこれはスミマセンでした、ゆっくり滑らせてしまいました。更にスピードアップ!それでもやっぱりナオコさんはすぐ後ろにいる。 あれれれれオレに並んだ・・・ 
あれれ れれれオレも追い越されちゃった・・・ひょっとしてこれって暴走・・・?
「ナオコさんはスピードに強いから大丈夫、大丈夫」と思っていた瞬間信じられない光景が!!!

コースは左へカーブしているのにナオコさんは直進を続け進入禁止のロープをまるでゴールのテープのように切って両手を空に高く突き上げ突っ込んでいく。
「あ”~~~」声にな らない悲鳴を上げるカオル、かなりの絶叫。
しかし後続のメンバーたちは自分自身のスキーに酔いしれていたのかこの様子をまるっきり見ていない。
「サトウさん、ナオコさんが!」と叫んだ時ナオコさんが平気な顔してヒョコヒョコとコースへ戻ってきた。

心配するカオル、平然としているナオコさん、両極端である。
「オーバースピードになって曲がれなくなったから進入禁止のロープを掴んで止まろうと思った」って、そりゃあ無茶でしょう。
怪我なくて良かった良かった。

ドキドキのオリンピックダウンヒルコース滑降は今までで一番しっかり雪がついていて板には優しかったけどメイン会場ということもあるのかとても混んでいる。

今日は山頂にあるレストランでランチ。
室内の大きなガラス窓のあるところがオススメの場所である。
ビール、ワイン、チーズ、パスタ、サンドイッチ、ポテト2200メートルでの宴会である。
お酒も入り気分の良くなった午後にはもう一本ダウンヒルコースをやっつけてみる。
ホテルのある方へ移動を開始し、酔いもあり連日の疲れもあるし、酷使し続けたスキーをチューンナップ出す必要があるので「早上がり」を決める。

アキさんのビデオカメラで皆を撮影しようと思ったら「バッテリーを交換してください」マークが点灯してしまい、誰一人として撮影できずに断念。
最後の一本を気持ちよく滑り今回のセストリエールのスキー旅行の部門を無事に終了する。無事を祝って皆で記念撮影。

実際もっと雪があればいいと思うことが多かったけれど全てのエリアは滑走できた。
連日素晴らしい晴天に恵まれ、これ以上を望んだらバチが当たりそうな気さえした。
日ごろの行いの賜物である。

スキー後はジャグジーと決め込んでいた。
近所のスポーツセンターへなをみさんとヤマグチさんとナオコさんと出掛けて行った。
1時間半くらいジャグジーでのんびりした。身体も温まったしほぐれたぁーまた明日から頑張るぞー!リフレッシュだ。
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カオルとセストリエール vol.5

2006-05-05 14:00:07 | セストリエール 2005
1/12 クラビエール
8:45AM バスに乗り込みクラビエールスキー場へ出発。
短いリフト3本とJ-バー1本を乗り継いで2293メートルへ到達。
なをみさんがアクシデントに見舞われなをみさんのガンガンチーム5名も一緒にご案内。

カオルチームで滑ってもらう時のお約束。
@女子を前で滑らせてあげて下さい。もし女性が転んでしまったらサッと近づき白馬の王子様のように優しく抱き起こしてあげてください。*仲の良いリピーターの方にはテールを お願いします。

今日もお約束通り女子から滑ってもらったんだけれど、ハマノさんとこのミオさんの早いこと早いこと。振り返るといつも後ろにピタッと付いてくれるんで嬉しくて嬉しくて更にス ピードアップ!
「スロー」の看板の先はゆっくり滑らないととんでもない目に遭うとふたりでちゃんと確認したのにまた同じように突っ込んで滑ってスキーをガリガリいわせて学習能力のなさを露 呈してしまったけれどすげー楽しかった。
また一緒に滑りましょう。 11AM なをみさん到着。

ここから滑り疲れた順番にレストランへ休憩に入るいつもの形へ。
とっても素晴らしい景色を楽しめるビアレストランを持つ丸太小屋のレストラン。3本滑った頃には皆レストランへ集合したのだけれど一人だけ不満気な気持ちのままレストランへ 入る人がいる・・・ イナバさんだ。
何故ならリフトの中間駅でストックを折ってしまったのだ、しかも両ストックお揃いで。久しぶりに中間駅のあるリフトに乗った、それにしても初日のヤマグチさん、ナオコさんに 続き中間駅ではよく問題が起こるものだ。

