カオルと聖地ウィスラーVol.29

決戦は金曜日
1/26(Mon)　滑走二日目


食後はP2Pに乗りウィスラーへ移動。




2日続けてウィスラー＆ブラッコムの両山を滑る。
とってもお手軽な両山の移動。すごい贅沢だよね。


ウィスラーに移動してきたところであいちゃんは早上がり（ヒライスタイル）。
このスノーコンディションではやる気が起きないのか？　

ハーモニーのリフトを降りようとしたところでキャットスキーのMr.SHOWNからの電話が入る。



昨日から明日（27日）のキャットスキーについて何度も連絡を取っていた。
午前中にキャットエリアにスタッフを行かせコンディションを確認してくるとのことだった。

ショーンの話ではコンディションは悪くはないが最高ではない。
明日行くのもいいが明日は雪が降ると言っているし、その後も雪が降ると言っている。

そうなると明日ではなくて明後日（28日）、明々後日（29日）などに変更した方が、コンディションは良くなると思うがどうだろう、というものだった。



毎日3時間以上天気予報を見ていたおれは、おれたちの最終滑走日が金曜日であること、もしそこまで日程を動かせるのなら動かしたいこと。

それに関する別費用が発生しないこと、キャットスキー会社にとっても不利益がないことを確認。
キャットスキーは明日ではなく最終日の金曜日とする。決戦は金曜日。





【あの名曲　決戦は金曜日 　『カオル企画』にバッチリな感じで】





今考えられるベストはこれだ。
（後日これがベストチョイスだったと判明する）

カオルと聖地ウィスラーVol.28

シュリンプ（小海老）うどん
1/26(Mon)　滑走二日目




ブラッコムグレイシアを滑りきったところでランチタイムとなる。
グレイシアクリークという名のブラッコムマウンテンにあるレストラン。



レストランに入ると11:30だというのにほぼ満席となっている。なんで？？？
はっはぁ～ん、今日は月曜日でお客さんもいないからレストランの半分を立ち入り禁止にしている。
これじゃあ席が足りなくなる訳だ。
さっそく交渉開始。

レジの若い兄ちゃんに、

カオル「あっちの席（クローズしているテーブル指して）座ってもいい？」

レジ兄「あっちは閉まってるから他で席探して。」

カオル「席がないからきいてんだよ」
　　　「おれ、30人くらいのグループ連れてんだよ、なんとかしてよ」（ホントは10人なのはナイショの方向で）
　　　　「あっち座ってもいいでしょ？」

レジ兄「わかった、自分じゃ判断できないからマネージャーを探してくるよ」

カオル「よろしく」



レジ兄があっち、こっちと探しまわるがマネージャーがみつからない。


カオル「あっち座って待ってていい？」
　　　 とにかく座ってしまえばこっちのもの、と考えてるカオル。


レジ兄がしょうがねーなーという顔でクローズしているテーブルの方をみたその時、
かずお３（仮名）がマネージャーの首根っこを捕まえて「おれたちを座らせろっ（恐）」と交渉していた。


レジ兄「あれがマネージャーだよ、彼女と話して」と、そそくさとおれのもとを離れていく。


カオル「かずお３（仮名）、ありがとう。そのひとマネージャーだって。」

かずお３（仮名）「あとよろしく」

カオル「席なくって困ってんだ、あっち座ってもいいでしょ？」

マネージャー「席は探せばあるわよ、あたしが探してきてあげるから幾つ必要なの？」

カオル「私は日本の旅行会社の者です。私のグループは10名ほどですが他にもまだ30名ほどお客様がいます。」
　　　　「あちら（今開放されているエリア）だけでは席が足りるとは思えません。」
　　　　「できればこちら（今クローズとなっているエリア）の席を使わせていただきたいのですが。」
　　　　ここはあえて慎重に、丁寧に。


マネージャー「・・・・・・」あっちに目をやり、確かに30人もの席がないことを確認すると
　　　　　　「わかったはこっちも使ってちょうだい。」
　　　　　　「だけどあっちの窓に近い席だけにしてくれる？」
　　　　　　「それと他のひとは入れないでちょうだい」
　　　　　　「あと自分達の使った食器は自分達で片付けてね」

