JALのドーハ線就航! 観光の魅力と街歩きのコツ
3月31日、JALは同社初の中東路線として羽田~ドーハ線を就航させた。本邦航空会社としても中東への定期便就航は初めてのこと。就航準備を進めたドーハ支店の齋藤裕毅支店長に、現地事情やおすすめ観光スポットを聞いた。
就航までの道のりは困難を極めた。海外で働く場合は事前に就労ビザを取得するのが一般的だが、カタールでは渡航してから申請するという特殊な手順が必要だった。齋藤氏は現地文化に精通した人物のいない中、ノウハウを自ら作りながら準備を進めたという。
ドーハの印象については、砂漠やラクダといったイメージだけでなく、治安が良く近代的な施設と伝統文化が共存していることに感銘を受けたと話す。
早朝到着のJL59便は、日の出とともに暑くなるため、海岸沿いの散歩や街歩きに最適。美術館や博物館、巨大ショッピングモールなどもあり、アーリーチェックインするのもおすすめだ。
観光の定番「デザートサファリ」は、日中だけでなくサンセットや星空観察のプランも用意されている。最終日はプールやゴルフの打ちっぱなしがある空港で過ごすのも良いだろう。
**JL59便:** 羽田(22時50分)発~ドーハ(翌04時40分)着、毎日運航
**JL50便:** ドーハ(07時15分)発~羽田(23時55分)着、毎日運航
ドーハについて行く前に知っておきたいこと
日本との時差: 6時間(JST-6/AST)
ビザ: 事前申請不要、短期滞在なら入国時に30日間のビザを無料取得できる
通貨: カタールリヤル(1QAR=約42円換算、2024年4月現在)
両替: 現地空港またはATMで。基本はクレカ決済(Visa/Mastercard)
水: 飲料水は購入したほうがよい
電源電圧: 240V、50Hz
コンセント形状: BFタイプ
治安: 良好
チップ: 習慣なし
気温と服装: 4月でも昼間は30℃に達する
宗教的注意点: イスラム教圏のため、露出の多い服装は避ける