今日ものんびり、たっぷりランチをを取り午後は長めのやつを2本やってストックが折れてしまった人もいるので早めの家路に着く。これで2:30pmのバスに乗れるはず。。。 
チサ ーノという町(村?)からリフト3本、J-バー1本乗り継いできた訳だけど帰り道も果てしなく長い。特に最後のほぼ平らな林道を通るのでつまらないし、疲れる。
標高差700メートルを20キロメートルは滑ったんじゃないかという感じで皆もおれも大ブーイングだった。

なをみさん達は1時間後の3:30pmのバスにギリギリ乗り込んだらしい。おれがホテルの部屋で中田英寿のフィオレンティーナの試合を見ていたら「今どこ?」って電話があった。
バ ス乗るの時間的に結構やばかったようだ。

なおみさんが戻ってきて一緒にグランドホテル(4星)を見に行った。途中グラッパ(高アルコール酒)酒屋に寄ってお土産を購入。
おれの宿泊してるミラモンティは3星、食事の美味しさと家庭的な温かいサービスが売り。グランドホテルは4星、ロビーのインテリアはしっかりしているし部屋の雰囲気も作りも 良い、だがスタッフの対応がイマイチ。
うちのスタッフのほとんどがミラモンティの方が好きと答える。 食事の良さももちろんだがホテルスタッフの家族的な温かいサービスが良 いという事だろう。
1週間滞在するわけだから気持ちよく過ごしたいと思うのは当然。スタッフのロッコ、マルコ、(ザビエル改め)クリスチャン、パオリーナ、クラウディア本当に素晴らしいもてな しをしてくれた、どうもありがとう。

カネコさんがグランドホテルへ宿泊している。お部屋へちょっとお邪魔させてもらって一杯飲ませてもらう、それからミラモンティへ戻り夕食をとった。
そろそろ本気でしんどくなってきた。トマトとチーズのヘビーな食事、なんだか飲む量も減ってきた感じがする。

明日はスキー最終日(滑走5日目)。セストリエールで思いっきり滑ろう。それにしても雪が降りそうな気配が全くない、ゼロだ。
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カオルとセストリエール vol.4

2006-05-05 13:52:55 | セストリエール 2005
1/11 また眠れない。

昨晩は歯磨きしながら力尽きその姿を見られ大笑いされながらベッドへもぐりこんだ、10PM。
2:30AMナゼか目が覚める。
眠れなーい、眠れなーい、眠れなーいベッドの中でかなり粘ってみたが眠れないのでバンクーバーへ電話をしてみる、あーやっぱり眠れない。時差ぼけだ。

モンジュネーブルへ

タクシーでイタリアから国境を越えてフランスのスキー場「モンジュネーブル」へ遠足へ行く。
片道30分、くねくねした道を車が走っていく。8人乗りの大型タクシーに乗り込んで軽快に出発したのだけれど、ドライバーの口からものすごいものが出ている。

ものすごいものとは・・・「昨日の酒とニンニク臭」。このドライバーもおれ達同様に楽しく美味しく飲んだのだろう、けれどこの臭いは尋常じゃない!
車外で軽く挨拶しただけでも鼻が曲がりそうなほど臭ってきた。
それをこの密閉された箱(タクシー)の中で30分も我慢しなくてはならないハメになった我ら。これは拷問だ。

モンジュネーブルスキー場のエリアは2つあり、町を挟んで対面どうしに大きな斜面が広がっていると言う感じのスキー場だ。さっそくメインゴンドラに乗り込み山頂へと向かう。
今日もばっちり快晴。昨日までイタリア側から見ていた山々の景色を今日は反対側から(フランス側から)見渡すことができる、ホッとため息がでる。
「さあ滑り出すぞー」というところでゲレンデに散乱している小石郡に襲われ、20メートル程スキーを脱ぎゲレンデを下山する。