カオル「ありがとう」　


カオル「みんなー、こっち座っていいってさぁー」と、
　　　 真ん中の10人が一緒に座れるナがテーブルに陣取る。


我らがクローズエリアに座ったのをみて、カナディアンたちも続々と進入禁止を超えて入ってくる。


そりゃあ、そうだよ。
あんな混雑してるところに空席なんてあるわけないじゃん。
かずお３（仮名）が下交渉しておいてくれたお陰でスンナリと10人分の席を確保できた。
Thanks かずお３（仮名）







ここのハンバーガーはウィスラー＆ブラッコムの山上にあるレストランの中で一番旨いと思う。
「ここのハンバーガーが一番ウマイよ！！」と吹聴したのでほぼ全員がハンバーガーを買ってくる。


カオル「美味しいでしょ？」


と言いつつカオルがランチで食べているのは「シュリンプ（小海老）うどん」。




なんでだよっ！笑

カオルと聖地ウィスラーVol.27

ブラッコムグレイシア
1/26(Mon)　滑走二日目




ツリーランも楽しいけどね、こんな天気の良い日にはブラッコムグレイシアだ！
氷河スキーに行こう。

ショーケースT-バーを降りてからスキーを担いで5分ほど登るとブラッコムマウンテンの裏側へ出て行くことができる。

「これぞ海外スキー！！」ってやつをたっぷりと感じてもらえる場所だ。
こんなだだっ広い場所にリフトも掛かっていない特に規制もない。
ただただスキースロープがあるだけ。
滑ってくスキーヤー、ボーダーがゴマ粒みたいに小さくなっちゃう。


スキーパトロールが安全の為に誘発させたデブリ（雪崩跡）が大きく横たわっている。
デブリって見た目よりも大きくて、すんげー固いんだ。
「間違ってもあっち行かない方がいいよー、気持ち良く滑れないから」
って注意は一応してみたんだけどね。。。


＜雪崩の跡を滑る女子＞


女の子って好奇心旺盛だよね～

「雪崩の上を滑るなんて絶対できないもん」なんていいながらキャーキャーワイワイ言って楽しそうに滑り降りてくる。
わいわいきゃーきゃーいいながら楽しそうに転がっている。そうだね、そんな楽しみ方をしてもいいんだよね。
楽しみ方は自由だよ。この自由がスキーの本当の意味での楽しさだよ。



＜写真左側がデブリ（雪崩跡）、右側がコンコース＞

カオルと聖地ウィスラーVol.26

気温ー18度、体感気温－30℃
1/26(Mon)　滑走二日目


8:30ホテル前集合。

エクスカリバーゴンドラでブラッコムマウンテンへ。
スゲー寒い、昨日以上に寒いんじゃないの。
エクセルレイター、ジャージークリームを乗り継いだら暖を取りにランデブー（レストハウス）へ。
寒くて話になんないよ。


＜バンバン（仮名）のお茶に癒される～＞


バンバン（仮名）が部屋からもってきた熱いお茶を振舞ってくれる。
さすが山男。ふ～～ぅ、身体が温まる。

さあ、今日も思いっきり滑ろう。
気温が低いからね、少しでも温まれるように南斜面のセブンスヘブンエリアへ行くことにする。


セブンス・ヘブン (Seventh Heaven)
「第7番目の天国」は、ムスリム、キリスト教徒、カバラが信じる7つの階層に分かれた天国のうち、最も上の階層を指す。最高位の天使が住むとされる。


＜7番目の天国で必殺のポージング＞


圧雪サイコー！！
圧雪最高なコース、クラウドナイン（意：サイコー）を何本も滑る。
何本もって言ったって1本滑るのにノンストップで滑っても10分も掛かるのがこのクラウドナイン。
整地バーンを得意とする高円寺スキー部の面々がほんっと楽しいそうに滑っている。
対するスキー家族は、、、、、


おれもねー、2000メートル超えたところでどっかツリーに入れないかって探してたんだけど。

・・・・ありません。全然ツリーに入れない。
まきちゃん（仮名）からも「ウィスラーではツリーに入らないの？」
そうだよねー、ロッキーではこれでもかとばかりにツリーばっかり滑ってたからね。

海外スキーの醍醐味を、ウィスラースキーの醍醐味を知ってもらうにはツリーは必需品なんだけど、今の、この状況じゃあ厳しいなあ。。。



＜すんげー寒いけど、景色はホント最高！＞

カオルと聖地ウィスラーVol.25

３日目の朝
1/26(Mon)　滑走二日目


5AM、6AM　寒くて目が覚める。

隣ではかずお３（仮名）も寒そうに毛布に包まりながら寝ている。
暖房で喉をやられないようにあまり高温にしていないので朝方は冷え切っている。
おれももう少し、、、7AMまでは寝よう。