雪のしっかりついているコースを選択し快調に滑り始める。
う~ん今日も最高!
もう一度同じリフトに乗り、スキーを外して20メートル歩きコブらしき斜面にチャレンジする。
ここからどんどん人が減っていく。

この時点で11:15AM、リフト乗り場付近のレストランには気持ちの良さそうなテラスもある。
5人/9人がレストランに入る。

4人/9人でさあ、もう1本。
別ルートを滑りレストラン前に到着。

同じく4人/9人でさあ、もう1本。
長いきれいに均されているコースをクルージングしてレストラン前に到着。

3人/9人でさあ、もう1本。
最後は当然まだ滑っていないコブあり、トラバースあり、ツリーランありのアドベンチャーコースを滑る。滑り終えると3人/9人が皆レストランへ。
これで9人/9人全員そろった。

レストランに入ると我々飲兵衛チームとは別にキダさんもいた。ご挨拶させてもらうと04シーズン1/31~ウィスラーへ遊びにきてくれたと言うことだった。
1/31~か、、べっくねーちゃんやさそうさんが遊びに来てくれていた週だ。特殊学級の面々が来ていた時じゃよほどのインパクトがないと申し分けないけど覚えていられない。ごめんなさい。
今日はおフランス。フランスワインとスープとパスタを美味しく頂く。

午後はフランスとイタリアの国境を目指して出発。
雪が十分ではないので国境自体をスキーで滑って渡る事は出来ないのだけれど、それでも雰囲気はばっちりで日本では出来ないことがここではできて嬉しい。

「あれがセストリエールの町です。」ここからもクラブメッドの高い建物がよく見える。
パスポートを出して皆で記念撮影。

ここからモンジュネーブルの町へのコースが圧巻だった。
長くてびっちりとグルームの効いたコースが続く。モンジュネーブルの町へ着いた時には皆ヘトヘトだったけれどもあの爽快感はなかなか他では味わえない。

タクシー時間の3PMまでまだ余裕があったのでもう1本滑りに行く。
ここはフランス、2006年のオリンピック会場ではないけれど1番きれいに均されていて滑って見たいコースはやっぱりレースバーンだった。

リフトから降りてコースの一番上に立とうとした瞬間、足元が雪じゃなくて氷なことに気が付いたけれどそれはもう遅かった。どうすることも出来ずにすって~んと転び滑落スター ト。
やばい、やばいどこまで落とされるんだーと思った瞬間雪の吹き溜まりがやってきた、まだあまりスピードがついてなかったのでここで止まることができ、ほっ。

すぐに立ち上がりくるっと後ろに振り返り平静を装いながら「真ん中はカリンカリンだから両端をすべりましょうー!」大声で叫ぶ。
けれど真ん中で足元もすくわれて滑落し始めるヤマグチさん。
ヤマグチさん、貴方の滑落を見た時身の毛が逆立ちました。幸運にもすぐに止まり無事に滑りきりましたが、本気でビビってました。

今日も全員無事に滑り終わったということで記念写真をパチリ。
帰りのドライバーはニンニクドライバーではなかったので安心して乗れる。

昨晩は4時間しか眠れなかったので、もう限界部屋に戻ったらバタンキュー(ホントはこれがいけない)。
ディナーはみんなの胃がもう限界。いくら美味しくてもトマトとチーズの味じゃ飽きちゃうよ。しっかり食べているのはホッタさんただ1人だけ。

今日で半分終わったけれどみんなの胃は大丈夫か?体調は大丈夫か?
そして今日(1/11)も2AMに目覚めてしまったおれお時差ぼけはいつ解消されるのだろうか?
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カオルとセストリエール vol.3

2006-05-05 10:19:06 | セストリエール 2005
1/10 眠れない。

夕方と夜、ヘンな時間に寝てしまい眠れない嫌な時間を過ごしている。今これを書いているは3:30AM。困ったものだ、4AMには寝よう。

7:30AM、サトウさんの部屋へのノックで目を覚ます。
シャワーを浴びて朝食だ。
今日はセストリエールからシャトルバスに乗って「サンシカリオ」スキー場へ行く予定。
オリンピック女子ダウンヒルコースがある場所でガッツリ滑るのに向いているスキー場だ。
30分のバス移動でサンスシカリオへ到着。
雪が十分にあればセウゼドゥルックスも滑り抜けてこれるらしいが今年はまだダメらしい。

先ずはゴンドラでサンシカリオ(1700M)へ移動する。
ゴンドラからボブスレーのコースとバイアスロンの標的が見える。ものすごくオリンピックを身近に感じる事が出来る。
リフトを2本乗り継ぎ、J-バーを乗り終えると2700メートルまで来れる。
この辺りからダウンヒルのコースが始まり、1700メートルのサンシカリオの町まで標高差約1000メートルを滑り降りる、スゲー!