700AM　人参ホットティーを飲んで身体を温めてから朝食会場に向かう。

＜人参イメージ＞


笑顔がまったくない日本人女性スタッフが朝食の支度をしている。
スゴイねー、この無表情は。
カオルの下で働いていたら笑顔の練習からだな。
ホント見せてあげたいよ、表情ナシってある意味スゴイ。




さあ、朝食も食べたし今日も元気に滑りにいくぞーー！

Break 2 ‐‐‐ ちょっと休憩 2

ハルだね～～

今年（08/09）も楽しく滑っています。

ガンガンパウダー滑ったりもしたし、

息子・Luke と滑るのも楽しい。




パウダーガンガン滑った『カオル企画』の詳細は連載している たび記 を引き続きご覧頂くとして、愛息・Luke の滑走を自慢します！！ （笑）





今はツリーラン、エアー そして 片足滑りが楽しいみたい。

来週のウィスラーが今年の滑り納めです。

Break ‐‐‐ ちょっと休憩

イチロー　張本氏超えた！３０８６安打目放つ

すごいね～イチロー　故障から戻ってきたらあっという間だもんなぁ




【このＷＢＣの時は鳥ハダたったよな～～】

「イチローのような侍になって」　端午の節句を前に両親らの願い１位
イチローのようにたくましい“侍”に－。５月５日の端午の節句を前に、人形メーカーの久月（東京）が両親と祖父母に「子どもがどんな男性になってほしいか」を聞いたアンケートで、野球の米大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が１位になった。
久月は「メジャーリーグという厳しい競争社会での活躍が、子への願いと重なったのでは」と分析している。
五月人形などを購入した両親と祖父母計２６７人に、著名人か歴史上の人物の名前で答えてもらった。

２位は坂本龍馬
３位はゴルフの石川遼選手
４位は徳川家康
５位は織田信長

一方、祖母だけの回答ではＳＭＡＰの木村拓哉さんが１位。
歴史上の人物よりもタレントや著名人が上位という結果になり、久月の広報担当者は「おばあちゃんは、比較的現実的なのでしょうか…」と話している。


　　　↑↑↑↑↑↑
どこが現実的なんだ！！！





子どもになってほしい職業ランキング2008
1位 公務員
2位 医師
3位 弁護士
4位 エンジニア
5位 薬剤師
6位 公認会計士
7位 外交官
8位 職人
9位 建築士
10位 音楽家


こっちは夢がないねぇ～
1位が公務員ってなんだ！？

おれはねえ長男・Lukeには宇宙飛行士になって欲しいし、
次男Erickには世界の喜劇王になってもらいたいね！

カオルと聖地ウィスラーVol.24

夢の中へ
1/25(Sun)　第二日目



くじらさん（仮名）、まきちゃん（仮名）、ひめ（仮名）が寝ている。
昨日着いたばかりでたくさん滑ったもんね。
じゃあ食事会はこれでお開きということに。
じゃあこれからジャグジー行こう！！

　
21:30　ジャグジーへ
小悪魔あいちゃん（仮名）のいたずらが炸裂する。
静かにジャグジーを楽しんでいたもーりー（仮名）水もすぐに滴るいいオトコに変身。


あれ～タオルが一枚足りないじゃん。
22:00までのジャグジー、終了時間ギリギリだった為か、備え付けのタオルが一枚足りない。
ハイ、普通なら添乗員でもあるカオルがタオルを調達するなり、タオルなしで我慢するなりするところ。


しかーし、全てを楽しんじゃおうという『カオル企画』はみんなでジャンケン。
タオル争奪ジャンケン大会を即席開催！


次々に勝ち抜ける勇者達。

しかし小悪魔あいちゃん（仮名）に悪戯されてツキにも見放されたのか、このじゃんけんでもーりー（仮名）が負け、タオルなしに。


そんな楽しいジャグジーで心も身体もリラックスして部屋に戻ると。
「212の食器洗い機が大量の水を吐き出して大変なことに！！」
連絡をもらい大急ぎで212へ行ってみると王子（仮名）が大慌てで吐き出された水を拭いている。