ダウンヒルコースを途中まで降りたところでフレンチアルプスを一望できるとても素敵なカフェがあり、カオル率いるサトウグループ(別名:飲兵衛チーム)は11:15から2時間のた っぷりランチを開始する。
ブーツの具合が良くないカネコ奥様も加わり11名でフレンチアルプスを見ながら青空の下ランチ(酒盛り)が始まった。

「とりあずビール」から始まり赤ワインをデキャンタでぐびぐびやっつける。
ここで活躍したのはカネコ奥様。最初遠慮していたのを「ちょっとだけ」とお誘いしたのだけれど滑るより飲むほうが好きだとわかり飲兵衛チームと意気投合、一緒に2時間お付き 合い頂きました。

かなーりお酒も入り気分も良く「午後はダウンヒルコースを2本やっつける!」と目標を決め滑り出す。
標高差1000メートルのダウンヒルコースは思いほか手強く1本滑り終わった時にはランチであれだけビールやワインを飲んだにも関わらず皆のどが乾ききっていた。

さあ帰ろうかとリフトを降りて集合しているとなをみさんがやってきて「ダウンヒルコースのゲートを外しているから1本滑っておいで!」。 
そりゃあ行かなきゃ、ゲートがどい てるなら思いっきりコースの真ん中滑れるし行かなくちゃ駄目でしょう!! 
なをみさん率いるガンガンチームの精鋭と飲兵衛チームの有志でもう一度リフトで上がっていくことに 決定、さあ滑るぞ!

みんなのテンションも高い。コースの上に立ち「さあ一気に行きましょう!!!」
スタートするとほとんど曲がらずに滑り降りていく、どんどんスピードがでてくる。恐ろしいほどのスピードを出しながら我ら10人鉄砲玉みたいに滑り降りて行く。

いや~この1本ホントに気持ち良かった。
イタリアに来て快心の1本だと思えた。

14:35のバスめがけてなかなか思い通りに進まず、最後のキャビン(このキャビンは10分かかる)にのれたのは14:30だった。
お客さん達はのんびり1時間後のバスかぁ~なんて言 っていたけどおれは「なをみさんがなんとかしてくれるはず」とみんなに言っていた。
それでも「1時間後のバスでしょ」って空気が蔓延したそのキャビンからおれ達を乗せてくれるはずのバスがバス停ではなくキャビン下車場所にいるのが見えた!
やっぱりなをみさんだ!最高です、なをみさん。

全員無事にバスに乗り込みドライバーに「グラッツェ・ミーレ(どうもありがとう)」とお礼を言いセストリエールに向けて出発する。
いつもよりも短い滑走時間だったけど最高のランチと仲間とダウンヒルコースのおかげで充実した一日となった。
あー楽しかった。
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カオルとセストリエール vol.2

2006-05-05 10:17:10 | セストリエール 2005
1/9 快晴

7AMに起きてシャワーを浴びて朝食を済ませ8;45のシャトルバスに乗る。
う~~ん、いい天気、快晴だ、いい感じ。

年末から雪が降っていないとは言えここはイタリア、人口降雪機と圧雪技術は世界一。
来年(2006年)のトリノオリンピックのスキー種目メイン会場となるここセストリエールはベースですでに標高2035M。ウィスラーの山頂とあまり変わらない。

スキー場の正面ゲレンデではワールドカップが毎年開催される。
ナイタースラロームが行なわれるバーンがあり、今期のワールドカップでも日本の佐々木明が入賞を果たしている。
必ず滑りたいバーンであるが今日はなにやらイベントがあるらしく一般のお客様は入れてもらえないらしい。

左手奥の斜面にはオリンピック時に使われるダウンヒルのコースがある。ここから見るスタート地点の人々は米粒よりも小さいが、コース全体を見渡せるのが凄い。
これほどの斜度 とそして長い距離に心が躍る、滑りたい。

リフト券を買い、レンタルスキーを済ませ、全員集合、いよいよ滑走開始。
日曜日ということで若干混んでいる気もする。
先ずはメインゲレンデ・セストリエールを滑り始める。

ドキドキしていた。
総勢19名のお客様、昨日まで高熱でうなされていたなをみさんも復活、もっとも興奮しているテールガイドカオルの21名で初滑走。
気候が安定していることもあり隣のスキー場「サウゼデゥルックス」へ移動する。
キャビンへ乗って山越えで移動すするのだけれど風の影響を受けやすく明日以降に行けると言う確約はないし、美味しいピザが食べることができるレストランもあると言うことでサ ウゼドゥルックス行きは満場一致で可決した。

キャビンに乗り込みほっとしたひと時を楽しんでいると中間駅が近づいてくる、終点まで行くのでここでは下りない。が、しかし前のキャビンに乗っていたヤマグチさん、ナオコさ んがキャビンから降りてスキーを担ごうとしている、間違ったのか?何をしようとしているのか?と思っていると今度はあわててキャビンへ戻ろうとする、やっぱり間違えたのか。

しかし今度は戻ることに焦り大慌てになったようでキャビンのスキーラックにスキーを上手く入れられない、スキーを持ったままキャビンへもどろうと試みるがスキーがつかえてキ ャビンにさえも戻れない。大慌てのふたり。
今思い返してもふたりの慌てぶりは笑ってしまう、今日一番の笑いだ。

皆無事にサウゼドゥルックスへ到着し滑走を始める。そしていよいよヨーロッパ名物のJ-バーに乗ることになる。
J-バーとは深い因縁関係にあるモリマサコさん、快調にJ-バーに乗るも途中11番柱で転倒脱落。実はモリさんツエルマットでも2.6kmのT-バーで途中転倒しT-バーに数十メートル 引きずられた経験があるとのこと。今回はリベンジしたいと強い気持ちがあったのだが残念。

サウゼドゥルックスはセストリエールと比べて空いているし、長いコースが多くロングクルージングが楽しめる。なだらかな緩斜面、中斜面からの一枚バーンがあり大きな起伏もあ り斜面変化を楽しんで滑ることもできる。 
ここまで快適で安全性の高い一枚バーンを見たのは初めてだ。これがサウゼドゥルックスの1番の売りだろう。

ランチはピザ、パスタの美味しいレストランで大宴会!とまでいかないまでも10時の休憩がなかったのでビールとワインたっぷりのゆったりランチとなる。
やはりイタリアは凄い、 こんな山奥のスキー場のレストランにこんな美味しいものが用意されている、本当に美味しい。デザートまでしっかり食べて午後の滑りに備える。

1本サウゼドゥルックスを快適に滑り、セストリエールへ戻ることにする。帰りはキャビンの中間駅まで滑り込むことができる、3;30PMセストリエールに到着。
今日もたくさん滑っ たしそろそろ終わりかねぇなんて思っているとオリンピックスラロームコースが開いている!チャーーーンス!!ここはゼヒ滑っておこう。

多少の疲れはあるけれども今日の最後をオリンピックコースで締めくくる。
「佐々木明はここで入賞したのか」「2006年オリンピックを先取りだ」そんな思いで滑り降りていく。しかし固いね、素人にはまともに滑らせてくれない手強いバーンだった、さす がオリンピックコース。

そのままスキーでホテル・ミラモンティ後ろまで滑り降りていく。
4PMホテル到着。希望者と5PMからセストリエールのタウンガイドにでることにする。
スーパーや薬局、お土産屋さん、スポーツショップを案内、するとちょうど日没の時間が近づき とても綺麗な夕焼けを見ることができた。
これを見れただけでもここへ来た価値があるんじゃないかとそんなことを思えるほど綺麗な景色だった。
明日も良い日でありますように。
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カオルとセストリエール vol.1