水の噴出しはもう止まっているので、こっちの食器洗い機もウチの部屋のと一緒に明日見てもらうことにする。
部屋に戻りフロントに伝える。


明日（1/26）の夕方から雪が降るって天気予報が言っている。
とりあえず信じよう。
信じているから降ってくれ。

おやすみなさい。




無事に滑走1日目＆まきちゃん（仮名）の誕生日会がおわる。

カオルと聖地ウィスラーVol.23

Happy Birthday !!!
1/25(Sun)　滑走一日目


まきちゃん（仮名）の誕生会が始まる。



コンコン。


ケーキを運び入れる準備ができたサインだ。


かずお３（仮名）がササっと部屋の電気を全て消す。


ロウソクが乗った大きなバースデーケーキが登場する。



　
ハッピバースデートゥーユー♪
　ハッピバースデートゥーユー♪
　　ハッピバースデー　ディア　まきちゃ～～～ん（仮名）♪
　　　ハッピバースデートゥーユー♪
　　　　おめでとうーーー！！！



このケーキすごいでしょ？
先ずはこのロウソク。
ケーキが燃えてるみたい。



このとってもアメリカンちっくな見栄えのするケーキもすごいでしょ。
これはなかなか日本じゃみられないよ。




そしてプレゼント１　とっても素敵なドレス。多くは語りません。




プレゼント２　来年（2010年）はここウィスラーで冬季五輪が開催される（正式名称はバンクーバーオリンピックね）。
この帽子はバンクーバーオリンピック公式認定されたこのです。
白い色もまきちゃん（仮名）に似合うでしょ。



さあプレゼント贈呈も終わったのでケーキを食べよう。
王子（仮名）は甘いもの大好きだよね、どんどん食べてね。



バンバン（仮名）、さっきまでの餃子、巻き寿司、カレーを食べていたガツガツさはどこへいってしまったの？
どうやらバンバン（仮名）は甘いものは得意ではないらしい。





＜こんな素敵なドレスです。　しつこいけど、、、＞

カオルと聖地ウィスラーVol.22

派遣村
1/25(Sun)　滑走一日目




部屋に戻るとしぇいこさん（仮名）作まき寿司が出来上がったところだった。
かずお３（仮名）＆あいちゃん（仮名）と餃子を作ってるんだけど、餃子を力強くコネコネ、コネコネしている。
かずお３（仮名）汁注入ってカンジ。

＜特性かずお汁いっぱいのおいしい餃子＞


3人＜あいちゃん（仮名）、しぇいこさん（仮名）、カオル＞で手早く餃子を包む。
遊び心も一緒に包んでおこう！




一方212号室では王子（仮名）が普段はけっしてやらない料理を、カレーを作っていた。
まきちゃん（仮名）がサラダを作ってくれてこれで出来上がり。

先ずは焼きたて餃子が運ばれてきたんだけどバンバン（仮名）始め男性陣が餃子に群がる。
その様はまさに年末に日比谷公園に設置された「派遣村」。


＜炊き出しを美味しそうに食べる派遣村住人イメージ図＞


職を追われ、食うに困った人々が集うあの「派遣村」に酷似していた。
女子4人が派遣村のボランティア。


＜派遣村炊き出し女子ボランティアイメージ図＞


腹が減ってどうしようもない男子は女子が出す食事をむさぼるように食べるのであった。

派遣村だぁ




カレー王子登場。
王子（仮名）のカレー作りがかなり気合入っている。
バンバン（仮名）のご飯炊きもね。
そして王子（仮名）のカレーが振舞われることに！

ウマイ！

すげーウマイ！！


あっという間にみんな1食食べ終わり、再度おかわりをもらいに行く。
そんな姿がやっぱり派遣村（笑）。


＜カレーのおかわりをもらいにく派遣村住人イメージ図＞

餃子も残り少なくなってきた。遊び心たちはどこにいるのやら。
餃子にのど飴を3個入れて遊び心満載で用意してみた。
まだ誰にも当たった様子はなかった。


なんかイヤな予感がしたんだよね、だから2つ食べようとしたのを１つにしたんだけど、、、
何故かカオルが大当たりを引き当ててしまう。全然ダメじゃん。。。


美味しいまき寿司、餃子、カレー、サラダを食べ、落ち着き始めたところで、
あいちゃん（仮名）、しぇいこさん（仮名）、ひめ（仮名）がそっと部屋から出て行く。