2006-05-05 10:15:41 | セストリエール 2005
1/8 よく寝た。

バンクーバー⇒トロント⇒ミラノと移動する今回の欧州遠征、カナダから欧州へは近いようで遠い。ウィスラーから考えると20時間以上の移動となる。覚悟はしていたけれど長い。 。。
トロントでアリタリア航空の飛行機に乗ったとたんすんごい睡魔に襲われた。離陸さえも覚えていない。目が覚めたら肘掛に肘をついて口からドバドバヨダレを垂らしながら寝てい るオレがいる。
周りを見るとすでに食事が始まっている、オレももらわなくちゃ。

食事をしたらやっぱり眠くなってしまって、起きた時には同じようにヨダレを流しているオレがいた、そしてまた食事が始まった。
そろそろ着陸だ、7AMのミラノは真っ暗だ。

今日はミラノで観光とショッピング!
10AMにはミラノ観光を開始、知らない土地で地下鉄に乗ったり、慣れないイタリア語でのやりとりには新鮮さと面白さがある。
写真も撮るドゥーモ(大聖堂)、○○○城、サンタマリア○○○、深い歴史を感じる、すごい。

さてショッピング、カナダのバンクーバーと違ってここ「世界のミラノ」はショッピングの街である。クリスマス、年末年始商戦も終わり、どこのお店でもセールが行なわれる。
3PMまでミラノでぶらぶらお買い物。つかれたぁーーー、ミラノ市内からマルペンサ空港(ミラノの空港名)へ向かうバス停で偶然美佐さんご夫妻と出会う。おっどろきの再会だっ たけどとても嬉しい再会だった。
美佐さんたちは相変わらず幸せそうです。 空港でいくさんと合流。日本からくるお客様の出迎えを始める。

今回「カオルと滑ろう企画」が実現したのは、去年(04年)ウィスラーでサトウさんグループと一緒になった時に「12名ぐらい集まったらどこでもご一緒しますよ」と言ったのが始ま りだった。
サトウさんとのお付き合いもかれこれ5年。2000年にウィスラーの遊びに来てくれた時からだ。とにかくよく飲むグループで昼のランチ休憩の時、夕方滑り終わったとき 、夜の食事、2次会とほんとによく飲む皆さんでした。
またリーダーのサトウさんのご自宅がカオルの日本の実家と自転車で10分と離れていなかったことも仲良くなれた大きな要因 のひとつだったかもしれない。

今回のヨーロッパツアーもフランス・バルディゼールとイタリア・セストリエールどっちにしようか何度もグループ会議を重ねた結果だという。
スキーツアーへの思い入れ、期待は 大きい。裏切ってはいけないと全力投球をすることを誓う。

サトウさん達と再会。

マルペンサ空港からセストリエールまではバス移動、3時間半くらいだ。
11PM過ぎ、宿泊するホテルミラモンティに到着。
簡単にホテルを説明しておしまい・・・・と思ったら酒盛りが始まった。やっぱりこうじゃなくちゃサトウさんグループじゃないよな。
これからのイタリアンスキーにサルーテ(乾杯)!!
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『カオルと滑ろう』企画第一弾

2006-05-05 10:10:21 | セストリエール 2005
『カオルと滑ろう』企画第一弾

ウィスラー駐在7年の経験を誇るウィスラーチーフ・カオルと滑るヨーロッパ!

ウィスラーで仲良くなったお客さんやグループの皆様にヨーロッパの魅力を伝えたいと始めたこの企画。
通常の4~5日間の現地スキーガイドだけでなく出発までのご案内、ご相談もそしてスキーガイドはもちろん買い物、食事まで毎日カオルがフルエスコートします。

フランス・バルディゼール、スイス・ツエルマット、イタリア・コルチナダンペッツォ、セストリエール、カナダ・ファーにーをすでに企画・添乗。夏のハイキングガイドとしてスイス・ツエルマット、グリンデルワルト、フランス・シャモニーも経験。

毎年雪の整った1月中旬以降(2月第1週X、3月第1週X)にグループ(12名程度)の方々を世界のスキーリゾートにご案内します。
ヨーロッパスキー・カオルのオススメはスイス・ベルビエ、イタリア・コルチアダンペッツォ!

ご連絡はこちらまで。
k46@mail.goo.ne.jp
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